License Generator(日本語版) について

ライセンス設定ファイルを生成。

License Generatorは、生成された設定ファイルを含めてインストールキットを作成して配布することにより、ライセンス管理を行います。ソフトウェア製品に、容易にライセンス認証機能を実装することが可能になります。ソフトウェアプログラムの最初でLicense Generatorのモジュールを呼び出し、戻り値のチェックをするだけで製品への実装が可能です。製品として販売する場合、試用版として公開、配布する場合、製品ソフトウェアの変更なしに、それぞれの場合について適切なライセンスの設定が可能です。ライセンス数による限定やIPやMACアドレスによるサーバの限定など、販売条件に応じたライセンスの条件を設定することができます。

製品概要

License Generatorの「ライセンス認証番号発行画面」でライセンス発行の条件に応じた設定をして、ライセンス設定ファイルを生成します。生成された設定ファイルを含めてインストールキットを作成して配布することにより、ライセンス管理を行います。

License Generatorにより次のようなライセンス設定が可能です。

  • マスターキーを設定する
    ライセンス認証番号発行画面でライセンス対象ごとにライセンスを設定します。ライセンス管理を行う単位ごとに任意の名称をライセンス名に入力すると、顧客番号(ライセンス番号)が生成され、合わせてライセンス認証のマスターキーが生成されます。顧客番号(ライセンス番号)とマスターキーの情報はライセンス発行での最も基本的な情報です。
  • 試用版ソフトウェアに試用日数/試用期限を設定する
    ソフトウェアを試用版として配布する場合、試用日数または試用期限を設定することができます。
  • 製品の有効期限を設定する
    ソフトウェアを製品版として提供する場合でも、4つまでの有効期限を設定することができます。例えば、ウィルス対策ソフトウェアのように1年ごとにライセンスを供与する場合に使用します。
  • ライセンスを供与する端末を特定する
    ライセンスを供与するパソコンやサーバを特定する場合、MACアドレスまたはIPアドレスを設定することができます。
  • ライセンス数を限定する
    ライセンス認証できる数をあらかじめ設定し、そのライセンス数までのライセンス認証とソフトウェアの使用を許可するというライセンス管理が可能です。

個別のライセンス提供の条件に応じて、上記から必要なパターンを選択してライセンスを生成し、管理するという運用になります。