PowerWEB LiveControls for ASP.NET について

Webアプリケーションでクライアントとサーバーのポストバックなしの通信を確立

ASP.NET対応のPowerWEB LiveControlsは、ブラウザによるリフレッシュを要求しないWebアプリケーションの構築を、ソフトウェア開発者により実現するための20種類のASP.NETコントロールで構成されるスイートです。まるでMicrosoft固有のコントロールのように、LiveControlsはコード ビハインドでイベントを始動させますが、データが返送されるときのリフレッシュを、クライアント ブラウザに対して要求することはありません。このテクニックが、ブラウザのリフレッシュが原因となる、画面のちらつきと表示の遅延を排除することで、よりリッチで簡潔なWebアプリケーションの作成が支援され、さらにスムーズでWindowsライクな振る舞いが、アプリケーションに対して提供されます。フラッシュや、Javaアプレット、そして複雑なJavaScriptなどを必要とすることなく、多様なブラウザとの互換性が自動的に提供されます。

機能:

  • コード ビハインドの中でLiveControls以外のコードを操作し、また、それらを制御する能力による、リフレッシュを必要としないクライアント画面のアップデートの実現(すべてのサード パーティーのコントロールに対する動作は保証されていません)
  • Windowsライクなイベントである、マウス、キー、クリックの、ビジュアルなLiveControlsへの追加
  • Flashや、Javaアプレット、そして複雑なJavaScriptなどは不要
  • サポートされていないブラウザが検出されたときの、標準のASP.NETポストバックに対する自動的な切り替え
  • IE 5.0 +、IE 5 Mac、Mozilla 1.3+、Mozilla 1.3+Mac、Galeon、Konqueror、Opear 5との互換性の提供
  • クライアント上で、ブロッキングもしくはノンブロッキングのマナーで操作を行なうためのコントロール能力の提供
  • LiveTimerが、指定されたインターバルでサーバをポーリングする能力の提供
  • パフォーマンスを最大化するための、ラウンドトリップされるデータ量の制限
  • LiveCallbackコントロールによる、「Remote Scripting」の容易な実装
  • すべてのバージョンの、.NET Frameworkに対する互換性を保証

ASP.NET対応のLiveControlsは、以下のサーバ コントロールを含みます。

  • LiveButton - Webページ上でのプッシュ ボタンの作成を、LiveButtonコントロールを用いることで実現。サブミット ボタンもしくはコマンド ボタンの作成も可能
  • LiveCallback - カスタムなコールバックをコード ビハインド内に作成
  • LiveCheckBox - True/Falseの選択をエンドユーザに提供するための、LiveCheckBoxコントロールの利用
  • LiveCheckBoxList - データ バインディングを用いる動的な生成が可能な、マルチ セレクションを提供するためのチェックボックス グループを、LiveCheckBoxListコントロールにより実現する。そこには、Itemコレクションと、リスト内における個々のアイテムに対応したメンバーが含まれる
  • LiveDataGrid - データソースのフィールドを、テーブル内のカラムとして動的に表示するためのLiveDataGridコントロールの利用。LiveDataGridコントロールにおける個々の列による、データソース内のレコードの表現。選択および、編集、削除、ページング、ソートを、LiveDataGridコントロールがサポートする
  • LiveDropDownList - シングル セレクションのドロップダウン リスト コントロールを作成するために、LiveDropDownListコントロールを使用する
  • LiveHyperlink - 他のWebページへのリンクを作成するために、LiveHyperLinkコントロールを使用する
  • LiveImage - Webページ上のイメージを表示するために、LiveImageコントロールを使用する
  • LiveImageButton - マウス クリックに反応するイメージを表示するために、LiveImageButtonコントロールを使用する
  • LiveLabel - Use the LiveLabel control to display text in a set location on the page
  • LiveLabel - ページ上に設定された位置でテキストを表示するために、LiveLabelコントロールを使用する
  • LiveLinkButton - Webページの上のハイパーリンクスタイルボタンを作成するために、LiveLinkButtonコントロールを使用する
  • LiveListBox - 単数または複数のアイテム選択を提供するリスト コントロールを作成するために、LiveListBoxコントロールを使用する
  • LiveMessageBox - エンドユーザに対する、通知と、確認要求と、情報提供のために、LiveMessageBoxを使用する
  • LivePanel - 他のコントロールに対するコンテナとして、LivePanelコントロールを使用する
  • LivePlaceHolder - Webページ上に追加されたサーバ コントロールを動的に格納するコンテナとして、LivePlaceHolderコントロールを使用する。LivePlaceHolderコントロールは、いかなる可視的な出力を生ずることなく、また、Webページの上の他のコントロールのためのコンテナとしてのみ機能する
  • LiveRadioButton - このサーバ コントロールは、ページ上の他のコンテンツのグループと共にラジオボタンを点在させることを実現する
  • LiveRadioButtonList - このコントロールは、データ バインディングを通じて動的な生成が可能な、シングル セレクションによるラジオ ボタンのグループをページ開発者に対して提供する
  • LiveSound - このコントロールは、コールバックの間にクライアント サイドでサウンド ファイルを実行するために使用する
  • LiveTextBox - このコントロールは、エンドユーザによる入力のための、テキスト ボックス コントロールを表示するために使用する
  • LiveTimer - このコントロールは、サーバのポーリングを実現することで、エンドユーザが定義するインターバルでイベントを引き起こす

ASP.NET対応のLiveControlsは、上記の各コントロールの使い方を示すために、以下のサンプル アプリケーションを含みます:

  • LiveAuction - ギターのための架空のオークションを、リアルタイムのアップデートするためにLiveControlsを使うデモンストレーション
  • LiveProgress - サーバからの情報に基づいたプログレスバーを更新するために、LiveControlsを使うデモンストレーション
  • LiveComparison - LiveControlsとMicrosoftの標準コントロールとの、違いを比較するためのデモンストレーション
  • LiveShoppingCart - ポストバックを行なわないオプションを選択したときに、サーバ側の価格情報により、リアルタイムなアップデートが可能なショッピング カートを示すデモンストレーション
  • LiveSlideShow - サーバ サイドの、画像イメージURLにより駆動されるスライドショーのデモンストレーション
  • LiveTutorial - ASP.NET対応のPowerWEB LiveControlsの使い方を示し、そのテクノロジについて解説する
  • LiveStockQuote - 画面からリフレッシュ排除した、株価とニュースをアップデートするための株式相場アプリケーションを示す