FastReport .NET(日本語版)の主な機能
レポート要素
FastReport .NET は、バンド指向のレポート ジェネレーターです。広範囲にわたるバンドの種類があることで、あらゆる種類のレポートの作成が可能になります。また、サブレポートも使用できます。
- 複数のデザイン ページでレポートを構成することができます。表紙、データ、裏表紙から成るレポートを 1 つのファイルとして作成することが可能です。
- MS Excel のような、行数と列数が可変の表形式レポートを作成することができます。集計関数も利用可能です。
- 構成可能な行列オブジェクトを使用して、ピボット テーブル(クロス集計)を印刷することができます。
- Microsoft Chart for .Net(Dundas グラフに基づく)を使用する強力なグラフ オブジェクト 30 種類以上のチャート(グラフ)、3D サポート、強力なデータ処理など、多くの機能を含みます。
- FastReport .NET は GDI+ レンダリングを使用するため、滑らかなフォントやグラフィック、半透明の塗りつぶし、グラデーションなど、GDI+ の洗練されたすべての機能を利用することができます。これにより、非常に見栄えのするレポートを作成できます。
- レポート要素の継承、タイトル、ロゴ、フッターなどの共通要素を基本レポートに配置して保存し、他のレポートを作成する際に継承元として使用することができます。
レポートデザイナー
FastReport .NET は、他の多くのレポート作成ツールとは異なり、MS Visual Studio IDE を使用せずにレポートの作成、変更を行います。その代わりに、拡大縮小や、元に戻す/やり直し、ガイドライン、ルーラーなどの機能をサポートする、強力なビジュアル レポート デザイナーが含まれています。このデザイナーは MS Visual Studio のような外観と、完全にカスタマイズ可能なインターフェイスを備えています。実行時にレポート デザイナーを使用することができるため、既存のレポートを変更したり、新しいレポートを作成することができます。レポート デザイナーは、ランタイム ロイヤルティ フリーです。
- レポートの構造を視覚化します。これは、レポートの内容をとてもわかりやすくします。
- 標準レポート ウィザードを使用すると、5 つのステップだけで、すぐに使える美しいレポートを作成することができます。
- ラベル ウィザードは、ほとんどのラベルの種類をサポートしており、数回のマウス クリックでラベル レポートを作成できます。
- レポートの構造を視覚化します。これは、レポートの内容をとてもわかりやすくします。
- レポート デザイナーを MDI(Multi-Document Interface:マルチドキュメント インターフェイス)モードで使用すれば、同時に複数のレポートで作業することが可能になります。
データ処理
- FastReport .NET は、ADO.NET データソースからのデータを使用します。
- データ行の並べ替えやフィルター、マスター/詳細関係の使用、データ列の参照などが数回のマウス クリックだけで実行できます。
- ADO、MS SQL、xml ベースのデータベースに直接接続できます。
- その他のコネクタは、プラグインとして利用できます。
- IEnumerable 型のビジネス オブジェクトからデータを取得することができます。
- レポートには、データ ソース(テーブル、クエリ、データベース)を含むことができます。このため、アプリケーション定義のデータセットを使用できるだけでなく任意のデータベースに接続したり、レポート内でテーブルやクエリを使用することもできます。
- FastReport .NET には、C# および VB.NET をサポートする組み込みスクリプト エンジンが含まれています。.NET の全能力を使用して、複雑なデータ処理や、ダイアログ フォームとの相互作用の管理など、多くのことをレポートで実行できます。
- レポートには、レポートの実行前にパラメーターを要求するためのダイアログ フォームを含めることができます。ダイアログ コントロールには、組み込みデータ フィルタリング機能が備わっているため、コードを書かなくてもマウスを数回クリックするだけで、レポート データ ソースからデータを表示したり、データをフィルターしたりすることができます。
- クエリ ビルダーを使用すると、SQL 言語を学習しなくても複数のデータ テーブルから複雑なクエリを作成することができます。
プレビュー印刷エクスポート
- わかりやすいプレビュー ウィンドウ。
- データ保存レポート内のテキストを検索する機能。
- データ保存レポートのページを変更する機能。
- データ保存レポートのページを変更する機能。
- レポートの設計時に、ドキュメント アウトラインを形成する要素を定義しておくことができます。そうすることによってアウトラインがプレビュー ウィンドウで表示されるようになります。アウトライン項目をクリックすると、プレビューは指定した項目までスクロールされます。マウス クリックを受け付けるアクティブ項目を定義することも可能です。これを利用して、別のレポート要素や外部 URL に移動できます。
対話型のレポート
- ユーザーがプレビュー ウィンドウでオブジェクトをクリックしたときに実行する動作を定義できます。たとえば、クリックされた項目についての詳細情報を含む別のレポートを作成して表示することができます。
充実した印刷機能
- 大きなページを複数の小さな用紙に分割したり、複数の小さなページを 1 枚の大きな用紙に印刷したり、指定された用紙サイズに縮小して印刷したりすることができます。A4 プリンターで A3 用紙サイズのレポートを印刷することも可能です。
レポートへのウォーターマーク追加機能
エクスポート機能
- フィルターを使って、さまざまな形式にエクスポートすることができます。
- 1 回のマウス クリックで、レポートを電子メールに送信できます。