WorkflowUtility(日本語版) について

四則演算や集計などの機能を提供するDynamics CRM対応のアドイン。

WorkflowUtilityは、四則演算や集計などの機能を提供するユーザー定義ワークフローアクティビティです。業務上必要な機会が多い機能であるにも関わらず、Dynamics CRM のプロセス(ワークフロー、操作)においてGUIで実現することができず、プログラミングの知識を必要とする開発が必要でした。また、運用・保守面においても期間、費用がかかってしまいます。WorkflowUtilityを導入することで、これらの問題を解消し、本質的な業務の開発に専念できます。これは、開発、運用・保守における期間と工数の削減を可能にします。また、前述した通りユーザー定義ワークフローアクティビティであるため、ワークフローや操作で利用することができ、実行トリガーもそれらが提供する多様なパターンから選択することができます。

提供機能

Operate(演算)
Operate はプロセス( ワークフ、操作)での四則演算(加算、減算、乗算、除算、剰算)の機能を提供します。 Operate を使用できるフィールドの種類は、整数、浮動小数点、10 進数、通貨型です。

  • Add:指定された2つの値を加算します
  • Subtract:指定された2つの値を減算します
  • Multiply:指定された2つの値を乗算します
  • Divide:指定された2つの値を除算し、商を取得します
  • Modulate:指定された2つの値を除算し、剰余を取得します

Aggregate(集計)
Aggregateは関連エンティ(N:1のN側)を集計(件数、合計、最大、最小、積での合計、平均)の機能を提供します。Aggregate を使用できるフィールドの種類は、整数、浮動小数点、10進数、通貨型で、関連(N:1)の1 側を集計単位とします。

  • Average:関連(N:1)のN側の指定されたフィールドの平均値を取得します
  • Count:関連(N:1)のN側のレコードカウントを取得します
  • Max:関連(N:1)のN側の指定されたフィールドの最大値を取得します
  • Min:関連(N:1)のN側の指定されたフィールドの最小値を取得します
  • Product:関連(N:1)のN側の指定されたフィールドの合計(積)を取得します
  • Sum:関連(N:1)のN側の指定されたフィールドの合計(和)を取得します

Utility(その他)

  • GetGuidString:レコードのGUIDを取得します
  • CloneRecord:レコードのコピーを作成します