Gantt Time Package VCL Edition について

アプリケーションに高度な時間管理機能を追加

Gantt Timeパッケージは、タイム ブロックを処理するユーザー インターフェイス コンポーネントを 1 つにまとめたものです。タイム ブロックはガント チャートまたはスキーマ ビューに表示されます。各タイムは、プロジェクト内の個人またはアクティビティなどの所有者に接続されます。各タイム間の依存関係および衝突を表示して、エンド ユーザーがプロジェクトをグラフィカルに表示および修正することを可能にもできます。

バージョン V3.0 の新機能

phSchema と phGant

  • 複数ページ印刷のサポート (OnPrintToHdcNewPage)。
  • DateScaler では、それぞれの時間が非表示になります。すべてのデータが日中である場合は、夜間のスペースを節約できます。
  • DateScaler では、それぞれの日が非表示になります。すべてのデータが月曜日から土曜日である場合は、日曜日のスペースを節約できます。
  • 新しい DateScaler インジケータ タイプである Sober では、外観が整います。
  • 新しい DateScaler ScaleLookAndFeel (Classic、Boxed)
  • 新しい DateScaler ScaleScrollButtons (Classic、Small、Off)
  • ユーザー スケール ズームを制御する、新しい DateScaler イベント (OnLimitScaling)
  • DateScale ScaleMinStart プロパティ。エンド ユーザーの最初の表示日付を制限できます。
  • DateScale ScaleMaxStop プロパティ。エンドユーザーの最終表示日付を制限できます。
  • AnimateScaleTransition。美観を整える機能です。
  • グリッド処理を単純にする、新しいメソッド。GridRowIndexToTreeNode
  • サンプル コードを含むヘルプ ファイル。

phSchema

  • DateScaler の垂直テキスト。体裁が改善され、読みやすくなります。
  • OnCollisionDetect イベント。phGant と同じです。
  • 時間項目の SetText、GetText。
  • テキストの色の制御 (TextFont1...3Color)
  • DateToPixel
  • PixelToDate
  • PixelToSchemaTime
  • SchemaTimeToRect
  • PixelToColumn
  • ColumnToRect

phGant

  • 時間項目には、新しい LinkStartFinishOption がリンクされます (Normal、SS、SF、FS、FF)
  • IphGantRow3 の GetRect。

V2.5 の新機能

  • .NET - phGantTimePackage は、.NET でテスト済みです。C# サンプルが提供されます。
  • 仮想読み取り - 仮想読み取りでは、必要に応じて、Gantt が行の読み取りと取り外しを行います。データの巨大セットで速度が劇的に上がります。
  • 最適化 - V2.0 には、数千の行をグリッドに入力する場合に、非直線性が見られました。この問題は解決し、主要ナビゲーションとスクロールの応答は、行の総数に影響されなくなりました。しかし、Gantt に入力し、非常に速い応答が必要である場合は、仮想読み取りを使用する必要があります。
  • OnPrintRescaleFonts - 印刷時のフォントのスケールは、簡単ではありません。このイベントでは、プリントアウトかレンダリング済み JPEG を完全に制御できます。
  • OnCollisionDetect - phGantTimePackage には、衝突を検出し、衝突した時間項目を分割する可能性が最初からありました。このバージョンでは、ユーザーの要求に応えて、衝突の発生や解決にあわせて衝突に対処できるようにするイベントが追加されました。
  • NumericSort - リストをソートすると、文字列 10 が 1 の前に来るという問題があります。この問題を回避するには、多くのコードを作成する必要があります。Gantt では、列の NumericSort をオンに切り替えて、数値を正しくソートすることができます。
  • テキストの位置揃え - 多くの新しいプロパティにより、Gantt 内でグリッドの外観を制御できます。水平方向と垂直方向の両方でテキストの位置を揃え、それぞれのセルのフレームを制御することができます。
  • MouseMoveMode - ユーザーがドラッグやサイズ変更をしている間に、ヒントを最新に保つ場合、これまでは、関連する正確な開始時間、停止時間、長さを入手することが困難でした。ユーザーが、時間のドラッグかサイズ変更を行う場合、無限の高解像度の日時空間に入っていたり、入っていなかったりするためです。ユーザーが操作を終了した際に限り、phGantTimePackage は、提供されたスナップ値から、ピクセル空間座標を日時空間に変換します。ヒント計算を正確にするには、新しいプロパティ MouseMoveMode の値に一致させる必要があります。