TeeChart Pro ActiveX(日本語版) について

TeeChart Pro JP は、Web チャート対応の強力なグラフ・チャート作成コンポーネントです。

ビジネス、エンジニアリング、金融、統計、科学、医療などさまざまな分野での用途に対応します。 TeeChart Pro JP はチャート、チャートエディタ、プレビュー、コマンダー、チャートグリッド、パネルナビゲータなどActiveX と VCL のコンポーネントで構成され、多数の基本チャート(2D、3D 対応)・チャートツール・関数、60種類以上の新機能を装備しました。 また、TeeChart Pro ActiveX の前バージョンからのプロジェクトの自動アップグレードユーティリティを同梱しています。

TeeChart Pro JP 製品の特徴(VCL及びActiveX)

TeeChart Pro JP は、IIS と ASP を用いた Web アプリケーション開発での定番グラフ・チャート作成コンポーネントです。Web チャートでは、チャートイメージのエクスポート時にテンポラリファイル不要のストリーム作成をサポートし、リモート Web やサーバーから系列データをロードするための系列テキストソースコンポーネントなどを実装しています。チャートイメージやチャートデータをメールに添付して送信することも可能です。

データ接続では、ODBC データソース、ADO レコードセットをサポート。
チャートエディタやコマンダーコンポーネントを利用することで、プログラマはコードを書かずに、実行時のエンドユーザはチャートに対するインターラクティブな操作やチャート要素の変更などを実現できます。

TeeChart Pro JP では、多くの豊富な新しい機能を含みチャートやデータ系列型の両方が強化され拡張されています。多くの系列型は拡張され、ローズ、三角系列、ノブゲージ、エラーポイント系列、3D エラーポイント、ツリーマップ、フォルダといった新しい系列型を含んでいます。新しい関数型も拡張され、マネーフロー、変化率、スロープ、歪度、尖度などのような新しい関数型を含んでいます。軸細分、カスタム凡例といった新しいツールも含んでいます。また、全てのエクスポートは、ファイルあるいは受け入れ側(例:Web ページ)に直接ストリームとして作成できます。

TeeChart Pro JP VCL は Embarcadero RAD Studio XE4 の開発環境では Mac OS X, iOS(5.1 以降)にも対応しました。 New!
※iOS アプリケーションを iOS シミュレータ(Mac 上)または iOS デバイスで実行するには、iOS デバイスを Mac に接続する必要があります。 次のデバイスがサポートされています:iPod Touch、iPhone、iPad

機能紹介デモ付属
TeeChart Pro JP の主要な機能を直感で理解できる実行型のデモアプリケーションが、ActiveX 版、VCL 版それぞれの製品版および体験版に付属しています。もちろん、このデモアプリケーションのプロジェクトソースファイルも含まれています。

基本チャートの種類(2D、3D 対応 )
TeeChart Pro JP は、72種類の基本チャートを提供します。

TeeChart Pro JP のコンポーネント
TeeChart Pro JPは、13種類の ActiveX コンポーネント、31種類の VCL コンポーネントを提供します。
ActiveX と VCL ではコンポーネントの総数が異なりますが、これは開発環境に対応したコンポーネント構成の違いであって機能的にはほとんど違いはありません。

コマンダーコンポーネント
プログラマがコードを書くことなく、ユーザはアプリケーション実行時にチャートの回転や移動、ズーミング、奥行効果,3D/2D 効果、チャートエディタ、印刷プレビュー、コピー、保存などの操作を実現できます。

チャートエディタ
TeeChart Pro JP のチャートエディタの目的の一つは、いかにプログラマにコードを書かずにチャートを作成する機能を提供するかにあります。 プログラマはデザイン時にチャートエディタを使いチャートやそのデータに関する様々な定義をビジュアルに設定できます。たとえば、SQL Server データベース上の販売データテーブルを対象にその販売量と販売年月をグラデーション付きの 3D の縦棒グラフを作成することができます。 また、もう一つの目的として、いかにプログラマがコードを書かずに実行時にエンドユーザにチャートを操作・加工する様々な機能を提供するか、ということがあげられます。 プログラマはユーザへのチャートエディタの提供を指定するだけで、ユーザはチャートエディタを使って、チャートに対して様々な追加や変更を加えたり、データ活用することができます。たとえば、既存系列間の累積を新しい系列として追加したり、軸の目盛やタイトルの変更、パネルグラデーションの設定などの視覚的な項目設定が可能です。また、ユーザが現在のチャートデータを Excel 形式や XML データとしてエクスポートする、といったこともチャートエディタだけの機能で実現できます。

データベースチャート
TeeChart は、内部で ADO をサポートします。 データベースへの接続では、チャートエディタのデータソースタブから接続設定を行う方法とコードを記述し接続する方法があります。

IISとASPを用いたWebアプリケーション
TeeChart Pro JP ActiveX は、IIS と ASP でクライアントサイドコンポーネント、あるいはサーバーサイドコンポーネントとして動作します。
TeeChart は、VBScript あるいは JScript で使用できます。クライアントページオブジェクトの場合、ページイベントやユーザアクションで動作します。

チャートツール
TeeChart は、チャートの表示方法や、実行時のチャート上の操作方法を強力に支援する多くのチャートツールを備えています。

Tee テンプレートの利用
Tee テンプレートテクノロジは、クライアントで ODBC を必要としない Live ODBC データベースのチャートアプリケーションの配布を実現します。ブラウザ上でズーミングやスクロールできる"動きのある"チャート表示を可能とします。 Tee テンプレートファイルはチャートのデータと表示情報などを含んだ非常に小さなファイルです。このファイルは、Web サーバーで集中的に作成されクライアントのブラウザに配布されます。

チャートの印刷
チャートの印刷には、TeeChart の印刷系のメソッドなどを使いコードで記述する方法のほかに、プレビューコントロールを利用することもできます。プレビューコントロールはコードを必要とせず実行時にユーザ側で印刷に関する設定をリアルタイムなプレビューを見ながら調整し印刷できます。プレビューに表示されるチャート上で直接、用紙の余白やチャートの大きさ、用紙上の位置などをマウスのドラッグ操作で変更できます。また、新コンポーネントの印刷プレビューパネルやページナビゲータは、複数のチャートのプレビュー設定やプレビューのページング表示を実現します。