XSL Report Designer(日本語版) の新機能

V2.5の新機能

  • 下絵にPDFが使用可能
    レイアウトデザイン時に、既存のPDFを下絵として使えるようになりました。 これによって、既存帳票のPDFと同じデザインのレイアウトを設計することが格段に便利になりました。 下絵に使用したPDFを、背景イメージとしてデータと一緒に出力することも可能です。
  • オブジェクト属性の動的変更
    印刷・PDF出力時に、データの値によってオブジェクトの属性(テキストの色など)を動的に変更することができるようになりました。
  • 文字列関連関数の追加
    従来の文字列操作関数に加え、正規表現によるマッチ関数や置換関数などが追加されました。

V2の新機能

XSLスタイルシートの保存に対応
レイアウト設計データからXSL スタイルシートを生成する機能を追加しました。このXSL スタイルシートは、印刷対象XMLデータを、XSL Report Designer でデザインされたレイアウトを指定したXSL-FOデータに変換するためのスタイルシートです。

操作性の向上
XMLパスの指定や式の挿入など、複雑でわかりづらい設定を、より直感的な操作でできるように、GUIを改定しました。

  • XML構造を表示し、そこから要素をドラッグアンドドロップすることにより、XMLパスを設定
  • 式のダイアログを開き、挿入したい変数名のオブジェクトをクリックするだけで変数名を式に挿入
  • テキストオブジェクトに入力したテキスト内に、複数のXMLパスを配置
  • 新規にプロジェクトを作成する際、設定すべき項目などをナビゲートしながら入力
  • プロパティペインやオブジェクトペインを自由な位置に表示したり、不要な場合は表示しないように設定
  • メニューの項目があちこちに入っていてわかりづらかったのを改定
  • プロパティペインをより見やすく、わかりやすく改定
  • 各ダイアログの「ヘルプ」ボタンで、説明を表示可能
  • ツールバーのカスタマイズが可能

新規追加機能
参照するデータの範囲を拡大、線(セル内、オブジェクト)の機能を追加ほか。

  • TSV/CSVファイルを参照データとして読み込み
  • 水平線・垂直線など、線だけを引くための「ライン」オブジェクトを追加
  • セル内に対角線を引いたり、表内のデータを集計するなど、新しいプロパティを追加
  • XSLスタイルシート保存で、ページ番号出力に対応
  • XSLスタイルシート保存で、四則演算出力に対応