Desktop Packに含まれる2つの製品

• SPREAD for Windows Forms - Microsoft Excel®の機能を多く取り入れたグリッドとスプレッドシートの特長を兼ね備えている表計算データグリッドコンポーネント。
• SPREAD for WPF - 表計算ソフトウェアの「セル」を最小単位としたWPF用データグリッドコンポーネント。

SPREAD Desktop Packでできること

WPFアプリケーションの開発を始めたい
「SPREAD Desktop Pack」は「SPREAD for Windows Forms」の最新バージョンと、WPF用の表計算データグリッドとして新たに開発した「SPREAD for WPF」という2つの製品から構成されています。WPFはWindowsフォームの後継技術として注目されており、SPREAD for WPFはこの新しいプラットフォームに完全準拠するデータグリッドです。WindowsフォームからWPFへの移行を視野に入れている場合、あるいはWindowsフォームで作られたシステムの一部分をWPF化する場合にも、WPFの特徴を最大限に活用したアプリケーション開発に今すぐ着手できます。

導入コストを低減し効率良く開発したい
SPREAD Desktop Packに収録されている2つの製品は、それぞれ違うマシンにインストールすることができます。Windowsフォームアプリケーション開発はこれまでどおり行いながら、同時に別の開発者がWPFアプリケーション開発に着手することも可能です。WPFのための費用を用意する必要はなく、Windowsデスクトップアプリケーションのための開発ツールとして幅広く活用できます。

最新環境に対応したSPREADを使いたい
SPREAD Desktop PackはWindows 8およびWindows Server 2012、Visual Studio 2012といった新しいOSや開発統合環境をサポートします。ActiveX製品のSPREADで開発したアプリケーションを .NETに移行する場合、あるいは旧バージョンのWindowsフォームを最新の .NET Frameworkに移行する場合など、Desktop Packを利用すればWindowsフォーム、WPFどちらのプラットフォームでも最新環境に対応したアプリケーションを開発できます。

デザインを簡単に設定したい
SPREADはGUI設計ツールであるSPREADデザイナを提供しています。ActiveX製品、.NET製品（WindowsフォームおよびASP.NET）と引き継がれてきたSPREADデザイナをWPFでも提供し、さらにリボンスタイルの採用によってさらなる使いやすさを実現しました。Excelのような直観的な操作性による自由な画面設計を強力に支援します。

入力支援機能にもこだわりたい
SPREADは入力支援機能についても妥協しません。これまでに提供してきたSPREADとしての豊富な標準入力機能に加え、さらに強力な入力支援機能を提供するため、別製品である「InputMan」の機能も標準として組み込んでいます。単なるデータグリッドコントロールの枠にとどまらないユーザーインターフェースを提供します。

Excelとの親和性を持たせたい
SPREADはExcelとの親和性にも優れています。Windowsデスクトップアプリケーション開発において、もっとも使われる場面の多いデータグリッドコンポーネントには、エンドユーザーが日頃慣れ親しんでいるExcelと同等の表示や操作性が求められます。SPREADではExcelライクなキーボード操作やソート、フィルタリング機能、さらには条件付き書式表示や320種類以上の表計算関数もExcel互換として提供しており、しかもそれらのほとんどをノンコーディングで実現できます。また、Excelを別途インストールすることなくファイルの入出力を行うこともできますので、作成した業務アプリケーションの配布も容易です。