Released: Feb 25, 2021
10.4.2 Sydney での更新項目
機能
生産性の向上
- LSPサポートを強化。パフォーマンスアップに加え、コード補完、パラメータ補完、シンボル情報など、より信頼性の高いCode Insight(コード入力支援機能)の提供を実現
- パスの環境変数を用いて絶対パスを変換できるライブラリパス管理のアップデート
- 長めの操作を行っている間に新しい進捗ダイアログを表示するなど、IDEの応答性に関する新機能
- FireDAC、デスクトップ、プラットフォーム、フォーマッター構成ファイルなどを旧バージョンからすばやく移行可能になった移行ツールの強化
- UI操作なくDelphi / C++Builder / RAD Studioをインストールできるサイレント自動インストール
Windows開発を強力にサポート
- VCLの新しいコントロールTControlListにより、長いリストをカスタムUI設定オプションで表示可能
- VCLの新しい数値入力コントロールTNumberBoxが、整数、浮動小数点数、通貨型の数値入力をサポート
- Microsoft Storeおよびエンタープライズ向け配置のための、Microsoftの新しいWindowsアプリケーションパッケージングフォーマットMSIXをフルサポート
- KSVCライブラリ(Delphi/C++Builderアプリケーション向けの200以上のWindows UIコントロール)をVCLスタイルアーキテクチャに適合するようにアップデート
- TEdgeBrowserコンポーネントがMicrosoft WebView2コントロール/SDKのGAバージョンをサポート。キャッシュ管理とカスタムWebView2バージョンの使用サポートを強化
単一コードですべてのプラットフォームをサポート
- RAD Studio 10.4.2は、iOS 14 App Store対応アプリケーションの構築、iOS 14 SDKのターゲット設定、および iOS14デバイスでのデバッグをサポート。企業内での配置用にアドホック配布も可能
- Delphi 10.4.2は、IntelベースのアプリケーションでmacOS 11 BigSurをサポート。macOS 64-bitアプリケーションを、macOS App Storeまたはローカルでも配布可能
- Delphi 10.4.2 は、Android 11での配置およびデバッグをサポート。Google Play Storeでの64-bitアプリケーションサポートで必要となる、アプリケーションバンドル形式での配置を強化
Delphi / C++Builderサポートの拡張
- 20以上のコンパイラの最適化により、Delphiコンパイラのパフォーマンスを大幅に改善。コンパイル時間を劇的に短縮
- Delphi向けError Insightの強化など、LSPテクノロジーをベースとしたCode Insightサポートを拡張
- Win64リンカでメモリ使用プロトコルを改善、メモリ利用効率を向上
- Clangベースのbcc32c/xで、デフォルトのターゲットCPUを「pentium2」に変更。より優れたコード最適化とデバッグモードでのレジスタスピルの減少を実現
- モジュール内とモジュール間の双方で例外処理システムを改善。RTLには最新バージョンのDinkumware STLも同梱