WebStorm 2016.2

TypeScriptとフレームワークのサポートを強化
7月 11, 2016
新バージョン

機能

  • TypeScript 2.0のサポート - TypeScript 2.0の多数の機能をサポートしています。これには、オプションのクラスメンバー、読み取り専用プロパティ、never型、this関数型、グローバルなモジュールのエクスポート宣言、@typesフォルダーでの型の宣言の解決、パスのマッピングによるモジュールの解決などがあります。また、enumのサポートも強化しています。
  • アロー(=>)関数に変換 - ECMAScript 6対応のコードを簡単に記述する便利な機能が加わりました。コールバック関数を選択してAlt+Enterキーを押すと、アロー(=>)関数に変換するオプションが表示されます。
  • letとconstの使用 - var宣言をletまたはconstに置き換える新しい機能です。また、letキーワードとconstキーワードのある宣言でTabキーを押すと、.letと.constのテンプレートが開く機能も備わっています。
  • Angular CLIとコードスニペット - Angular CLIが統合されているので、IDEの初期画面から新しいAngular 2プロジェクトを開始できます。頻繁に使うコードスニペットをすばやく選択できるように、Angular 2のテンプレートが多数組み込まれています。
  • Reactのサポートを強化 - propTypesでコンポーネントのプロパティを定義したときに、コードの補完と解決機能を使えます。Reactのイベントには、""ではなく、{}が自動的に追加されます。DOM以外の属性に未解決の印が付かなくなり、同様に、コンポーネントのlifecycleメソッドにも未使用と印されなくなりました。
  • jspmのimportに対応 - JavaScriptプロジェクトにあるjspmのimportを認識できるようになりました。System.config({})で定義したSystemJSパスのマッピングが解析されます。
  • 合成文字のフォントを使用可能 - エディターでプログラミング用合成文字のあるフォント(Fira Code、Monoid、Haskligなど)を使用できます。これらのフォントを有効にするには、メニューからPreferences→Editor→Colors and Fonts→Fontの順に選択します。
  • パッチの適用方法の改善 - VCSのパッチをさらに簡単に適用できるようになりました。パッチをクリップボードにコピーしてWebStormを開くと、自動的にそのパッチの適用確認メッセージが表示されます。また、パッチファイルをIDEにドラッグする方法とVCSメニューで[Apply]を選択する方法もあります。
  • 他の改善点:
    • カスタム背景画像を追加するオプション([Set Background Image]を選択)
    • エディターで画像、JavaScript、CSSファイルをHTMLファイル内にドラッグすることにより、src、script、linkタグを生成できます。
    • ReactでTypeScriptを使用するときに、コンポーネントが自動的にインポートされます。
    • Dartのコードカバレッジ、文字列リテラルに他の言語を挿入する機能、Dartコードの呼び出しの階層構造のナビゲーションが改善されました。
    • 実行とデバッグの構成で、起動前タスクとしてGrunt、gulp、またはnpmタスクを指定できます。
    • Firefox 36以上のJavaScriptのデバッグをFirefoxのリモートデバッグを使用して行えます。
    • VCSログのUIが改善されました。
TypeScript 2.0をサポート

WebStorm

JavaScriptとTypeScriptのIDE。

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