LLL/.net(日本語版) の主な機能

LLL/.net(日本語版) の主な機能

LLL/.NETの機能

  • クライアントへプログラムを自動配布 :
    LLL/.netで作成したプログラムは、ブラウザからプログラムを実行する形式ではなく、クライアントにプログラムをダウンロードし、実行する方法を用います。最新プログラムへの更新は、指定したプログラムの起動時にバージョンの確認をおこない、新しいものが存在すると、そのプログラムを自動的にダウンロードします。LLL/.netが提供する「クライアントマネージャー」をクライアントにインストールしておくことで、常に最新バージョンのプログラムがクライアントに自動配布されるようになります。
  • テンプレートをもとに統一感のあるプログラムを効率よく開発 :
    LLL/.netは、標準パターンとして数種類の汎用的なアプリケーション処理やユーザインターフェイスをもったフォームテンプレート(雛形)を提供します。これらのテンプレートをもとに、コントロールの配置や、プロパティの設定をすることで、プログラムを完成させます。このようにベースとなるテンプレートをもとに開発をおこないますので、統一感のあるプログラムを作成することができます。さらに、一度作成したプログラムをもとに、用途・目的にあわせた新しいテンプレートを作成することができます。その結果、さらに効率よくプログラムを開発することができます。
  • クライアントからの帳票出力をサポート :
    業務アプリケーションはWebシステムが主流になり、帳票出力もサーバサイドでPDF出力というのがトレンドになっています。しかしその結果、プリンタに出力するまでの手間が多く、C/Sシステムと比べると非常に使いづらいものになってしまいました。LLL/.netで作成する帳票プログラムはスマート クライアントアプリケーションであるため、クライアントのリソースを活用することができ、クライアントからのダイレクト印刷も可能にします。
  • ドラッグ&ドロップとプロパティ設定によるフォーム設計 :
    LLL/.netは、テーブル設計で定義したテーブルのカラム情報をドラッグ&ドロップすることで、フォーム設計をおこないます。カラム情報とリンクするコントロールは「Textbox」、「Label」、「ComboBox」などといった、任意のものを選ぶことができます。そして、それぞれ配置したコントロールにプロパティの設定をおこないます。操作感を統一させるため、キーの割り付けをおこなうプロパティや、コードからマスタを参照して名称を表示するような参照設定、入力必須チェックや文字種のチェックなど、業務アプリケーションとして利用することの多い基本機能はプロパティで定義することができます。

(株)エイチ・オー・エス [シーオーリポーツ] 対応版

CoReports追加用ライセンス : CoReportsをすでにお持ちの場合でご購入が出来ます。

シーオーリポーツで作成した帳票レイアウトに対し、簡単にDB項目と関連づけをおこない、自動的にプログラムを作成します。 自由度の高いデザインの帳票フォームをプログラムレスに開発できます。 もちろんVB.NET、C#でのカスタマイズも可能ですので、様々な帳票レイアウトに対応できます。 サーバからの帳票出力(PDF等)ではなく、クライアントからの帳票出力(伝票発行)や、プレビューを可能にします。

開発の流れ

  • 帳票フォームは「帳票フォームエディタ」を使用し、デザインします。ドロー系のツールのように、マウスで直感的な操作が可能です。また設定可能なプロパティも豊富に用意しています。
  • 帳票プログラム用の画面フォームを作成します。これは通常のLLL/.netで作成するプログラムと同じです。帳票フォームについては意識せずに作成する事が可能です。
  • 「帳票フォームクラス」のテンプレートを選択し、帳票フォームクラスを作成します。こちらのテンプレートはフォームと同様にカスタマイズが可能です。
  • 「帳票フォームクラス」の各種制御情報を帳票デザインパネルから登録し、帳票フォームクラスを編集します。帳票の項目と画面の項目(又はDBの項目)を対応付けます。集計処理的な事も設定可能です。
  • 画面フォームプログラムで「帳票フォームクラス」のオブジェクトを作成し、帳票出力メソッドを実行します。呼び出し側のコードは、最小数行で可能です。
  • 帳票フォームエディタは、(株)エイチ・オー・エスの「シーオーリポーツ Ver8.5 Standerd Edition」を使用します。
  • 帳票フォームクラスとは、画面のプログラムから、対象の帳票を出力を制御するためのクラスです。
  • このクラスを自由にコーディングする事ができ、出力をカスタマイズする事が可能です。また、テンプレートとして登録する事ができ、プロジェクトごとにカスタマイズ可能です。