ComponentOne Studio for iPhone について

iPhone のルック&フィールと、iTouch ユーザー・インターフェイスを模倣するための製品です。

ComponentOne Studio for iPhone は、iPhone と iTouch におけるネイティブ UI のルック&フィールを模倣するために、開発された ASP.NET コンポーネントのスイートです。 ComponentOne Studio for iPhone は、増え続けるモバイル Web エンドユーザーに、アピールするための手段を着実に支援していきますが、新しいテクノロジーの学習をデベロッパーに要求することはありません。ComponentOne Studio for iPhone は、Button/LaunchPad/Calendar/NavigationList/Slider/SwitchButton/ViewPort などに代表される、10種類のコンポーネントを包含します。 そして、Mobile Safari 内でレンダリングが行われるときに、iPhone のルック&フィールと、iTouch のユーザー・インターフェイスを模倣します。 さらに、ComponentOne Studio for iPhone は、スマートフォン市場における最先端のテクノロジーをサポートし、Android OS/Droid/Nexus One/Palm Pre/Opera Mini などにも対応します。ComponentOne Studio for iPhone は 1年間のサブスクリプションを含み、また、ComponentOne Studio Enterprise の一部として購入することが可能です。

ComponentOne Studio for iPhone Subscription のメリット

このサブスクリプションにより、購入から 1年の間は、ComponentOne Studio for iPhone に含まれる各種プロダクトの、マイナー/メジャー・アップデートが提供されます。 また、ComponentOne Studio に追加される、新しいプロダクトが提供されます。

ComponentOne Studio for iPhon は年間に 3回のリリースを前提としており、それらは 3月/7月/11月 の中旬に予定されています。

ComponentOne Studio for iPhone を用いることで、iPhone インターフェイス を模倣する Web アプリケーションが作成されます。ComponentOne Studio for iPhone により、iPhone のインターフェイスとナビゲーションを模倣する、ASP.NET Web アプリケーションの生成が実現されます。 さらに、Microsoft ASP.NET のパワーを結合することで、iPhone と iTouch をターゲットとする企業 Web サイト用の、最先端のバージョンを作成されます。

ComponentOne Studio for iPhone の機能

  • Buttons for iPhone (C1Button)
  • Calendar for iPhone (C1 Calendar)
  • CoverFlow for iPhone (C1CoverFlow)
  • LaunchPad for iPhone (C1LaunchPad)
  • MultiView for iPhone (C1MultiView)
  • NavigationList for iPhone (C1NavigationList)
  • PickView for iPhone (C1PickView)
  • Slider for iPhone (C1Slider)
  • TabBarController for iPhone (C1TabBarController)
  • ViewPort (C1ViewPort)

ネイティブ iPhone アプリケーションのルック&フィールを模倣する、リッチな Web エクスペリエンスを作成するために、C1.Web.iPhone アセンプリを利用できます。

iPhone 上で稼働するアプリケーションをデザインする際に、デバイスが提供するディスプレイ解像度を考慮する必要があります。 すべての iPhone ディスプレイは、縦置きで 320 x 480ピクセルで、横置きで 480 x 320ピクセルです。 しかし、そのディスプレイの全ての領域に、Web アプリケーション・デベロッパーがアクセスすることは不可能です。 iPhone における Web ページの典型的なレイアウトは、Safariの各要素を前提にしなければなりません。

ComponentOne LaunchPad for iPhone (C1LaunchPad)
C1LaunchPad コントロールにより、Web アプリケーションにおける各局面で、使い慣れた UI が提供されます。 ページ・インジケータを用いたマルチ・ページ操作と、共通の機能を取り込んだツールバー、そして、ラウンチ・アイコンと結び付けられた情報を提供するステータス・テキストなどが、C1LaunchPad により提供されます。

ComponentOne ViewPort for iPhone (C1ViewPort)
C1ViewPort コントロールと C1NavigationList コントロールを併用すると、iPhone Web アプリケーション用のカスタム・ナビゲーションが提供されます。 C1ViewPort コントロールは、Web アプリケーションのデザインで用いられる、3つの異なるエリアを提供します:

  • ナビゲーション・バー
  • コンテント領域
  • ツール・バー

  ComponentOne NavigationList for iPhone (C1NavigationList)
このコントロールにより、大半のネイティブ iPhone アプリケーションがサポートする、edge-to-edge のナビゲーションス・タイルが、各種の Web アプリケーションに提供されます。 このコントロールが、C1ViewPort コントロールのコンテント・エリアに配置されるとき、ページからページへの移動に応じて C1ViewPort.Navigationbar が自動的に更新されます。

C1NavigationList が提供する、一連のリッチな要素により、以下の項目が実現されます:

  • リストのレンダリング方式:SimpleList と RoundedCornerList。
  • グループ・アイテム:オプションのグループ・タイトルを使用。
  • カスタマイズ:リスト・タイプとアイテム・テンプレート。
  • リード・オンデマンド:コンテントのナビゲーション中には、カレント・ページのみをサーバーから抽出。それにより、Web アプリケーションのイニシャル・ロード・サイズを大幅に削減。

ComponentOne Calendar for iPhone (C1 Calendar)

ComponentOne Calendar for iPhone により、iPhone カレンダーのユーザーが慣れ親しんだ UI が提供されます。ディスプレイのタップのように容易な操作により、日付の選択と月の変更が実現されます。

ComponentOne Calendar for iPhone は、広範囲におよぶカルチャーをサポートします、デフォルトのカレンダー・タイトルは英語(United States)で表示されます。 しかし、1つのプロパティを設定するだけで、ターゲットのカルチャに切り替えることが可能です。

ComponentOne Butttons for iPhone (C1Button)

対象となる Web アプリケーションに、iPhone ライクなボタンを提供します。ComponentOne Buttons を用た Web アプリケーションの開発により、必要とされるボタンの利用が実現されます。基本的なコマンドのための C1Button コントロールおよび、トグルとして機能する ON/OFFボタンを表示する  C1SwitchButton コントロールが提供されます。 また、複数セグメントにより水平に構成され、それぞれのセグメントを別々のボタンとして機能させる、C1SegmentedButtons なども含まれます。 さらに、1つのプロパティをセットすることで、ボタン・タイプの変更が可能になります。 具体的には、back/forward/destructive/immediate/primary/standard/text only などのスタイルを選択することになります。

ComponentOne Studio for iPhone (C1CoverFlow)
ComponentOne CoverFlow for iPhone が提供する、3次元/アニメーション/グラフィカルな UI において、アルバム・アイテムをビジュアルに操作します。 スクリーン上のスクロールバーあるいは、スクリーンのフィンガー・タッチにより、Cover Flow をスライドさせることが可能です。

ComponentOne MultiView for iPhone (C1MultiView)
Web アプリケーション 内で、複数ページ にまたがるコンテントを表示し、同時にナビゲートします。 貴重なスクリーン領域を使い尽くすことなく、ページ上の情報を効果的に表示します。 ComponentOne MultiView for iPhone は、ページのコレクションを表示し、ページごとの参照を実現します。

ComponentOne PickerView for iPhone (C1PickView)
ComponentOne PickerView for iPhone は、ホイールもしくはスロットマシンのモチーフを用いて、複数の値の表示します。ローテーション操作により、セレクション・インジケータに合わせることで、目的の値が選択されます。

ComponentOne Slider for iPhone (C1Slider)
ComponentOne Slider for iPhone により、エンドユーザーが選択する値の、表示範囲を設定が可能になります。 このタイプのコントロールは、一般には音声ボリュームの制御で用いられます。スライダー・コントロールの最小値/最大値のいずれかにイメージを加えることで、そのスライダーのエンドを示すという、カスタマイズも容易に行えます。

ComponentOne TabBarController for iPhone (C1TabBarController)
ComponentOne TabBarController for iPhone により、選択時に表示されるビュー・コントローラーのセットを管理します。 タブ・バーの外観は、ビュー・コントローラーのプロパティを変更することで修正されます。ナビゲーション・バーが表示されている場合も、C1TabBarController により、このタブ・バーとの間でビューのサイズ/ポジションが修正されます。それ以外の場合には、ステータス・バーとの間でビューのサイズ/ポジションが修正されます。 C1MultiView のページ・ビューをタブ操作するために、TabBarController for iPhone をC1MultiView コントロールにバインドすることも可能です。 1つのプロパティを設定する程度の作業で、この 2つのコントロールをバインドできます。

ComponentOne Studio for iPhone Subscription

  • 新製品のリリース ― 1年のサブスクリプション期間において、ComponentOne for iPhone の新製品を自動的に取得し、Studio for WinFormsに追加。
  • アップデート/アップグレード/ベータ ― ComponentOne Studio for iPhoneを購入した時点において、1年のサブスクリプション期間で、アップデート/アップグレードを受ける権利を取得。
  • 電子メールと電話でのテクニカル・サポート ― ComponentOne Studio for iPhone に含まれる、電子メールでの問い合わせサービスを、Technical Support チームがサポート。 それに加えて、ComponentOne Web サイトの FAQ フォームで、サンプル・コード/ナレッジ・ベース/P2Pニューズ・グループなどの、オンライン・サポートも取得可能。
  • ドキュメント ―ComponentOne Studio for iPhone に含まれる、オンライン Help/CHM Help/デモ/チュートリアル/サンプル・プロジェクト/サンプル・ソースなどのドキュメントが利用可能。
  • 更新 ― サブスクリプション期間が終了した後でも、その間にリリースされたコンポーネントを使い続けることが可能。 ComponentOne Studio for iPhone を用いて構築したアプリケーションの配布も継続が可能。ただし、新しい製品の取得/アップデート/アップグレードをダウンロードするのためには、新規のサブスクリプションが必要。