WebUI Studio for ASP.NET について

ASP.NET Web 開発のための、先進的なコンポーネント・スイート製品です。

WebUI Studio 2009 for ASP.NET は、Intersoftpt Solutions Corporation の ASP.NET プロダクトを取り込んだ、コンポーネント・スイートとして提供されます。 また、WebUI Studio.NET には、WebGrid Enterprise および、WebCombo.NET、WebInput.NET、WebDesktop.NET、WebTextEditor、WebScheduler.NET、WebTreview.NET、ISDataSource.NET などが含まれます。 WebInput.NET は、Input/Masking/Calendar/Currencyと、WebGrid.NET Enterprise 7 Grid/Data List/TreeView などの機能を提供します。 また、WebTreeView.NET は、TriState CheckBox(check/unchecked/indeterminate)を提供する WebScheduler.NET は、1回のドラッグ&ドロップだけで、リッチでインタラクティブな Scheduling アプリケーションを実現します。 WebUI Studio 2009 for ASP.NET は、堅実なアーキテクチャを実現し、また、個々のプロダクト間を緊密に統合することで、Rich Internet Applications(RIA)開発を促進していきます。 WebUI Studio 2009 for ASP.NET では、あらゆるブラウザ(Internet Explorer、Mozilla Firefox、Opera、Safari、Google Chrome、Gecko based など)と、Visual Studio 2005/2008(VS2005/VS2008)が、完全にサポートされます。

WebUI Studio for ASP.NETには、以下の機能が含まれます

WebScheduler: 数百もの先進的で強力な機能を用いた、リッチでインタラクティブなスケジューリング・アプリケーション構築を、1回のドラッグ&ドロップだけでサポートします。さらに、高速のスケジューリング・コンポーネントである WebScheduler が、TripleLoad テクノロジーにより実現されます。WebScheduler.NET は、まったく制約のない洗練されたアプローチで、スケジューリング・データとデータベース・スキーマをバインドします。 ISDataSource コントロールにプラグインされた WebScheduler により、単一のカプセル内に多数のテーブルをバインドします。

WebTextEditor: WebTextEditor では、基本的なテキスト・フォーマットやスペル・チェックから、メール・マージやファイル・アップロードにいたるまでの豊富な機能が提供されます。 センタライズされたタスク・ペインから、メディア・コレクションや、フォーム・コントロール、そしてテーブル・コンフィグレーションへの迅速なアクセスを実現し、ユーザーが必要とする全ての要素を、簡潔で容易な環境に取り込みます。 WebTextEditor は、Word 2007 ライクなスペル・チェック機能を、Web アプリケーションに提供します。 この統合化されたスペル・チェック機能は、2つのモードを提供します。 まず、スペル・チェックをアクティベイトするために、シンプルにボタンをクリックして、正確な単語を提示するダイアログを操作し、タイプミスを修正することが可能です。 また、拡張されたコンテキスト・メニューを用いて操作することも可能です。 いずれのケースにおいても、WebTextEditor はデスクトップ・エディタの場合と同様に、オンラインにおける高品質コンテントの作成を容易なものに置き換えます。 WebTextEditor には、WebSpellChecker と WebFileUploader が含まれます:

  • WebSpellChecker は、赤い波線を用いた強調表示により、スペル・チェックにおける自然で直観的な方式を導入しています。 ミススペルを修正するためには、個々の単語を右クリックし、表示されたコンテキスト・メニューから正しい単語を選択します。 この方式により、従来からのスペル・チェックと比較して、迅速で容易な操作が実現されます。 赤い波線は、編集に対応する IFRAME だけで、利用が可能となります。
  • WebFileUploader はパネルインターフェイスを導入することで適切なコマンドを手供し、リッチなアップロード・インターフェイスを実現します。 それにより、ファイルの追加と削除、そして、複数ファイルのアップロードや、実行時におけるキャンセルなどが、エンド・ユーザーにより容易かつ簡潔に実行されます。さらに、WebFileUploader には Webfarm も含まれるため、ビルトインされた FileStateServer により、多数のワーカー・リクエストがサポートされます。

WebTreeView: Intersoftpt における最新の ASP.NET サーバー・コントロールにより、階層的なデータ表現の容易な構築が実現されます。 WebTreeView に取り込まれた多数の機能により、個々のデザイン・ニーズを満たすための、カスタマイズに対応した柔軟な環境が実現されます。 WebTreeView に含まれる機能としては、Tristate チェック・ボックスおよび、オンデマンド・ロード、洗練されたドラッグ&ドロップ、標準的なキーボード操作、ノードの展開/縮小時のビルトイン・アニメーションなどが挙げられます。この、豊富な機能を持つコントロールにより、階層的なデータ表現や、ウィンドウ間での操作、そして構造化された操作の構築において、デベロッパーにメリットがもたらされます。

WebGrid Enterprise: WebGrid Enterprise は、ASP.NET Web 開発のための先進的な DataGrid コンポーネントです。 WebGrid Enterprise が提供する包括的な Grid 機能により、エンタープライズ・レベルの階層的な情報の、洗練されたユーザー・インタラクションを用いた配信が可能となり、これまで以上に効果的で生産的な方式による、ユーザー・サイドでの情報処理が実現されます。 そこに含まれる機能としては、Localization Manager および、OnTheFly Postback、Advanced Load on Demand、Exce スタイルのカラム固定などがあげられます。

WebCombo: WebCombo は AJAX ベースのコンボ・ボックス・コンポーネントであり、多数の先進的な入力機能を提供します。 ビルトインのフィルタリング機能を用いることで、ASP.NET 2.0 対応の Web アプリケーションに対して、プロフェッショナルな「オート・コンプリート」入力インターフェイスを、迅速かつ容易に付け加えます。 FlyPostBack ™ という独自の AJAX テクノロジーを用いることで、大規模なデータセットからのフィルタを介したロードの際にも、WebCombo は高性能を維持し続けます。 WebCombo は、宣言型のデータ・バインディングや、 SmartTag アクション・パネル、そして新規の Component Designerといった、多様なデザインタイム機能を加えています。 この新しい WebCombo を利用することで、一切のコード記述を必要とすることなく、迅速かつ容易にデータ・バインディングを実現し、生産性を向上させます。

WebInput: WebInput は、ASP.NET 2.0 Web 開発のための、多彩な機能を提供するマスク入力コンポーネントであり、表示と編集のためのフォーマットや、文字のハイライト表示、バリデーションなどの機能を提供します。 WebInput を用いた入力では、Microsoft Access に似たフォーマット/マスク/バリデーションの機能が提供されます。 WebInput を用いることで、社会保障番号や、電話番号、内線番号といった、リッチで洗練された入力フィールドを、.NET でサポートされるカルチャーに基づいて、Web アプリケーションに提供できます。 Microsoft Access のマスク仕様に合わせて、各種のフォーマットを利用できます。 そのため、Windows 日付入力コントロールに精通しているエンドユーザーは、スピン・コントロールを上下させることで、また、キーボードを用いて日や月の要素を書き換えることで、DateTime エレメントを容易に選択していきます。 WebInput.NET 用いることで、それと同等の機能を  Web アプリケーションに加えることが可能であり、カレンダー・ドロップダウンからの選択も付け加えることができます。 WebInput.NET における通貨の入力に関しても、Microsoft Money 形式の Calculator Editor を利用しているユーザーに対して、洗練された入力機能が提供されます。

WebDesktop: AJAX 対応の Web プレゼンテーション・コンポーネントにより、洗練された「デスクトップ・スタイル」の Web ユーザー・インターフェイスが、プロフェッショナルなレベルで作成されます。 デベロッパーは、デスクトップ・アプリケーションの振舞いとスタイルに対して、同等のリッチな機能を持つエンタープライズ・レベルの Web アプリケーションを作成できます。 WebDesktop.NET のエンドユーザーは、マウスとキーボードによるインタラクションから、強化されたドラッグ&ドロップ能力にいたるまで、今日の一般的なデスクトップ・アプリケーションと同じ、振舞いと表現を利用できます。 なお、WebDesktop には、DesktopManagerや、PaneManager、FlyPostbackManager と AJAX-Manager コンポーネント、WebExplorerPane、Tab、ToolBar、MenuBar、ContextMenu、Notification System、StyleManager、DialogBox、NavPane、Button といった 10種類以上の先進的なコンポーネントが含まれます。

さらに、WebDesktop には、パフォーマンスを改善するための、XmlCompression と CssOptimizer のテクノロジーが組み込まれています。8種類のテクノロジー(TrueShape、ClickAndEdit、ClickAndSelect、TrueFill、TrueDock、HighClarityDesktop、InteractiveDesigner、GenericPersistence)により、Visual Studio 2005 に特化したビジュアルな WYSIWYG エクスペリエンスを用いて、デベロッパーは新しい次元の Web アプリケーション開発を実現していきます。

ISDataSource: ISDataSource は、宣言型のマルチ・テーブル・ビューと階層的なリレーショナル・データセットをサポートする能力を持つ、ASP.NET 2.0 対応のデータソース・コンポーネントです。先進のファイル・サーバー・キャッシングや、キャッシュ・コンフィグレーション、オンデマンド・ロードなどの、一連のユニークな機能が ISDataSource と共に提供されます。 ISDataSource は ASP.NET 2.0 の、これまでのデータ・ソース・コントロールにおける、限界を解消するという意図を持ちます。 直観的で容易な操作の Wizard を用いることで、数回のクリックだけでビジネス・オブジェクトへの接続が実現されます。 それらに加えて、WebGrid Enterprise/WebCombo/ISDataSourc  コンポーネントに対する特殊なサポートにより、標準的な .NET データ・バインド・コントロール環境での利用も可能となります。