Elixir Report(日本語版)がバージョンアップ

インターネット上に存在するGoogleドキュメントのスプレッドシートをデータソースとして利用できるようになりました。
2月 24, 2012
新機能リリース

Elixir Report(日本語版)は、Java帳票システムの開発から運用管理まで広範にサポートするトータルソリューションです。帳票システム設計のためのGUIデザイナ、テンプレート上に配置するデータの抽出および加工ツール、帳票出力タスクを柔軟に設定できるジョブスケジューラ、データ漏えいを防ぐセキュアなファイル管理機能などを備え、開発フェーズから運用、管理フェーズまでJava帳票システムをあらゆる角度から支援します。GUIデザイナやデータの抽出·加工ツールをはじめとするElixir Reportのユーザーインタフェースはどれもグラフィカルで使いやすく、開発時のコーディング作業を大幅に削減します。また、帳票出力機能は多彩で、印刷だけでなくPDF形式で出力したファイルをメールにアタッチして送信することもできるなど、多様な帳票ニーズに応えます。

8.4Jでの更新項目

  • Googleドキュメントのスプレッドシートに対応 - インターネット上に存在するGoogleドキュメントのスプレッドシートをデータソースとして利用できるようになりました。「コンポジットデータソース」の書き出し機能により、ほかの形式のデータソースをElixir Reportで加工し、新しいデータとしてGoogleスプレッドシート形式で書き出すことも可能です。
  • 加工したデータの書き出し - 既存のデータソースに対してフィルタ、結合、条件分岐、演算などの加工を行い、新たなデータソースを作成する「コンポジットデータソース」機能に、加工後のデータをファイルやデータベースへ保存できる機能を追加しました。これらのデータの抽出、加工、書き出しを備えたことにより、ETLツールとしての機能をより一層充実させることが可能です。
  • チャート種の追加 - チャートタイプの散布図カテゴリにXY曲線を追加しました。
  • データ加工機能の向上 - コンポジットデータソースの「プロセッサ」機能に、ひらがな·カタカナ変換、半角·全角変換を追加しました。
  • PDF外字出力 - PDF出力形式で外字フォントの埋め込みが可能になりました。
  • データソースのセキュリティ向上 - データソースの行と列に対してユーザー、グループ単位でのアクセス制御が可能になりました。
  • 出力オプションの追加 - CSVおよびXLS出力形式で「折り返しをしない」オプションの選択が可能になりました。また、グリッド線の表示切り替えオプションを追加しました。

GrapeCity社について

GrapeCity『グレープ(ぶどう)』は、「いのち」「つながり」「みのり」のシンボル、 『シティ』は、情報空間に存在する目に見えない巨大な「情報頭脳都市」を、そして『クラスター』は、世界に広がるスタッフひとりひとりのつながりを表します。グローバルでリアルタイムな情報網、これがグレープシティの持つパワーの源泉です。日本をヘッドクオーターとし、中国、インド、ベトナム、アメリカ、モンゴルに点在するネットワークが、緊密な連携を行います。核となる仙台の本社社屋が完成したことにより、クラスター会社、そしてスタッフ間のコミュニケーション力がますます高まってまいりました。そのコラボレーションを生かし、グレープシティはこれからも高品質な製品開発とサービスを提供してまいります。

Elixir Report(日本語版)のスクリーンショット。

Elixir Report(日本語版)

Elixir Reportは、Java帳票システムの開発から運用管理まで広範にサポートするトータルソリューションです。

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