TeeChart Pro VCL(日本語版) の新機能

TeeChart Pro JP VCLの新機能

MacOS, iOS に対応!(VCL 版)

TeeChart Pro JP VCL は Embarcadero RAD Studio XE4 の開発環境では Mac OS X, iOS(5.1 以降)にも対応しました。
※iOS アプリケーションを iOS シミュレータ(Mac 上)または iOS デバイスで実行するには、iOS デバイスを Mac に接続する必要があります。 次はデバイスがサポートされています:iPod Touch、iPhone、iPad

新しい系列

  • ローズ:ローズ系列は、極チャートとヒストグラムが組み合わさった系列で、特定の角度または向きに発生するデータの頻度/パーセントをプロットします。主に、重なり合った風/波の向きのデータを表すために使用されますが、向きに関するヒストグラムを表示しなければならない場合にも使用できます。
  • 複数の系列を同時に表示し、系列はそれぞれ特定のプロパティを持っています。また、必要に応じて系列を積み重ねます。
  • 三角系列:
  • 三角系列は3つのコンポーネントの相対的割合を表すために使用されます。この3つのコンポーネントは100%になるよう加算されるか、TeeChart によって100% に合わせられます。
  • 三角系列は相対位置を描画し、ポイントの半径として「サイズ」を評価し、重み付けを追加するためにグラデーションのカラースケールを使用できます。
  • ノブゲージ:ノブゲージ系列はこのバージョンでの新機能です。 ActiveCenter プロパティを True にすると、中心のノブをマウスドラッグしてノブゲージの値を変更できます。
  • エラーポイント系列:エラーポイント系列は、ポイントに4方向(左、右、上、下)のエラーを付けて表すために使用します。
  • 3D エラーポイント:3D エラーポイント系列は、3D 領域にエラー付きのポイントを表すために使用します。
  • ツリーマップ:ツリーマップは階層型(ツリー構造)のデータを一連の入れ子の四角形として表示します。
  • フォルダ:このサンプルは、TTreeMapSeries を使用してファイルシステム構造を表示します。ノードの大きさは、ファイル/ディレクトリのサイズに一致します。

新しいチャートツール

  • 軸細分:軸細分ツールは、軸に切れ目を追加します。切れ目の設定は、軸の一部を隠すことで「関心のない」チャート部分を取り除き、チャート全体の値を最適化することができます。
  • カスタム凡例:この新しいカスタム凡例ツールにより、描画、リサイズなどのオプション付きの、TStringGrid コンポーネントのようにカスタマイズ可能なグリッドを描画できます。

キャンバスの新機能

  • Flash / Flex チャート:TChart の「コンパクトチャート」は指定した領域に表示するようデザインされた Flash チャート(*.swf)です。 指定した大きさのアニメーションを「コンパクトチャート」に追加できるので、データ表現の可能性が広がります。

新しい関数

  • マネーフロー:マネーフローインデックス(MFI)関数は指定した期間の株価の上昇/下降を比較して相場に/相場から出回るお金の強さを判定します。
  • 変化率:変化率は、変化を変数で表す方法です。古い値と新しい値との相対的変動を表します。
  • スロープ:線の傾斜または傾きはその険しさを表します。値が大きいと、傾斜が急であることを示します。
  • 歪度:歪度は実数値のランダム変数の確率分布の不釣合いの度合いです。
  • 尖度:尖度は実数値のランダム変数の確率分布の「尖度」の度合いです。
  • 平滑移動平均値:平滑移動平均(Smoothed Moving Average (SMMA))は、最近の株価に過去の株価と同じ重み付けをします。
  • ATR(Average True Range):Average True Range(ATR)テクニカル指標は相場の変動率を示します。
  • RVI(Relative Vigor Index):RVI 関数(Relative Vigor Index:相対活力指数)は、最近の相場の動きの信憑性とそれが持続する確率を計測する指標です。RVI は相場の株価変動幅に対する終値の位置を比較します。結果はその値の移動平均を計算して平滑化され、4日周期のシグナルラインと比較されます。
  • AO(Awesome Oscillator):オーサム・オシレータ (AO) は、単に34日単純移動平均線と5日単純移動平均線のバーの中間値(高値+安値)÷2)の差です。 直近の5つのバーと34のバーを比較してその時の相場の動きを判断します。 AO 関数はデータソースとしてOHLC(キャンドル)系列を使用します。
  • AC(Acclerator/Declerator Oscillator):加減速テクニカル指標は、現在のトレンドの方向性と強さを表します。
  • アリゲーター:アリゲーターテクニカルインジケータは、バランスライン(移動平均線):アリゲーター(ワニ)のあご(青線)、歯(赤線)、唇(緑線)が組み合わさったものです。この3本のバランスラインはさまざまな期間の相互作用を表します。トレンドは全体の 15~30% にすぎないので、これらに従ったり、一定の株価の期間内でしか変動しない相場での売買を手控えたりするには不可欠です。
  • ゲーターオシレータ:ゲーターオシレータのベースは、TAlligatorFunction で、アリゲーター(ワニ)の「あご」、「歯」、「唇」の収束/分岐の度合いを示します。

※その他多数の新規の追加