ER/Studio Data Architect(日本語版) について

エンタープライズデータの設計、分析、最適化をサポートするデータモデリングツール。

ER/Studio Data Architect は、データベース構造を掌握し、確実なデータ設計を可能にするデータモデリングツールです。ラウンドトリップ データベースサポートにより、既存のデータベースからのリバースエンジニアリング、分析、最適化などを実行可能。データベースの設計とその再利用を支援します。ER/Studio には、強力なコラボレーション機能が用意されており、組織におけるデータ設計の標準化と品質向上、生産性向上を強力に支援します。

ER/Studio の製品ラインナップ

  • ER/Studio Data Architect:主要なデータベースのリバース/フォワードエンジニアリングが可能。データモデル設計のフル機能を搭載したスタンドアロンモデル
  • ER/Studio Data Architect Professional:Data Architectのすべての機能に加え、ER/Studioユーザー間でモデル情報を共有できるRepositoryを利用可能

ER/Studio - 機能詳細

  • 設計環境
    • 高度なグラフィック・レイアウト - 可読性の高い、ナビゲーションの容易な図を自動的に作成
    • 自動/カスタム変換 - 論理設計から物理設計を効率的に導出。標準化と対象データベースへの適合チェックやカスタムデータ型のマッピングも可能
    • 拡張可能なオートメーションインターフェイス - テーブルへの色付け、名前付け標準に基づく変換と適用、ストレージパラメータのグローバル更新、Microsoft Excel、Word、Accessなど他のデスクトップアプリケーションとの統合などといったルーチンタスクを自動化
    • 多様な表示形式 - HTML、RTF、XML スキーマ、DTD 出力、ER/Studio Viewer を含むさまざまな形式に対話形式で出力可能
  • データ統合
    • ビジュアルデータリネージ - システム全体にわたるデータ移行用のソース/ターゲットのマッピングおよびソーシングルールのドキュメント化
    • 多次元モデリング - 膨大で複雑な類似のスキーマ設計の効率化とさまざまなBI/データウェアハウスプラットホームから多次元メタデータのインポートをサポート
  • セキュリティ管理
    • データ分類 - 情報に適用されるべきセキュリティおよびプライバシーレベルに従って、データとオブジェクトを分類しラベリング
    • パーミッション管理 - 論理および物理モデルレベルでユーザー、ロール、グループのパーミッション管理が可能
  • リポジトリ
    • モデルやオブジェクトへの同時アクセス - 複数のモデラーによるデータモデル作業を、モデルオブジェクトレベルまでリアルタイムでコラボレーション可能
    • バージョン管理 - モデルの個別の履歴を管理。モデルオブジェクトの段階的な比較、ロールバックをサポート
    • コンポーネントの共有と再利用 - あらかじめ定義されたエンタープライズデータディクショナリにより、データの冗長性を排除し、データ要素の標準を強制
    • セキュリティセンターグループ - ローカルまたはLDAPグループによるセキュリティ管理を効率化。生産性向上とエラー削減が可能
    • アジャイル変更管理 - データモデルに関連付けてタスクを割り当て、トラッキング可能
  • エンタープライズモデル管理
    • フォワード/リバースエンジニアリング - 既存のデータベースやスキーマからグラフィカルなモデルを作成し、変更をデータベースに反映可能
    • ユニバーサルマッピング - 概念モデル、論理モデル、物理モデルのオブジェクト間をトレース可能にするマッピング
    • データディクショナリの標準化 - 標準のデータ要素や、名前付け標準、参照値の定義や適用をサポート
    • 高度な比較/マージ - データベース構造を論理/物理間で、高度な双方向比較とマージが可能
    • ビジネスデータオブジェクト(BDO)- 製品、顧客、ベンダーといったような複数のエンティティとリレーションを用いたマスターデータとトランザクションコンセプトを表現可能
    • サブモデルの管理 - マルチレベルのサブモデル作成、既存のモデル間でのサブモデルプロパティのマージ、異なるモデル間のサブモデル階層の同期
    • 名前付け標準 - モデルやサブモデル、エンティティ、属性に名前付け標準テンプレート(NST)を自動的に適用
    • メタデータの統合 - BIプラットフォーム、UML/データモデリングソリューション、XMLスキーマ、CWMを含むさまざまなソースのインポート/エクスポート
    • 外部キーの移行を自動化 - 外部キーを保持し、設計の参照整合性を確保
    • 論物関連 - 論理モデルとそれらの実装となるそれぞれの物理設計とのマッピングを表示
    • モデルの完全性検査 - 未定義オブジェクト、未使用ドメイン、重複したユニークインデックス、循環リレーションなど、論理および物理モデルの50 項目以上のチェックによる自動モデルレビューと標準化