ActiveAnalysis について

リレーショナルおよび多次元データを容易に考察できる対話型の意思決定支援システム。

ActiveAnalysis 2 (旧製品名: Data Dynamics Analysis) は、Silverlight、Windows Forms、および ASP.NET に対応した、総合的な OLAP、データの可視化、およびビジネス インテリジェンス (BI) コンポーネントで、Windows および Web アプリケーション向けの対話型の特別なビジネス インテリジェンス機能を迅速に組み込むことができます。ActiveAnalysis 2 は、事実上ほとんどのデータ ソースへの接続機能を搭載し、3 つの開発プラットフォームをサポートしているため、独自の特別なビジネス インテリジェンス アプリケーションをかつてないほど容易に展開できます。ActiveAnalysis 2 のチャート、ピボット テーブル、データの可視化、ドラッグアンドドロップによる優れたユーザー エクスペリエンス、Excel へのエクスポートなどの機能を使用して、分析結果をオフラインで共有するなどさまざまな操作を実行できます。

ActiveAnalysis - 機能と利点

  • 1 つのコンポーネントで、Silverlight、Windows Forms、および ASP.NET 開発をサポート。
  • 1 つのプログラム可能なコントロールで、チャート、ピボット テーブル、およびデータの視覚化を制御。
  • ドラッグアンドドロップによる優れたユーザー エクスペリエンスによって、ユーザー自身でデータを容易に検索可能。
  • Excel へのエクスポート機能を使用して、分析結果をオフラインで共有可能。
  • 柔軟なデータ バインドによって、リレーショナル データを多次元データとして処理可能。
  • SQL Server Analysis Services (SSAS) およびカスタム インテリジェント MDX クエリのネイティブ サポート。

ActiveAnalysis - すぐに使える機能で作業時間を短縮。
ActiveAnalysis のすぐに使える機能と組み込みユーザー インターフェイスにより、コードを 1 行も書くことなく、対話型OLAP およびデータの可視化機能を備えた本格的なビジネス インテリジェンス ソリューションを開発し、展開できます。

ActiveAnalysis - Silverlight、Windows Forms、および ASP.NET のサポートによって、Windows と Web の両方で優れたユーザー エクスペリエンスを実現
ActiveAnalysis は、Microsoft Silverlight、Windows Forms、および ASP.NET をサポートしています。つまり、通常Windows アプリケーションに求められる優れたユーザー エクスペリエンスを、1 つの手頃なパッケージでWeb アプリケーションに提供できます。

ActiveAnalysis - チャートとピボット テーブルを 1 つの強力なデータ可視化コンポーネントに結合
ピボット テーブルかチャートのどちらかをベースとしているだけの一部の OLAP 製品や分析製品とは異なり、ActiveAnalysis には、このような制約はありません。ActiveAnalysis ではデータを基本的なレベルで把握し、データを可視化する多彩な機能を搭載した単一のコンポーネントを提供しています。ボタンをクリックすると、クロスタブ ピボット テーブルを機能豊富なチャートからなるトレリス表示に変更でき、もう 1 回クリックすると、元のクロスタブ ピボット テーブルに戻すことができます。

ActiveAnalysis - 対話型のドラッグアンドドロップ ユーザー インターフェイスによって、データの傾向の把握にかかる時間を短縮
業界の種類を問わず、ActiveAnalysis ではデータの新しい傾向を把握できます。一度接続してマウスをクリックするだけで、数千種類のグラフを生成できます。各ビューでは異なる視点からデータを分析できます。フィールドのレイアウトを再編成すると、同じデータから別のストーリーを見つけることができます。適切な視点でなければ見過ごす可能性がある、新しいデータの傾向が明らかになります。

ActiveAnalysis - Microsoft Excel へのエクスポートによって分析結果をオフラインで共有
実行した分析結果をアプリケーションに取り込んで、ユーザー間で使用できる形式に変換できます。Excel へエクスポートする機能を使用すると、追加分析や what-if シナリオを実行し、データにアクセスできないユーザーと実行結果を共有できます。

ActiveAnalysis - 制限のないデータバインドにより、幅広いデータを分析可能
ActiveAnalysis では、構造化データとフラット データの両方をはじめ、幅広いデータを扱うことができます。また、接続モードと切断モードの両方で機能します。セットアップが簡単にできるように、SQL Server、MySQL、Oracle、Microsoft Access、Microsoft Excel、Xml、DB2、Microsoft SQL Server Analysis Services など、より一般的なデータ ソースに容易にバインドできる各種データ ソース コントロールが付属しています。また、付属のユーティリティを使用すると、OLAP 完全分析エクスペリエンス用の多次元形式にフラット データをモデル化するXML ファイルを作成することもできます。データをコード内で利用できるようにすると、ユーザーは ActiveAnalysis でデータを可視化して考察できます。

ActiveAnalysis - 容易にカスタマイズできるモジュール式のユーザー インターフェイス
ActiveAnalysis では、ドッキング可能なカードを使用してユーザー インターフェイスのあらゆる側面を表示、位置変更、または非表示にできます。この機能により、ユーザーごとにエクスペリエンスをカスタマイズできるだけでなく、ユーザー インターフェイス ロジックをコンポーネント自体に完全にカプセル化することもできます。カードのレイアウトをディスクまたはメモリに保存し、いつでもそれらを再び読み込むことができます。

ActiveAnalysis - 組み込みツール バーを使用して、エンドユーザーがデータ可視化機能にアクセス可能
ドラッグ アンド ドロップ ユーザー インターフェイスのほか、ActiveAnalysis のほとんどの 機能に組み込みツール バーを使用してアクセスできます。これにより、開発者は完全データ分析ソリューションをすぐに起動して実行できます。設計時に [Properties] グリッドを使用してツール バーを非表示にすることができます。また、実行時に非表示にする場合はコードを 1 行だけ記述します。

ActiveAnalysis - 強力な組み込みデータ フィルターによる高速分析
データのフィルタリングは、データ分析に欠かせません。ActiveAnalysis では、データのフィルタリング方法として考えられるあらゆる方法を、構成を行わなくても、既定ですべて使用できます。Windows Form、Silverlight フォーム、または ASP.NET Web フォームにコントロールを配置してデータを追加するだけで、データのドリルインと結果のフィルタリングをただちに開始して、分析目標にとって最も重要なデータのみを表示できます。

ActiveAnalysis - 連続モードによって数値および日付ベースのデータを容易に分析可能
連続モードを使用すると、数値または日付ベースの属性をより簡単に処理できます。また、データの差異を容易に検出することも、スクロールしなくても大量のデータ セットを表示することも可能です。そのため、本来なら見つけることが困難なデータの傾向を明らかにできます。

ActiveAnalysis - データ要約機能によって、理解を助ける主要統計情報を表示
ActiveAnalysis ユーザーは、選択したデータ ポイントを強調表示し、各種の集計結果をサマリ カードに表示して確認できます。この機能を使用すると、データを動的に表示して詳細な分析を行うことや、主な異常値を容易に検出することができます。

ActiveAnalysis - 集計および基本データ ビューによって、トップダウン分析とボトムアップ分析が可能
ActiveAnalysis ユーザーは、選択したデータ ポイントを強調表示し、組み込みコンテキスト メニューを使用して集計および基本データを表示できます。さらに、このデータを選択してクリップボードにコピーし、タブ区切りデータを受け付けるアプリケーションに貼り付けることができます。

ActiveAnalysis - ページングおよびスライドショー機能によって、データ変化の推移を分析可能
ActiveAnalysis のページング機能を使用すると、各期間をページとして表示することで、データ変化の推移を視覚的に分析できます。ページは手動で切り替えることができます。また、スライドショー機能を使用して、ページを自動的に切り替えることもできます。

ActiveAnalysis - データの整列および並べ替えを行うさまざまな方法
ActiveAnalysis の組み込みコンテキスト メニューを使用すると、データをさまざまな方法で並べ替えることができます。キャプション、キー、またはその他のフィールドを選択して、データを昇順または降順に並べ替えたり整列させたりすることができます。並べ替えに使用するフィールドには、カスタム並べ替え操作が設定されていることを示す並べ替えインジケーターが表示されます。

ActiveAnalysis - 元に戻すおよびやり直し機能によって反復分析が促進され、開発時間を短縮
データ分析時に、未知のデータ パターンを明らかにしようとします。この堅牢な分析的思考を支えるために、ActiveAnalysis にはビューに加えた変更を元に戻す機能があります。この機能を使用すると、いつでも以前の結果に立ち戻ることができます。元に戻す機能をコンポーネントに組み込むと、この機能をサポートするための開発時間を数時間、場合によっては数週間短縮できます。

ActiveAnalysis - 権限ベースのセキュリティ モデルを備えたユーザー ロールで、ユーザー インターフェイス機能を制限
ActiveAnalysis では、PivotView ユーザー インターフェイス内でどのユーザーがどのような操作を実行できるかを制限できます。たとえば、並べ替え、フィルタリング、またはその他のユーザー インターフェイス機能をグローバルに禁止できます。また、これらの権限をアプリケーションのユーザー ロールと関連付けて、ユーザー グループを特定のユーザー インターフェイス操作に制限することもできます。

ActiveAnalysis - CSS ライクなスタイル設定によって、再コンパイルしなくてもルック アンド フィールを容易に変更可能
ActiveAnalysis は、目的のルック アンド フィールを作成できる堅牢なテーマ エンジンを備えています。CSS スタイルのアプローチを使用して、ビューの各側面の外観を制御します。この製品には、Office 2007、Windows クラシック、Windows Vista など、事前に作成された多数のテーマが付属しています。独自のスタイルを構成することは、XML ファイル、CSS ファイル、または XAML マークアップを修正するのと同じくらい容易で、ホスティング アプリケーションを完全に再コンパイルする必要はありません。

ActiveAnalysis - データ分析結果を容易に印刷可能
ActiveAnalysis 印刷プレビューおよび印刷機能を使用してユーザー間で分析結果を共有できます。プレゼンテーション データもすべてプリンターに送信され、各種凡例、タイトル、説明テキストなどを含む結果ビューに表示されます。

ActiveAnalysis - 保存および読み込み機能を使用した容易な展開 (ランタイム ロイヤリティ不要)
ActiveAnalysis は、ランタイム ロイヤリティなしの堅牢な展開アーキテクチャを備えています。ホスティング アプリケーションを何度も再コンパイルしなくても、また余計なコストをかけずに、ビューのさまざまな側面 (レイアウト、権限、カード構成、データ、スタイルなど) を保存し、読み込むことができます。

ActiveAnalysis - レイアウト
データ レイアウト構成をXML に保存すると、後からその構成情報を読み込んで、最新のデータでビューを更新できます。レイアウト構成を保存するときは、オプションのフラグを使用してレイアウトをデータと共に保存できます。このようにしておくと、データ ソースにアクセスできないビジネス ユーザーにレイアウトを送信できます。

ActiveAnalysis - カード設定
ユーザーごとにそのニーズに合わせてアプリケーションをカスタマイズできるように、カード レイアウトの保存および読み込みを行います。

ActiveAnalysis - 権限
権限設定のチェックボックス付きリストを使用して、設計時の権限を容易に読み込むことができます。実行時に、保存済み XML ファイルを読み込むのと同じくらい容易です。

ActiveAnalysis - スタイル
きわめて自由度の高い構成可能なユーザー インターフェイスを使用して、既存のSilverlight、Windows Forms、および ASP.NET アプリケーションにシームレスに適合するように Pivot View にスタイルを設定します。

ActiveAnalysis - データ ソース
ほとんどの分析ソリューションでは、同じデータベース スキーマを使用して複数のデータ ソースに接続できます。ActiveAnalysis では、レイアウトで指定されたデータ ソースを常に使用できるように、データ ソース情報とレイアウト ファイルを関連付けることができます。また、データ ソース情報を省略すると、現在のレイアウトを履歴分析用の以前のバージョンのデータベースに対して実行できます。