Actian PSQL(日本語版)v13
Released: Feb 5, 2018
v13 での更新項目
機能
- Client Reporting Engine: プロキシ サーバーとして PSQL Client Reporting Engine をセットアップ。
- Reporting Engine の設定:Client Reporting Engine を設定すると、そのサーバー上にあるのと同じデータベースがすべて SQL クライアントにも公開。
- 新しいパフォーマンス カウンターおよび修正されたパフォーマンス カウンター:PSQL Client Reporting Engine には、キャッシュの使用状況を追跡するための Windows パフォーマンス カウンターが搭載されています。
- 新しい Btrieve APIの追加
- PSQL v13 は以下の新しいプラットフォームで実行されます。
- x86 および 32 ビット ARM のための Windows IoT Core
- Windows Nano Server(日本語版は非サポート)
- Raspbian(32 ビット ARM)
- PCC による新しいスキーマのエクスポートおよびインポート
- データベース全体の再作成
- V1 形式から V2 形式への移行
- 元のデータベースでのメタデータに関する問題の検出とトラブルシューティング
- キャッシュ管理:PSQL v13 に含まれる butil ユーティリティに、2 つの新しいコマンド オプションが加わりました。
- -cache:ファイルのページをキャッシュへ事前ロードします。ただし、ファイルが完全にキャッシュされているか、またはキャッシュがいっぱいの場合にはロードされません(コマンド プロンプに戻ります)。
- -purge:ファイルの不要なキャッシュ ページをすべて消去します。ファイルがオープン ハンドルを持つ場合は消去されません(ただちにコマンド プロンプトに戻ります)。
- これら 2 つのコマンドは補完的なものです。これらのアクションが適用されるのは、クライアント エンジンまたはレポート エンジンのキャッシュではなく、サーバー エンジンのキャッシュのみです。
- ADO.NET:PSQL v13 では、PSQL ADO.NET SDK が ADO.NET Entity Framework プロバイダー 4.3 で更新され、Microsoft Entity Framework 6.1 と skip() の構文がサポートされるようになりました。
- DTI:Microsoft Windows のヘッダー ファイル security.h との競合を回避するため、PSQL v13 DTI SDK 内の同名のファイルが dtisecurity.h と名前変更されました。動作に変更はありません。
- SQL 構文の拡張
- クエリの結果から一連の行を抽出するために、TOP でなく LIMIT… OFFSET… 構文がサポートされるようになりました。
- ビューやプロシージャなどすべてのデータベース オブジェクト用に、DROP IF EXISTS 構文がサポートされるようになりました。
- ORDER BY がテーブル サブクエリだけでなく式サブクエリでもサポートされるようになりました。