Altova MapForce Enterprise Edition(英語版+日本語版) - Upgrade from Altova MapForce Basic Edition previous version
データのマッピングと変換、統合をビジュアルに行えるツール
データのマッピングと変換、統合をビジュアルに行えるツール
Altova MapForce Enterprise Edition は、グラフィカルなデータ マッピング、データ変換、およびデータ統合を行うツールです。XML、データベース、フラット ファイル、EDI、Excel 2007、XBRL、Web サービスを任意に組み合わせてデータをマッピングできます。さらに、即座にデータ変換することも、繰り返し変換を実行するロイヤリティ フリーのコードの自動生成も行います。Altova MapForce には、XSLT 1.0、XSLT 2.0、XQuery、Java、C#、C++ などの言語のコード生成を実現する機能が含まれています。Altova MapForce は Visual Studio や Eclipse と統合して、業界をリードするこれらの IDE 内部で MapForce のすぐれた機能にアクセスできます。また Altova MapForce では、グラフィカルなドラッグ アンド ドロップ機能を使用して、異なるデータ ソースの統合や Web サービスの作成が容易にできます。
MapForce がサポートしている機能は、次のとおりです。
Web サービスの開発を簡略化
異種システム間で情報を交換するために Web サービスを利用しますが、実装するためのコードを手作業で記述するのは複雑で、時間もかかり、エラーが発生しがちです。Altova MapForce では、これらの問題を取り除くために、Web サービスをビジュアルに構築できるようにし、サーバー上に Web サービスを実装する上で必要となるJava や C# のコードを自動生成します。
Web サービスを構築するためには、既存のWSDL (Web サービス記述言語) ファイルを MapForce プロジェクト ビューにロードして、トランザクションごとにマッピングを作成するだけです。Altova XMLSpy のグラフィカルな WSDL デザイン ビューで作成されたドキュメントをはじめ、標準的な WSDL ドキュメントはすべてサポートされています。
WSDL ファイルをロードして、マッピング デザインとして Web サービスに含まれているトランザクションごとに操作内容を定義するだけです。MapForce はトランザクションの入出力スキーマをグラフィカルに表示します。また、要素をリンクするために接続線をドラッグし、ライブラリから関数ブロックを取り込むことで、データを容易にマッピングして操作を実行できます。サポート対象のデータ ソースには、XML、データベース、フラット ファイル、EDI (EDIFACT および ASNI X12) 形式があり、これらのソースを組み合わせて WSDL トランザクションの操作間でマッピングすることができます。
データ処理関数からなる機能豊富なライブラリが用意されていて、出力スキーマに戻す前にデータのフィルタリングや処理を行います。また MapForce のビジュアル関数ビルダーにより、他のマッピングで使用する複雑な関数を作成したり保存したりすることができるようになります。
WSDL ファイルでトランザクション処理のマッピングを作成してしまうと、単一トランザクションまたは WSDL プロジェクト全体のコードを Java または C# で生成することができます。
Web サービス トランザクション機能をそれぞれ実装する上で必要となる数百から数千行のコードを記述するのではなく、ビジュアルにマッピングを定義して MapForce にコードを一度に生成させることができるようになりました。何時間も何日もかかっていたコードの作成は、わずか数秒で自動生成できるようになりました。MapForce のビジュアルな設計により Web サービス開発から複雑さがなくなり、標準に準拠した Web サービス アプリケーションをかつてないほど迅速に構築できます。
エンタープライズ データを統合
Web サービスの構築のサポートに加え、MapForce では XML、データベース、フラット ファイル、EDI のデータを組み合わせてマッピングするデータ統合アプリケーションを設計することもできます。
XML、データベース、フラット ファイル、EDI を任意に組み合わせてデータをマッピングすることができます。また複数のソースや複数のターゲットもサポートされています。Web サービスの作成と同様に、ソースやターゲットの対応する要素をリンクする接続線をドラッグし、データ処理ルールを挿入することにより、コンテンツ モデル間のマッピングをビジュアルに定義します。MapForce 固有のビジュアルな関数ビルダーを使用すると、機能豊富な MapForce 関数ライブラリから関数を選択することも、作成した関数ライブラリをインポートすることも、複雑な関数の作成や保存もできます。
MapForce 内蔵のエンジンを使用すると、任意のマッピングを実行したり、ワンクリックで出力を表示したりすることができます。MapForce エンジンの出力は、一度マッピングした結果として保存することができます。またサンプルの結果をプレビューする目的で使用することもできます。これにより、複雑なマッピング プロジェクトの設計やテストを行うプロセスが大幅に簡略化されます。さらに、もう 1 度クリックするだけで、MapForce はサーバー側のカスタマイズされたデータ統合アプリケーションで使用できるように、ソースからターゲットへのデータを体系的に整理する上で必要となるソース コードを自動生成します。