AH PDF Server(日本語版) の新機能

V3.0の新機能(スタンダード・プロフェッショナル)

  • Officeファイル(Word/Excel/PowerPoint/一太郎)からのPDF変換の変換速度を、従来のV2と比較して、おおよそ200%の速度改善を行っております。
  • OfficeファイルからPDF変換に利用するOfficeのバージョンは、従来のOffice 2007、Office 2010に加えて、Office 2003 にも対応いたしました。
  • V2では1タスクに付き出力先フォルダが1つに限定されておりましたが、複数の出力先フォルダが指定が出来るようになりました。
  • フォルダAにはPDF,フォルダBにはJPEG、TIFFといった利用が可能になります。
  • PDFの閲覧制限設定で、指定パス(フォルダパス、URL)以外からの閲覧禁止が設定出来るようになりました。
  • ダイアログ自動応答機能を新規に追加しました。
  • ダイアログ自動応答に、HTMLファイル印刷時の印刷ボタンを登録することで、HTMLファイルの印刷が可能になります。
  • TIFFファイル出力時、V2では圧縮方法が「LZW圧縮」のみでしたが、「JPEG圧縮」「DEFLATE圧縮」「ランレングス圧縮」「CCITT Group4」「CCITT Group3」が設定可能になりました。
  • 出力PDFサイズの指定が可能になりました。入力ファイルサイズが既定のA4サイズより少し大きいためA4サイズに揃えたいといった場合や、サイズがバラバラの入力ファイルを一律任意のサイズに変更したいといった場合に利用できます。
  • 透かし(イメージウォーターマーク)の機能を強化しました。
    • 複数の透かしを入れることができるようになりました。
    • 任意の位置に任意の大きさで透かしを配置することが可能になりました。これにより会社ロゴ入れる等の用途にも利用できます。
    • ビットマップ以外に JPEG/GIF/PNG/TIFF形式のイメージが指定できるようになりました。
    • 後述のカスタマイズ変換と併用すると、ドキュメントごとに異なる透かしを入れることも可能になります。
  • 従来のタスク設定をフォルダ監視に関する設定(新タスク設定)とファイル変換に関する設定(変換設定)に分け、個別に設定できるようになりました。これにより、入力ファイル、出力先フォルダなどの指定(タスク設定)はそのままで、変換設定だけ変更するといったことが簡単にできます。
  • コマンドライン変換では、上記の変換設定だけ指定すればよく、余計なフォルダ監視に関する設定が不要になりました。
  • 変換ファイル名と同じファイル名の変換設定ファイル(拡張子.ini)を事前に作成し入力ファイルと一緒に監視フォルダに置くことで、特定の入力ファイル専用の変換設定を指定することが可能になりました。(カスタマイズ変換)

V2.3の新機能

プロフェッショナル版:

  • 有効期限設定に変換日を基準とした経過日数後の閲覧可能 / 不可能の設定項目を追加。
  • 有効期限設定で、従来は「終了日」設定が必須でしたが、「開始日」だけでも設定可能。
  • 任意のパターンのファイル名を変換から除外可能(変換除外設定)。
  • QRコード設定ツールの手動設定に15個までデータが保存可能。
  • QRコード設定ツールのバッチ処理の出力にラベルマイティ11プレミアムを利用して出力できるような形式(CSVファイル)を追加。
  • コマンドラインからPDF Serverを起動可能。
  • 複数のQRコードが混在するPDFドキュメントで、PDF Server用QRコードが確認出来たページを仕切りページとして分割を行うツール「PDFスプリッタ」を付属。

スタンダード版:

  • Excelファイルの「全シート出力時」に、「シート単位で出力してから1つに結合する」オプションを追加。

V2.2の新機能

プロフェッショナル版:

  • .QRコード作成ツール」追加並びに"QRコードスキャン・QRコード出力機能"の追加。
  • 出力PDFに有効期限を設定する機能の追加
  • リニアライズ(Web表示用に最適化する)機能の追加
  • トリガーファイル(変換完了日時と変換結果)の(指定フォルダへの)出力機能の追加
  • IN/OUTモードの追加(クセロ版のIN/OUTモードをサポートしました)

スタンダート版/プロフェッショナル版共通:

  • JPEG出力の追加
  • PDF/Aの出力追加(PDF/A-1b:長期保存規定のISO19005-1の一部準拠)オフィス/アプリケーション変換のみ利用可能
  • すべての(高圧縮含む)PDFファイルのOCR実行機能の追加。
  • OCRエンジンのバージョンアップ(活字OCR認識ライブラリーのVerを12.01から13.02へ)
  • サーバー側にインストールするMS-OFFICEは2007に加えて2010も選択可能となりました。(AH PDF ServerでMS-OFFICE文書を変換する場合に必要)