FlexGrid for WPF(日本語版)が新発売

連結データおよび非連結データを表形式で表示したり、編集したりできるWPF用データグリッドコンポーネントです。
8月 9, 2011
プレスリリース

FlexGrid for WPF(日本語版) FlexGrid for WPFは、連結データおよび非連結データを表形式で表示したり、編集したりできるWPF用データグリッドコンポーネントです。データソースと連結せずにコントロール内でデータを管理できるアンバウンドモード、複数行ヘッダと複数列ヘッダ、固定列と固定行、行や列の並び替えやサイズの自動調整などWindowsフォーム用のFlexGridが備える機能の多くを継承。グリッドコントロールに必要とされる基本機能をしっかりとサポートします。行や列、ヘッダの文字色や背景色などの外観設定は、XAMLを意識することなくプロパティで設定できる手軽さも魅力のひとつです。また、任意のセル範囲をマージできるカスタムマージや、セルの編集時と表示時にそれぞれほかのコントロールの機能を利用することができるカスタムセルなども備え、柔軟なセルレイアウトと操作性の良いデータ入力を実現します。ActiveX時代から「シンプルに使いやすく」をコンセプトとしたFlexGridは、WPFアプリケーションにおいても、強力にグリッド画面の開発をサポートします。

1.0Jの主な特徴

機能/特長

アンバウンドモード
コントロール自身がデータを格納し管理するアンバウンドモードを利用できます。これにより、コーディングで手軽にデータの表示や制御を行え、Excelワークシートのように自由なセルレイアウトのデータ表現が可能です。また、標準データグリッドのようにデータソースと連結してフィールド単位でデータを表現することもできます。

セルのマージ
2つ以上のセルを結合して、1つのセルとして扱うことができます。この機能は、隣り合うセルが同じ値を持つ場合に自動的にセルを結合する「自動マージ」と、任意のセル範囲を自由にマージできる「カスタムマージ」の2種類を提供します。

複数行·複数列のヘッダ
複数行のヘッダと複数列のヘッダをサポートします。また、これらのヘッダに対してもマージが可能なため、視認性が高くわかりやすいレイアウトのグリッドを作成できます。

固定行と固定列
先頭から任意の数の行や列を固定行、固定列として設定し、スクロールしないようにできます。また、固定領域とスクロール可能領域の境目を表す分割線は、色を変更することも可能です。

行·列の移動とサイズの変更
行、または列の並び順を、マウスのドラッグ操作で変更できます。また、行の高さと列の幅を、表示されているデータに合わせて自動的に調整する機能を備えています。

多様な選択モード
セルの選択方法は、単一のセル、セル範囲、単一行、複数行、リストボックスモードの5種類を用意しています。また、選択範囲を囲むラインの表示/非表示の設定や、選択されているセルの背景色を設定することも可能です。

データの集計
同一のデータを持つ行をグループ化してアウトラインツリー形式で表示できます。その際に、グループごとのデータを自動集計して合計値や平均値、データの個数などをグループのヘッダ行に表示させることが可能です。

セルの編集機能
セルの編集には、あらかじめ組み込まれている3タイプのエディタを使用できます。基本となるテキストタイプ、チェックボックスタイプそしてオートコンプリートとデータマップ機能を備えたコンボボックスタイプです。データマップは、コンボボックスリストの各項目に表示用の値とは別に、内部的にキー値を保持できる機能です。

カスタムセル
組み込みのエディタのほかに、任意のコントロールの機能を割り当てる方法も用意しています。たとえば、ComponentOne Studio for WPFのC1MaskedTextBoxコントロールを利用して入力検証を行ったり、C1NumericBoxコントロールのスピンボタンを利用して数値の入力を行ったりできます。さらに、カスタムセルは編集時のセルと表示時のセルの2つに対して、それぞれ異なるコントロールの機能を適用することができます。

印刷
グリッドがページ内に収まりきらない場合に、分割して調整する印刷機能を備えています。また、1ページに収まるように、グリッドを拡大/縮小して表示することも可能です。さらに、各ページに行·列ヘッダを繰り返し表示することや、ページヘッダ/ページフッタを追加することもできます。

ファイルの入出力
CSV(カンマ区切り)形式、TSV(タブ区切り)形式、HTML形式ファイルの入出力に対応します。

FlexGrid for Silverlightとの互換性
FlexGrid for WPFは、FlexGrid for Silverlightと同一の機能を保持し、ソースコードレベルで互換性があります。そのため、両方の環境で開発が必要な場合、一方のFlexGridで作成したコードを、もう一方で流用できるため、よりスムーズに開発を進めることができます。

GrapeCity社について

GrapeCity『グレープ(ぶどう)』は、「いのち」「つながり」「みのり」のシンボル、
『シティ』は、情報空間に存在する目に見えない巨大な「情報頭脳都市」を、そして『クラスター』は、世界に広がるスタッフひとりひとりのつながりを表します。グローバルでリアルタイムな情報網、これがグレープシティの持つパワーの源泉です。日本をヘッドクオーターとし、中国、インド、ベトナム、アメリカ、モンゴルに点在するネットワークが、緊密な連携を行います。核となる仙台の本社社屋が完成したことにより、クラスター会社、そしてスタッフ間のコミュニケーション力がますます高まってまいりました。そのコラボレーションを生かし、グレープシティはこれからも高品質な製品開発とサービスを提供してまいります。

FlexGrid for WPF(日本語版)のスクリーンショット

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