SPREAD for ASP.NET（日本語版）がバージョンアップ

SPREAD for ASP.NET日本語版） は、Webアプリケーションに本格的な表計算処理機能を提供するASP.NET用データグリッドコンポーネントです。Excelファイル用の強力な入出力エンジンや豊富な表計算関数を備え、ASP.NETアプリケーションにおけるデータ表示と本格的な表計算処理、Excelとのスムーズなデータ連携を実現します。また、Ajaxの採用によりブラウザとの通信を速やかに行い、大量データ閲覧時のページ切り替えやソート、フィルタリングといったUIによりデータ操作時のユーザーストレスを軽減。対話性やレスポンスに優れた、より高度なWeb業務アプリケーション開発を支援します。

8.0Jでの更新項目

日付型セルで新しいカレンダーコントロールを提供
7.0JではASP.NET AJAX Control Toolkitのカレンダー型セルでのみカレンダーを使用できましたが、8.0JではSPREAD標準の日付型セルで新しいカレンダーコントロールを提供します。これまで使用してきた日付型セルにカレンダーコントロールを追加することで、アプリケーションの日付入力がより手軽になります。

検証機能の強化
検証コントロールを使用したサーバー側での入力検証がサポートされました。 サーバー側／クライアント側の両方の検証を使用でき、アプリケーションの仕様に合わせて検証を行うタイミングをカスタマイズできます。 また、クライアント側では非編集状態のペースト時にも、検証コントロールによる文字列の入力制限を設定できます。

デフォルトスタイルの刷新
SPREADのデフォルトのスタイルが刷新され、グレーを基調としたフラットでモダンなデザインになりました。 コマンドバーで使用されるアイコン、コマンドバーを操作した時のホバーカラーも新しいスタイルに統一。

jQueryへの対応
jQueryのセレクタによるオブジェクトの取得およびSPREAD側APIの呼び出し、イベントのハンドリングを公式にサポートします。

クラウドへの配置
サーバー環境として、Microsoft AzureおよびAmazon EC2への配置をサポートします。

InputManファンクションキーのサポート
7.0JではASP.NET AJAX Control Toolkitで提供されるセル型においてInputManのファンクションキーのイベントを取得できませんでしたが、8.0Jではすべてのセル型においてInputManのファンクションキーの同時使用をサポートします。

柔軟なクライアント側スクリプト
セルの背景色／前景色を変えるSetBackColor／SetForeColorメソッドに、値が変更されたことを示すイベントが発生しない新しいオーバーロードを用意しました。 「値が変更されたセルの色を変える」というユースケースに柔軟に対応できます。

グループ化を維持したExcelエクスポート
グループ化した状態でExcelにエクスポートする機能を追加。グループ化によって算出された値も、Excelにそのまま出力することが可能です。

GrapeCity社について

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