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VMware vSphere(日本語版) の新機能
Sphere 4.0 の主な新機能
インフラストラクチャサービスにおける主な新機能
- DPM
夜間などのサーバ使用率が下がるとVMotionの機能を利用して、自動で必要最小数量のサーバに仮想マシンを移行し、不要になったサーバはスタンバイモードにします。サービスレベルを保証しながら電力消費を最小限に抑制しますので、仮想マシンの中断およびダウンタイムは発生しません。この機能により飛躍的な電気代とCO2の削減が可能です。もちろんワークロード要求が増えると、サーバがオンラインになります。(この機能は旧製品VMware Infrastructure 3.5より備わった機能ですが、前回はあくまでも試験的サポートの位置づけで、今回のvSphere4.0より正式にサポートとなります。) - シンプロビジョニング
シンプロビジョニングを利用することにより仮想マシンで格納する仮想ハードディスク領域を最大限に活用可能となりました。従来、仮想マシンのハードディスク(VMDK)で確保した容量はストレージ領域において全て消費されていましたが、物理的な容量のみを消費する形となり、ストレージ使用率を大幅に向上させることができます。 - VMFSの機能拡張
VMFSの機能拡張により、従来困難だった仮想ディスクの動的な拡張が可能となり、ディスク領域の増加におけるリソース要求に迅速に対応できることとなります。VMFSボリュームが作成されるのと同じLUN上でVMFSボリュームを拡張できるためディスク面でのキャパシティプランニングを簡素化することができます。
アプリケーションサービスにおける主な新機能
- FT (Farult Tolerance)
VMware FTは、異なる物理サーバ間で、同一の仮想マシンをそれぞれ1台ずつ同時に実行する機能です。従来のHAと違い、ハードウェア障害発生時にダウンタイム無しで仮想マシンをフェールオーバーし、データ損失のリスクを大幅に軽減します。 - VMware Data Recovery
VMware Data Recoveryにより、従来のVCB(VMware Consolidated Backup)で実現していたバックアップをより容易かつ効率的に実現することができます。vCenterをベースに仮想マシン、またはファイルレベルでのバックアップおよびリストアを行い、シンプルかつ完全なデータ保護を実現します。 - VMware vShield Zones
VMware vShield Zonesにより、仮想環境において、自己学習型のファイアウォールサービスを提供し、VMotionおよびネットワーク構成が認識可能なトラストゾーンを実現します。