OfficeHTMLFilter(日本語版) について

サーバ上でMicrosoft Word/Power Point/Excel文書をHTMLに変換。

OfficeHTMLFilterは、サーバー用途に設計されており、サーバ上で連続してHTMLを作成するような用途に適しています。文書管理にHTMLという統一したフォーマットで文書を管理することにより、一貫した編集、検索などが可能です。また、蓄積された既存のデータを一括してHTMLに変換することにより、データの再活用やホームページの作成をお手伝います。

OfficeHTMLFilterの特徴

  • Microsoft Office不要
    Microsoft Officeのアプリケーションを使用せずにHTMLへ変換が可能
  • マルチスレッドに対応
    サーバーで一括してHTMLファイルを作成する用途に使用可能
  • Windows版・Solaris版・Linux版を標準で用意
    マルチプラットフォーム版として設計・開発しているため、その他のOS・CPUの組み合わせでも少ない時間で移植することが可能

出力されるHTMLの仕様
HTMLVer4.01CSS Level2(Cascading Style Sheets)仕様のHTMLを出力します。

出力オプション
出力時に以下のオプションの指定が可能です。

  • CSSファイルを外部ファイルとして出力する - Word,Power Point,Excelからの出力時設定可能
  • 画像ファイルの出力先(パス)を指定する - Word,Power Point,Excelからの出力時設定可能
  • スライド(Power Point)/シート(Excel)毎にHTMLを分割して出力する - Power Point,Excelからの出力時設定可能)
  • 指定したスライド(PowerPoint)/シート(EXCEL)のみをHTMLに出力する - Power Point,Excelからの出力時設定可能
  • Excelの印刷範囲のみをHTMLに出力する - Excelからの出力時設定可能
  • フォントサイズを< body style="font-size:10.5pt">に出力する - 文字属性のフォントサイズは出力されない
  • フォント名を< body style="font-family:xxxx">に出力する - 文字属性のフォント名は出力されない
  • 元文書の文字書式、段落書式などのスタイル情報を無視したシンプルなHTMLを出力する - 位置属性、箇条書き番号属性など一部の属性情報は残す

出力される文字符号化方式
日本語、中国語(簡体/繁体)、英語、韓国語に対応した以下の文字符号化方式で出力します。

  • 国際標準
    UTF-16(BigEndian・LittleEndian) UTF-8 ISO-10646-UCS-2 ISO-10646-UCS-4
  • 日本語
    Shift_JIS EUC-JP EUC-JP-FIX ISO-2022-JP
  • 英語
    ISO_8859-1
  • 中国語・韓国語
    GBK Big5 KS_C_5601-1987 GB18030