帳票認識ライブラリー(日本語版) について

日本語帳票OCRソフトウェア開発キット。

帳票認識ライブラリーは、複数フォーマットの中から帳票画像に適合するフォーマットを識別し、帳票内の文字画像やチェックマークなどを認識して文字コードに変換する開発ツールキット(SDK)です。本ライブラリーをお客様の既存ソフトウェアやシステムに組み込むことによって、例えば、受発注業務におけるデータ入力作業の効率化や、アンケート調査におけるマークシート方式での集計システムなど、お客様のニーズに合わせてスピーディーに構築できます。

基本機能

認識対象は、活字文字・手書き文字・チェックマーク・バーコードに対応しています。活字文字認識は、文字種の設定として全文字・英数字・数字・ユーザー定義を用意しており、言語処理の有無、全角・半角出力の設定などの細かな設定が行えます。手書き文字認識は、1文字1枠で囲まれた手書き文書を認識できます。

主な特徴

日本語文字認識精度が向上
言語処理のロジック改善で、前バージョンで誤認識しやすかった日本語活字文字の認識精度が向上しました。

最新の開発環境・動作環境への対応
Microsoft Visual Studio 2008での開発が可能になりました。
実行環境は、Microsoft Windows 7/Vista/XP/2000に対応しています。
※ Windows 7は、「帳票認識ライブラリーVer.6.02」からの対応となります。

動作環境はこちら
Microsoft .NET対応アプリケーションにも対応!
Microsoft .NET対応アプリケーション(マネージ・コード)からの「帳票認識ライブラリー(ネイティブ・コード)」の利用が可能です。

本人認証のニーズ拡大に応え、運転免許証の認識性能を強化
運転免許証のOCR処理に適した二値化処理を標準装備しました。有効期限や免許証番号など背景色がある部分の認識精度が向上しました。

.幅広いコード体系に対応
NW-7、CODE39、CODE128(CODE128、GS1-128)、JANコード(JAN-8、JAN-13)、ITFコード(ITF-6、ITF-14、ITF-16)の幅広いコード体系を利用することが可能となりました。
※ITFはベアラ-バーありに限り対応しています。

罫線がない帳票にも対応
タイミングマーク方式に対応しました。3点のタイミングマークを利用することにより、罫線情報がない帳票も認識が可能になりました。
従来の罫線情報を利用した方式と同様に帳票の自動認識も可能です。