Released: Jan 22, 2026
2025J v2 での更新項目
機能
全般
- .NET 10への対応:.NET 8/9対応のコンポーネントを提供しているエディション(WinForms/WPF/WinUI/ASP.NET Core/Blazor/.NET MAUI)において、.NET 10対応のコンポーネントを提供します。.NET 10対応コンポーネントに更新することで、.NET 10の最大の特長であるパフォーマンス向上のメリットを得ることができます。
- Visual Studio 2026への対応:.NETアプリケーションの統合開発環境Visual Studioの最新バージョンVisual Studio 2026への対応を実施しています。
デスクトップ・モバイル(Windows Forms・WPF・WinUI・.NET MAUI)
- FlexGridの強化
- 注釈付きスクロールバー〈Windows Forms〉:FlexGridのスクロールバー上にアイコンやアラートを表示できるようになります。「どの位置にエラー情報があるか」や「どの位置が重要な行か」などをわかりやすく表示することで、ユーザーが目的のデータにスムーズに移動するのを支援できます。ScrollBarAnnotationsInfoプロパティを使用して注釈付きスクロールバーに関する機能を有効にできます。
- チェックボックスによる行の選択〈Windows Forms〉:チェックボックスで非連続の行を複数選択できるようになる選択方法が追加されます。SelectionModeプロパティにSelectionModeEnum.CheckBoxを設定してチェックボックスを有効にできます。この機能は階層構造を持つデータグリッドでもシームレスに動作します。親ノードを選択するとその子ノードにも選択が伝播します。
- 列ヘッダのワードラップ〈WPF、WinUI、.NET MAUI〉:列ヘッダを折り返して表示できるようになります。GridColumnおよびその派生クラスにHeaderWordWrapプロパティが追加され、このプロパティをTrueに設定することでテキストを折り返して描画できます。
- RulesManagerによる条件付き書式〈WinUI〉:RulesManagerエンジンを使用した条件付き書式を設定できるようになります。
- FlexChartの強化
- 2D等高線チャート〈Windows Forms、WPF、WinUI、.NET MAUI〉:新たに2D等高線チャートのプロット機能が追加されます。これにより、高低差のある3次元データを2次元の平面で視覚化できるようになります。Heatmapクラスから派生したContourクラスが追加され、ヒートマップと同様にXY座標データ位置にデータの大小を色分けして描画することが可能です。
- FlexPieの強化
- データラベル配置のオプション〈Windows Forms、WPF、WinUI、.NET MAUI〉:データラベルをチャートの左右の端に揃えて表示できるようになります。データラベルは円グラフの中心から等距離に配置されます。
- Menus and Toolbarsの強化
- Altキーのニーモニックおよびコマンドバインディング〈Windows Forms〉: Altキーのニーモニックとコマンドバインディングのサポートが強化されます。
- C1ToolBarのAltキーニーモニック対応:UseMnemonicプロパティを使用して、「Alt + 任意のキー」で実行できるショートカットキーによりツールバー上のコマンドを実行できるようになります。
- C1Commandのコマンドバインディング強化:Commandプロパティを使用して、System.Windows.Input.ICommandインターフェースを実装したコマンドを直接バインドできるようになります。
- ExpressionEditorの強化
- .NET版コンポーネントの提供〈WPF〉:従来は .NET Framework版のみの提供でしたが、今回のリリースから .NET版のExpressionEditorの提供が開始されます。.NET 10を含めた最新のWPFアプリケーションでExpressionEditorを使用してさまざまな論理式を作成および編集できるようになります。
- 新しいコントロールの追加
- FlexDiagramコントロール(ベータ版)〈Windows Forms〉:フラットまたは階層的なデータを視覚的に豊かでインタラクティブなダイアグラムに変換するFlexDiagramコントロールが追加されます。
- FlexViewerコントロール(ベータ版)〈.NET MAUI〉:FlexViewerは、FlexReportとSSRS用の .NETレポート、およびPDFをサポートするビューワです。各エディション向けに提供されていますが、今回のリリースから .NET MAUI版の提供が開始されます。
- ローカリゼーション機能の強化〈Windows Forms、WPF〉:Windows FormsおよびWPFのコンポーネントに対して、組み込みのリソースが提供されていない特定の地域向けに独自のローカライズリソースを簡単に適用できるようになります。従来のリソースも編集しやすくなり、組み込みのワード(コンテキストメニューなど)の変更が容易になります。実行時にThread.CurrentThread.CurrentCultureプロパティを使用して特定の言語リソースに切り替えることが可能です。
- デモ・サンプルの強化〈Windows Forms〉:ComponentOne for WinFormsのコントロールを使用して作成した実用的なサンプルを「活用サンプル集」として公開していますが、こちらに新しいサンプルが追加されます。これらのサンプルは、売上ダッシュボードや売上ポータルアプリ、フォーム、プロジェクトマネジメントなどのカテゴリで構成されており、ダウンロードして利用することができます。
Web(ASP.NET MVC・Blazor)
- FlexChartの強化
- 2D等高線チャート〈Blazor〉:新たに2D等高線チャートのプロット機能が追加されました。これにより、高低差のある3次元データを2次元の平面で視覚化できるようになります。
- Accordionの強化
- 折りたたみ時に子コンテンツの状態を保存〈Blazor〉:折りたたみ時にコンテナ上のコントロールをDOMに保存できるようになります。従来のC1AccordionとC1Expanderでは、パネルが折りたたまれた際にパネル上の子コントロールはDOMから削除されて再展開されたタイミングでDOMから戻されていました。2025J v2では、RetainContentOnCollapseプロパティを使用して折りたたみ時にパネル上のコンテンツをDOMに保持したままにできます。以前の入力・操作内容を保存しておくことが可能です。