Nevron User Interface Suite for .NET(英語版)
洗練された最新のエンドユーザーインターフェイス用コンポーネントを収録
洗練された最新のエンドユーザーインターフェイス用コンポーネントを収録
Nevron User Interface Suite for .NET は、Visual Studio 2005 および.NET Framework 2.0 を完全にサポートします。 リッチでパワフルなドッキングライブラリ((Enterprise Edition のみ)および、プロフェッショナルのための拡張可能なコマンドバー、広範囲におよぶ Windows Forms フォームのセットなどが含まれ、Windows Forms アプリケーションに対して、最新 GUI のスタンダードとテクノロジーをもたらすように設計されています。 そのスイートには、エンドユーザーのための現代的なプレゼンテーションレイヤの作成を容易にする、数多くのカスタムなコントロールを導入されています。Professional Edition には、コマンドバー、ボタン、カラーツール、コンボボックス、リストボックスなどが含まれます。Visual Studio 2003 と Visual Studio 2005 の双方に互換性のある、コンポーネントが含まれます。
製品全体において最も重要な特質
ドッキングパネル
Nevron User Interface は、パワフルなドッキングライブラリを導入し、最新のWYSIWYG ドッキングのためのスタンダードとテクノロジーを、アプリケーションの中に取り込んでいきます。 前もって定義されたコントロールに含まれる、階層型インターフェイス構造を実現し、ランタイムにおけるビジュアルフィードバックを用いて、それらのドッキングとフローティングおよび、その解除を行なうことができます。 ユニークなツリーベースのレイアウトシステムは、どんな複雑な構造であっても、数行のコードによる表現を実現します。 ドッキングマネージャーは、適切なドッキングエリアを取得するために、他のプロダクトにおける標準的なドッキングの振舞いを凌駕する、先進的なロジックを活用します。Nevron Docking Panels は高度な柔軟性を持ち、また、リッチな機能を提供します。 そのフレームワークは、ネストとされたコンテナだけではなく、フォームごとに多様なドッキングマネージャーをサポートします。 ディフォルトでは、すべての UI 要素は共通の描画機能によりレンダリングされ、すべてのレイアウト操作は共通のレイアウトエンジンにより行なわれ、ドラッグは共通のドラッグハンドラーにより処理されます。マネージャーのレベルにおいて、あるいはドッキングパネルのインスタンスごとに、独自のカスタムオブジェクトにより、すべてのオブジェクトを置き換えることができます。
主要な機能:
ドッキングパネルのドキュメントビュー
Nevron Docking Panels は、3 つのタイプのドキュメントビュースタイル、ドキュメントレイアウトの永続性、 標準的な MDI(Multi Docment Interface) メニュー統合を取り込んだ、完全なドキュメントサポートを提供します。Nevron Docking Panels は、ドキュメントビューの完全なセットを提供する、市場における唯一のライブラリです。 TabbedMdi は --- 最新のVisual Studio タブMDI インターフェイスを、アプリケーションに提供します。 無制限にネストされた、タブグループです。DockManager がエクスポーズする DocumentStyle を経由して、ドキュメントタブストリップを完全に制御します。StandardMdi は --- 適切に設計され、極めてプロフェッショナルに見えるタブドキュメントであっても、必要とされるソリューションに該当しない場合があります。Nevron Docking Panels は、標準的な Windows Forms コントロールと同じMDI を提供します。 適切に設計されたオブジェクトモデルを使って、ドキュメントはタブMDI のビューもしくは、標準的なビューのいずれかを用いて、容易にホストされるでしょう。SingleDocument --- アプリケーションが一度に1 つのドキュメントだけをオープンする状況も必要とされるでしょう。 この場合には、SingleDocument ビュースタイルを使うべきです。 ドキュメントモデルはビルトインのマネージャーおよび、ドキュメントクマネージャーのメンバーと共に提供され、フレームワークに登録された全てのドキュメントを制御します。DocumentManager は大量のイベントをエクスポーズしますが、その中のいくつかはキャンセルが可能であり、カスタムアプリケーション指向のロジックの提供を妨げることはありません。サンプルでは、ドッキング対応パネルの中で、プロパティグリッドを参照してホストするための、3 種類のドキュメントが加えられています。 プロパティグリッドで選択される、DocumentStyle プロパティを活用してください。
ドッキングパネルのMDI メニューマージ
Nevron Docking Panels は、完全なドキュメントサポートを提供します。ドキュメントが最大化されるときの StandardMdi ビューに対応して、ウインドウの復元を可能にするコマンド(メニューバーでホストされた)が必要とされます。 この、INMdiMenuTarget インターフェイスを経由して実装される機能は、独自のカスタムMDI メニューマージを実現します。
ドッキングパネルにおける境界線のサポート
Nevron Docking Panels は、汎用の境界サポートを提供します。 コアである INControlBorderProvider インターフェイスに基づいて、ビジュアルなエディタもしくは、プラグラム制御を用いて、パネルの境界を完全にカスタマイズできます。
ドッキングパネルにおけるレイアウトの永続性
Nevron Diking Panels は、パネル/ドキュメント/スタイルを含めて、レイアウトに対する完全な永続性を提供します。5 種類の永続性に関するフォーマットである、Binary /XML /SOAP /CustomBinary /CustomXML からの選択が可能です。 最後の2 つのフォーマットは、完全にカスタムなものであり、1 つのバージョンから他のバージョンへの、スムースな移行を実現します。 永続性に関する機能は、有効なNDockManager のインスタンスに、NDockingFrameworkState がアタッチされるときに、そのステートをserialize/deserialize することにより、エクスポーズされます。
ドッキングパネルのデザインタイムサポート
デザインタイムの完全なサポートは .NET プラットフォームの下で開発される、あらゆるコンポーネントにとって重要な機能です。 Nevron Docking Panels は、対象となるフォームがランタイムで実行されているかのように、 それと同じ振舞いのエクスペリエンスを用いて、リッチで直観的なデザインタイムサポートを実現します。NDockManager コンポーネントをフォームにドロップし、そのverb を使い、フォームの側にパネルを追加します。Nevron NDockManager は、その System.CodeDom ネームスペースを十分に利用し、ゾーンとパネルに対する完全にカスタムなコード生成を実現します。 そのサンプルは、Windows Forms Designer により作成され、ドックマネージャーによって提供されたCode Dom シリアライゼーションを例証します。
ドッキングパネルのコマンドモデル
Nevron Docking Panels は、フレームワークにシームレスに統合される、拡張可能なコマンドモデルを提供し、グローバルなタスクとメソッドを定義し、そのためのキーボードショートカット指定を実現します。NDockManager は、コマンドマネージャーとしての役割を果たす、新しいNDockingFrameworkCommander オブジェクトをエクスポーズします。 また、NextDocument や、NextPanel 、CloseDocument などの、事前に定義されたコマンドを取り込み、また、独自のカスタムコマンドの登録も実現します。 それぞれのコマンドに対して、多数のショートカットコンビネーション(Ctrl +TAB と Ctrl+F6 の双方を、ショートカットとして割り当てたNextDocument コマンドなど)を割り当てることも可能です。Executed イベントにフックするためには、NDockingFrameworkCommand クラスからの継承を行ない、その ExecuteCore メソッドをオーバーライドする方式と、ディフォルトのコマンドを作成する方式があります。
ドッキングパネルのAuto Hide サポート
Nevron Docking Panels は、"Auto Hide" と呼ばれる機能を提供し、あらゆるルートコンテナのエッジに、パネルをピン止めできるようにします。 パネルが自動的に隠されるとき、それはタブストリップ内のタブと結び付けられ、エンドユーザーがタブをフーバーあるいはセレクトするときだけ、表示を行なうようにします。
ドッキングパネルのWYSIWYG ドッキングヒント
この製品のドッキングフレームは、ヒントの生成に際して、ドロップ後にパネルが占有する正確な境界が計算されるという、ユニークな特徴を提供します。この方式により、エンドユーザーが行なおうとしていることが、完全に把握されます。
ドッキングパネルの半透明処理
リバーシブルなフレームあるいは半透明のフィルを用いて、パネルをドラッグする際に表示される、好みのヒントを指定できます。 半透明のフィルを生成するときには、使用されるカラーとアルファ値をセレクトします。
ドッキングパネルのスティッカーとテンプレート
Visual Studio 2005 に最初に導入されるときに、この直観的なドッキングスティッカーが機能することで、パネルがドックされるエリアがビジュアルに表現され、エンドユーザーによる容易な選択を実現します。Nevron Docking Panels は、この機能を単に提供するだけではなく大幅に拡張して、スティッカーの外観に対する完全な制御を、DockingStickerTemplate オブジェクトを経由して実現します。 このフレームワークは、前もって定義された16 種類のテンプレートと共に出荷されますが、有名な「Squares 」と「Diamonds 」だけではなく、プロフェッショナルな外観の際立ったドッキングパネルを提供するための、新規のデザインも含まれます。
注記 : 上記の「firts 」は、「first 」の間違いとして解釈しています。
サービス
このドッキングフレームワークにおいて、分離された個々のオブジェクト(サービス)により、その制御が行なわれることは最も重要な特徴です。それらのオブジェクトとは、NDockingHintService と NHitTestService のことです。 これらのオブジェクトを、マネージャーのRegisterService メソッドを使って、独自のカスタムメソッドに置き換えることも可能です。
外観のスタイル
さらに容易なカスタマイズを実現するために、ビジュアルな表現における全てのアスペクトは、オブジェクト(スタイル)の中にグループ化されます。INStyleComposite のインスタンスにストアされる全てのスタイルは、NDockManager のメンバーです。 それらのディフォルトスタイルでさえ、独自のカスタムなスタイルで置き換えられます。NDockManager により提供されるスタイルを、以下に示します :
パネルのLock/Unlock
NDockManager は、シンプルにLockPanels メソッドを呼び出すだけで、パネル上の全てのビジュアル機能(ドラッグや、ボタンのキャプション)をロックできます。
コマンドバー
Nevron Command Bars は、スクラッチで全面的に作成された、洗練されたメニューとツールバーを提供します。 フレームワークは、どんな複雑なロジックであっても容易に実装するために、すべてのコマンドバーにまたがるAPI を用いて、一貫性を持ったリッチな機能を共有していきます。 それぞれのアスペクトにおけるビジュアル表現において、コアとなる Nevron UI をベースにした全てのコマンドバーの描画ロジックが、プロフェッショナルな外観とカスタマイズへの完全な対応を実現していきます。 リッチなデザインタイムサポートが、最新のMS Office 2003 のようなメニューやツールバーの作成を、Dock/Undock/Redock 機能を用いて実現します。
主要な特徴: