Forguncy(日本語版)

Excel操作でWebアプリを作成。

MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。

バージョン: v3 更新日: May 29, 2017

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販売終了のご案内。
Forguncy製品は新・旧バージョン共に2018年11月28日(水)より、販売終了されました。詳細情報に関しては弊社フリーダイヤル(0120-343-550)又はメール(sales@componentsource.co.jp)までお問い合わせください。

Forguncy(日本語版) の主な機能

Forguncy(日本語版) の主な機能

Forguncy Builder

Excelライクな操作性でアプリ作成
Excelに良く似た外観と操作性のForguncyは、Excelの知識を活かせるWebアプリケーションの作成ツールです。
Excelで操作するのと同じ感覚でアプリケーションの画面を作成できるので、セルの書式設定やセルの結合、罫線を利用した表作成が思いのままに可能です。方眼紙状のマス目を利用すれば紙の伝票や帳票のように複雑に作り込んだ細かなレイアウトも思い通りに実現できます。使用環境にMicrosoft Excelがインストールされている必要はありません。

組込みのデータベース
Forguncyはデータベースアプリケーションが作れます。Forguncyで作ったアプリケーションで入力・参照するデータは、画面と分離したデータベース上で管理するため再利用も可能です。
データを格納するテーブルの作成やページ上の項目とのデータの連結などは、すべてForguncy上の画面上の操作だけで行えるため、専門的な知識がなくてもデータベースアプリケーションが作れます。ページに配置されている項目からデータベースのテーブル構造を生成する機能も提供しています。データベースはForguncyに組み込まれているため、他にデータベースのソフトウェアを用意する必要はありません。

ExcelやAccessからのインポート
Excelで作成された申請フォームや、ExcelやAccessなどに蓄積している業務データがあれば、それをそれぞれForguncyのアプリケーション画面、テーブルデータとしてインポートできます。これまでExcelで運用してきた出張届出や会議室申請といった業務をシステム化したいケースでも、使い慣れたExcelの入力画面をそのままWebページのデザインとしてインポートできるのでスムーズなシステム移行が可能です。

豊富なセル型とリストビュー
Forguncyにはセルに割り当て可能なセル型が16種用意されており、テキスト入力や日付選択の他にもボタンやチェックボックスといったインタラクティブな仕掛けをセルに設定できます。これらのセル型には和暦やふりがなの自動取得といった日本のシステムに求められる機能も提供されています。また、リストビューではデータベースのデータを一覧で表示・編集することができます。表示するデータを昇順や降順での並べ替えたり、クエリ条件を使用して条件に一致するデータのみ表示したりすることも可能です。リストビューの設定はリボンやダイアログで簡単に行えます。

327種のExcel関数が使える
ForguncyはExcelと同じ多くの関数が使えます。業務アプリケーションの機能として必須となるデータの条件抽出や数値の集計も、Excel関数を使うことでプログラミングの知識がなくても実現できます。サポートしているExcel関数は327種。Excelの知識があればアプリケーションの可能性を無限に広げることができます。

グラフ作成と条件付き書式
集計値はグラフで視覚的にデータを表示することが可能です。Excelと同じようにページ上のデータを範囲指定するほか、リストビューのデータを使って折れ線、縦棒、横棒、円グラフをページ上に作成できます。
リストビューでは、Excelと同じ方法で条件付き書式が使えます。設定した条件に応じて色やデータバー、書式を変えてセルの値を表示できます。

データ交換フォーマット(Excel出力)
作成したアプリケーションの画面をそのままExcelに出力できます。Forguncyでシステム化しても取引先とのやり取りにはExcelファイルが引き続き必要な場合や、印刷した帳票だけを変更したい時なども、Excelファイル出力機能を使うことで対応可能です。
また、リストビューのデータをExcelに出力できるので、蓄積されたデータの集計や加工をExcelのグラフやピボットテーブルを使って行えます。

ユーザー管理機能と権限の設定
Forguncyではアプリケーションの利用者を識別するためのユーザー管理機能を持ったシステムが作成できます。また、利用者ごとに権限を設定することもできます。ユーザー管理機能では、Active Directoryにも対応しているのでお使いのWindows 認証システムをそのまま利用できます。

※ ユーザー管理機能を運用時に利用するにはForguncy ServerまたはForguncy Server Enterpriseが必要です。

ワークフロー
報告書や申請書を決められた手順に従って承認・決裁処理するためのワークフローシステム。Forguncyでは、このようなシステムを作成するための仕組みとしてワークフロー機能を提供しています。
Forguncyでのワークフローは、状態とプロセスと呼ばれる2つの定義により行います。決裁ルートの分岐や棄却処理などもこの2つの定義で視覚的に設定できます。それぞれのプロセスでの担当者区分(上司1、上司2、経理など)もユーザー属性で自由に設定できるため、複雑な業務手順に対応することも可能です。

メンテナンスモードは、運用を開始した後のアプリケーションの改修を行うための機能です。
業務ルールの変更などでテーブルに新しい項目(フィールド)が必要になった場合など、メンテナンスモードとしてアプリケーションの運用を一時中断できるので、データベースに蓄積されたデータを維持したまま安全にアプリケーションを更新することできます。
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Forguncy Builder Pro

Forguncy Proには、より高度なアプリケーションを開発するための機能が用意されています。

外部データベースとの接続
外部データベースの接続機能を使うとデータソースとしてMicrosoft SQL ServerやOracle Databaseなどを利用できるようになります。稼働中の社内システムにあるデータを活用したい場合や、社内システムの拡張には膨大な改修コストがかかるといった場合には、外部データベースの接続機能を使えば、Forguncy上で必要なデータの参照やデータの追加、更新が行えるようになります。
また、Forguncyの内部テーブルと外部データベースのテーブルとの間にリレーションシップを設定してテーブルを結合することができます。新たなデータ項目をテーブルに追加したいといった場合でも、稼働中の社内システムのデータベースに変更を加えることなく対応が可能です。
データベースシステムは、Microsoft SQL ServerとOracle Databaseの(※)の2つをサポートしているほか、ODBCドライバーによるデータソースへの接続が可能です。

カスタムコードの組み込み
JavaScriptを使ってForguncyで作成したアプリケーションに、カスタムのクライアントスクリプトを組み込むことができます。
ボタンのClickイベントやページロード時に独自の機能を実装することができるため、あるボタンが押されるまでは、入力項目を無効にしておきたいといった詳細な要件にも対応できます。JavaScriptはページにJSファイルを組み込む方法と、ボタンなどのコマンドにスクリプトを記述する2つの方法が用意されています。また、Web APIを使ってForguncy内部のデータベースやリンクしている外部のデータベースにアクセスできます。JavaScriptで直接データの参照や更新といった処理が行えます。

Forguncy Server

作成したアプリはすぐに運用

Forguncy ServerはWebアプリケーションとしてホストする仕組みを提供します。
Forguncyサーバーをインストールするだけで、IISやApacheといったWebサーバーソフトウェアなしにアプリケーションをWebアプリケーションとして公開できるので、高度なWebの知識や専用の環境を構築しなくても容易にアプリケーションを配布・運用できます。

アプリケーションの発行
Forguncyサーバーへのアプリケーション発行は、Forguncyの発行機能を使えばサーバーの名前やURLなどの基本情報を入力するだけで簡単に行えます。発行に必要なファイルや設定を気にする必要がないので、配置したアプリケーションが動かないといったトラブルもありません。
Webサーバーの構築に時間もコストもかけられないといった課題にも、Forguncyサーバーなら簡単にアプリケーションの運用を開始できます。

セキュアな通信
Forguncy Server Enterpriseでは、HTTPSプロトコルによるセキュアな通信が可能です。データ送信、データ閲覧はSSL暗号化されるので、個人情報などの重要な情報を安全にやりとりすることができます。Forguncy Server Enterpriseをご利用になるには、SSLサーバー証明書が必要になります。