C++言語対応が改善されたCLion 2016.1

新バージョンは可変長引数テンプレートに対応。
3月 18, 2016
新機能リリース

CLionは、完全に統合されたC/C++開発環境です。 スマートエディタ、コード品質管理、自動リファクタリング、CMakeビルドシステムとの深い統合により、生産性を向上できます。

バージョン2016.1の特長

C++11言語のサポート

  • 可変長引数テンプレート - CLion 2016.1のC++パーサーで可変長引数テンプレートが使用できるようになりました。
  • Quick Documentationの改善 - Quick Documentation(Ctrl+Q)のポップアップに、ラムダ式、名前空間エイリアス、明示的インスタンス化、参照された型へのリンクが表示されるようになりました。

コードの生成

  • 定義の作成- 新しいアクション(Shift+Ctrl+D)を使ってすばやく定義を作成できるようになりました。 新しく作成した定義の保存先を選択するか、クラス内で呼び出された場合はインプレースを生成できます。
  • インプレースの生成 - Override/Implement関数で、キャレットが置かれた場所にコードインプレースが生成されるようになりました。

対応言語の増加

  • Python - Python/C/C++の混合プロジェクトでは、インテリジェントなPythonアシスタンス、Pythonコンソール、デバッグ、テストツールを使用できます。
  • Swift - リファクタリング、コード生成、デバッグによるスマートなコーディングアシスタンスに対応します。
  • RTL言語に対応 - エディタで、右から左に書いていく言語(アラビア語、ヘブライ語)が使えるようになりました。

ファイルとディレクトリ

  • ディレクトリの用途指定 - 各ディレクトリをライブラリ、プロジェクトソース、ヘッダとして使用することを指定したり、CMakeプロジェクト構造から除外することを指定できます。
  • リモートホストへのアクセス - FTP、FTPS、SFTPを使ってソースをリモートホストと同期できます。
  • 単体テスト - CMakeターゲットがgtestにリンクしている場合は、CLionが自動的にGoogle Test構成を作成します。 これにより、組み込みのテストランナーの使用がずっと簡単になります。

JetBrainsについて

JetBrainsは、生産性を向上させるインテリジェントなソフトウェア技術の創出に特化した大手ソフトウェア開発会社です。 高い評価を受けているIntelliJ IDEA、ReSharper、TeamCityを開発したことで広く知られています。 JetBrainsの信頼性の高い製品は、フォーチュン100の多数の企業をはじめ、世界中の3,000社を超える企業の開発者によって利用されています。 JetBrainsは、チェコ共和国のプラハに本社を構え、ロシア、ドイツ、アメリカ合衆国に研究開発センターを置いています。

CLionを使用したコード編集。

CLion(日本語版)

CとC++のクロスプラットフォームアプリ開発用IDE

CLion(日本語版)は、次の製品にも含まれています。

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