Visual WebGui Pro Studio Web&Mobile(日本語版) の主な機能

機能/特長

Visual Studio統合C/S型の開発手法
Visual WebGuiは、Visual Studioとシームレスに統合しています。開発者が慣れ親しんだ環境で作業を行えることに加え、Visual Studioの定評の高い画面デザイン、コーディング支援、デバッグ支援の機能がそのまま利用できるため高品質なWeb、クラウド、モバイル対応のアプリケーションを短期間で実現します。Visual WebGuiの設計手法はWindowsフォームとほぼ同じです。これまでのWindowsフォームの知識と技術スキルをWebアプリケーションの開発に最大限に活用することができます。

WindowsフォームコントロールとAPIレベルで高い互換性
Visual WebGuiにはデータグリッドやチャート、入力用UIといった視覚的コントロールとデータバインディングなどの非視覚的コントロールが含まれています。その多くは標準WindowsフォームコントロールとAPIレベルで高い互換性を持っているため、既存アプリケーションのソースコードの流用が可能です。仕様タブでは、Windowsフォームコントロールとの比較表を公開していますので、開発時の参考資料としてください。

ドラッグ&ドロップでコントロールをフォームに配置
画面開発にはWindowsフォームのデザイナと同等の機能、操作性を備えたビジュアルエディタを使用します。UIコントロールをツールボックスからドラッグ&ドロップでフォーム上に貼り付け、位置やサイズを自由に調整できます。デザイン要素もプロパティウィンドウから直接指定できます。通常のWebアプリケーション開発と違い、HTMLタグやCSSを操作する必要が一切ありません。

クラウド(Windows Azure)対応
Visual WebGuiはWebロールのテンプレートプロジェクトを提供しているため、Windows Azure対応アプリケーションの開発もシンプルです。これにより煩雑で複雑な設定の必要なく、Windows Azure上でのクラウド展開が容易に実現できます。

モバイルデバイスやHTML5への対応
これからの業務アプリケーションの中で主流になると見込まれている、スマートデバイス(スマートフォンやタブレット)などのモバイルデバイス、クラウド、HTML5テクノロジーへの対応がデスクトップアプリケーション開発と変わりなく実現できます。

ASP.NETテクノロジーとの連携
Visual WebGuiで作成されたWebアプリケーションはASP.NETを基盤としているため、ASP.NETと連携できる仕組みが用意されています。
Visual WebGuiアプリケーション内にASP.NETのWebフォームを埋め込めます。また、その反対も可能です。

ASP.NET以外のテクノロジーとの連携
ASP.NET以外の、業務用Webアプリケーションでよく利用されているテクノロジーとも連携できます。以下のテクノロジーのコントロールを、Visual WebGuiアプリケーションのフォームへ埋め込めます。

  • Javaアプレット
  • ActiveX
  • Flash
  • JavaScriptベースのUIライブラリ

統一感のあるテーマをサポート
一貫したルックアンドフィールを持つアプリケーションの構築が簡単です。画面設計時に全体の統一感がとれるよう、あらかじめ色調を調節した各種のデザインテーマを用意しています。これをページ全体に適用することでフォーム上に配置した各コントロールのテーマカラーを一括して変更することができます。テーマはPCブラウザ用やモバイル端末用など全部で6種類を提供します。

クロスブラウザ、モバイル対応による管理コストの削減
Visual WebGuiはPCおよびスマートデバイス上で稼動する標準的なクロスブラウザ対応をシングルソースコードで実現することにより開発者の負担軽減に大きく貢献します。さらに、FlashやSilverlightのようなプラグインをクライアント側にインストールしたり、ブラウザの設定変更をおこなったりすることもなくシステム管理の面からも大幅な負担軽減となります。

双方向データバインド
WindowsフォームのBindingSourceと同じデータバインディングをサポートします。WebアプリケーションでもC/Sと同等の、更新系や参照系のデータシナリオが簡単に実現できます。

ステートフルなWebアプリケーション
Visual WebGuiで構築されたWebアプリケーションでは、クライアントのステートをサーバーで保持します。この結果、ASP.NETのViewStateのようなクライアント・サーバー間でステートのやり取りは発生せず、通信量が非常に少なくなります。

安全性の高いクライアント技術
Visual WebGuiアプリケーションでは、サーバーはDHTML/JavaScript/CSSをクライアントへ返しません。代わりに、XML形式の独自の描画命令をクライアントへ送信します。初回のリクエストによりブラウザにキャッシュされたJavaScript形式のVisual WebGuiクライアント(画面描画のための仮想化エンジン)が、その命令に基づいて画面を生成・表示します。この結果ブラウザには表示されているコンテキスト以外のデータが残らず、隠しフィールドやパラメーターが不要となるためハッキングされにくいアプリケーションを作成できます。

パフォーマンス
Visual WebGuiはデータ量に関わらず、デスクトップアプリケーションのようなストレスのない速度を提供します。特にCPUパワー不足や通信トラフィックに制限のあるスマートデバイスでの使用に耐えうるストレスのない環境を提供します。

Rich Internet Application(RIA)
Visual WebGuiのサーバーサイド技術により、今までデスクトップアプリケーション上でしか実現できなかったリッチなUI/UXを実現。視認性が高くユーザーが直観的に操作しやすいWeb対話機能を実現させます。