WebStorm 2016.1がリリースされました

ECMAScript 6とTypeScriptのリファクタリングが改善。
3月 18, 2016
新機能リリース

WebStormは、HTML、CSS、JavaScriptを編集するためのWeb開発用IDEです。 コードの記述中に見つかった問題がその場で示され、 JavaScript内のHTMLマークアップやSQLなど、言語が混在しているコードも取り扱えます。 ソースファイルに加えた変更が追跡・記録されるので、ソースコードを誤ってなくしてしまうことがありません。 ファイルやディレクトリの履歴を調べて、どのバージョンにでもロールバックできます。

バージョン2016.1の特長

言語のサポート

  • 改善されたリファクタリングオプション - Createメソッド、Extractメソッド、Inlineメソッド、Introduceフィールドなど、ECMAScript 6とTypeScriptのリファクタリングが改良されました。
  • 未使用importのチェック - ECMAScript 6とTypeScriptで未使用のimportステートメントがエディタで強調表示されるようになりました。
  • TypeScriptサポートが改善 - 入力時にimportステートメントが追加されるようになりました。
  • CSSカスタムプロパティのサポート - 変数名のコード補完、変数定義へのジャンプ、定義のクイックチェック、使用状況の確認機能が搭載されています。

フレームワークとライブラリ

  • 改善されたAngular 2サポート
    • イベントとプロパティのバインディングのコーディングアシスタンスだけでなく、あらゆるデータバインディングの補完に対応できます。
    • ディレクティブ、テンプレートに定義されている変数、カスタムイベントハンドラー、templateUrlおよびstyleUrlsフィールド内のパスで、コードの解析とナビゲーションが行えます。
    • ui-routerに対応するため、状態参照からその定義にジャンプしたり、指定されているビューからHTMLテンプレート内の該当する定義にジャンプすることができます。
    • IDEが、新しいAngularJS 1.5 module.component()メソッドヘルパーを使用して定義されたコンポーネントを理解できるようになりました。

ツール

  • JavaScript Debuggerの新機能 - ECMAScript 6の非同期クライアントサイドコードとarrow関数をデバッグし、WebとServiceワーカーに設定されているブレークポイントで停止します。
  • Node.jsアプリをリモートから実行、デバッグ - リモートサーバーまたはVagrantボックス上のNode.jsアプリケーションを直接IDEから実行、デバッグできます。
  • VagrantとSSHコンソール - Vagrantの統合がWebStormでできるようになりました。 コマンドラインを使うことなく、VagrantボックスをIDEから実行、再読み込み、停止できます。 また、SSHコンソールを使ってVagrantボックスや他のリモートコンピューターに接続できます。
  • Electronアプリケーションの実行とデバッグ - Node.js実行/デバッグ構成を使うことで、ビルドまたはパッケージ化されたElectronアプリケーションのメインのプロセスをデバッグできます。

IDEの改良点

  • JSONスキーマ - WebStormで、特定の種類のJSONファイルのコーディングアシスタンスが可能になりました。

JetBrainsについて

JetBrainsは、生産性を向上させるインテリジェントなソフトウェア技術の創出に特化した大手ソフトウェア開発会社です。 高い評価を受けているIntelliJ IDEA、ReSharper、TeamCityを開発したことで広く知られています。 JetBrainsの信頼性の高い製品は、フォーチュン100の多数の企業をはじめ、世界中の3,000社を超える企業の開発者によって利用されています。 JetBrainsは、チェコ共和国のプラハに本社を構え、ロシア、ドイツ、アメリカ合衆国に研究開発センターを置いています。

WebStormを使ったコードのリファクタリング。

WebStorm(日本語版)

JavaScriptとTypeScriptのIDE。

WebStorm(日本語版)は、次の製品にも含まれています。

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