XapOptimizer(日本語版)
Silverlightアプリケーション最適化ツール。
MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。
XapOptimizerはSilverlightアプリケーションのファイルサイズを最適化するソフトウェアです。XAPファイルに含まれるアセンブリを自動解析し、使われていないクラスやXAMLリソースを削除することによりXAPファイルを最大70% ※ 削減します。また、クラス名を意味のない文字列に置き換える難読化機能も備えており、リバースエンジニアリングを困難にします。開発時にはファイルサイズを気にせず便利なコンポーネントを利用し、最終工程にXapOptimizerを使用することで、開発生産性の向上とパッケージのスリム化、知的財産権の保護を一度に実現できます。
主な特長
不要なコードの削除
XAPファイルに含まれるアセンブリを自動解析して、アプリケーションで使用されていないクラスや、XAMLリソースを削除します。コンポーネントを多く利用する場合などで、より効果を発揮します。
コードの難読化
コンポーネントに使用されているクラス名を置き換える機能を備えています。名前をわかりにくいものに置き換えることで、リバースエンジニアリングを困難にし、知的財産権を守ります。
※文字列の暗号化には対応していません。
コマンドラインで実行可能
コマンドラインで最適化処理を実行できます。Visual Studioのビルドプロセスに最適化処理を統合したり、バッチコマンドで一括して最適化を実行したりすることができます。
コードの削減をカスタマイズ可能
クラスやXAMLリソースを削除せずに残すかどうか選択できます。Object.GetType()メソッドにより実行時に動的に参照されているようなクラスがある場合、最適化により必要なコードを自動削除しないように設定できます。
厳密名の署名
XAPファイルに含まれるアセンブリに厳密名で署名します。アセンブリを最適化すると署名は削除されますが、最適化後に厳密名で署名しなおすことができます。