FlexGrid for Windows Forms(日本語版)

FlexGrid for Windows Formsは、多彩な表現力と柔軟性を兼ね備え、データ編集からプレビュー・印刷までをトータルにカバーするWindowsフォーム用のグリッドコンポーネントです。

GrapeCity 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。

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旧バージョン取扱のご案内
旧バージョン販売に関しては、弊社フリーダイヤル(0120-343-550)又はメール(sales@componentsource.co.jp)までお問い合わせください。

FlexGrid for Windows Forms(日本語版) の新機能

※ 現在お得なスイート製品ComponentOne Studioを販売しています。詳しくはComponentOne Studioのページをご覧ください。

新機能

フィルタリングのサポート
ご要望の最も多かったフィルタリング機能を実装しました。組み込みのフィルタとして、値のリストから表示/非表示を指定する値フィルタと、表示条件を指定する条件フィルタを用意し ています。簡単な設定のみで、大量のレコードも実行時にフィルタ条件を切り替えて、必要な情報を抽出できるため、実務の効率アップや多角的なデータ分析が可能になります。
またカスタマイズにより、表示レコード用/非表示レコード用のスタイルを切り替えることでフィルタリングを行うスタイルフィルタや、条件を入力してフィルタリングを行う行フィルタなども実現できます。

常時入力オプション
「キー入力やマウスクリックによってカレントセルが移動しても、常に入力モードを保持したい」。そんなご要望をより簡単に 実現可能にする機能が追加されました。新たに提供された2つのオプションの設定により、これまでコーディングが必須だった常時入力モードが、コーディングレスで実装できます。

小計行のカスタマイズ
小計行が挿入される際に発生するイベントが新たに追加され、小計行のカスタマイズ性が格段にアップしました。小計行の計算値を別の集計に利用する、小計行の任意の列に特定のテキストを表示する、といった処理の記述も、小計更新箇所にかかわらずイベント内に集約でき、豊富なイベント引数から小計行のインデックスなど各種情報を取得できるため、より簡潔な記述で実現できます。

クリップボードへのコピーオプション
マウスやキーボードによるコピー&ペースト操作の際に、ヘッダの内容も含めることが可能になりました。クリップボードへのコピー対象は、データと列ヘッダ、行ヘッダ/データと列ヘッダ/データと行ヘッダ/データのみ/無効、の5種類から選択でき、エンドユーザー の用途に合わせた適切な操作性を提供できます。

2つのマージモード
「複雑な固定列はカスタムマージで作成したいが、データセルは値に応じて自動的にマージさせたい」。前バージョンで数多く寄せられたご要望にお応えしました。列ヘッダなど固定列のマージモードとデータセルのマージモードをそれぞれ設定できるため、可変で処理量の多いデータセルで自動マージを利用すれば、コーディング量が減り、パフォーマンスの向上にもつながります。

行単位での検証
行移動のタイミングで発生するイベントが追加され、行レベルで検証が可能になりました。たとえば、1レコードずつ入力を行う際に 必須入力項目が未入力のまま、あるいは1レコード内で相関関係のあるセル同士に矛盾した値を入力した状態で、他のレコードに移動しようとした場合にチェックすることで、入力操作をフォローし データの整合性を保持できます。

ウォーターマーク
行の自動追加を行っている際、新規追加行のテンプレートに任意のテキストを表示できるようになりました。使い方も簡単で、NewRowWatermarkプロパティにテキスト文字列を指定するだけ。組み込みのNewRowスタイルの各種設定と併用すれば、新規追加行のカスタマイズの幅が広がります。

外観の共有とカスタマイズ
グリッドの外観描画を定義したC1FlexGridRendererクラスを使用してセルの外観 を設定する新しい仕組みを用意しました。定義したレンダラをRendererプロパティに指定するだけで、個別のセルスタイルを1つ1つ設定し直すことなく、複数のグリッド間で外観設定を簡単に共有できます。
さらに、Office 2007ライクな外観で使用されているグラデーションやイメージを実装したGridRendererOffice2007クラスも提供されており、視覚スタイルにカスタマイズを加えた外観を実現したいといったご要望にもよりスマートに対応できるようになりました。

印刷機能の強化
PrintDocumentオブジェクトのレンダリングに使用するPrintDocumentGridRendererクラスが追加されたことにより、複数のグリッドを1つの印刷ドキュメントに出力したり、現在のグリッドにほかのコンテンツ要素を追加して出力したりすることが可能になりました。

セルの内容への装飾
CellStyleクラスへの機能追加(StringFormatプロパティ、GetTextRectangleメソッド、およびGetImageRectangleメソッド)により、セル内のテキストやイメージといったコンテンツ自体の表示領域を計測可能になったため、たとえば入力ミスのテキストにアンダーラインを描画したり、テキスト上にマーカーで塗りつぶしたような四角形を描画したりすることで、注意を促す用途にも活用できます。

その他

アウトラインツリーでの3値チェックボックスの利用
オブジェクトモデルの改良(Treeオブジェクト、Nodeオブジェクト)
CellCheckedイベントの追加
DataMemberChanged イベント、 DataSourceChanged イベント、およびDataBindingComplete イベントの追加