FlexGrid for Silverlight(日本語版)
FlexGrid for Silverlightは、連結データおよび非連結データを表形式で表示したり、編集したりできるSilverlight用データグリッドコンポーネントです。
MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。
データソースと連結せずにコントロール内でデータを管理できるアンバウンドモード、フィルタリング、複数行ヘッダと複数列ヘッダ、固定列と固定行、行や列の並び替えやサイズの自動調整などWindowsフォーム用のFlexGridが備える機能の多くを継承。グリッドコントロールに必要とされる基本機能をしっかりとサポートします。行や列、ヘッダの文字色や背景色などの外観設定は、XAMLを意識することなくプロパティで設定できる手軽さも魅力のひとつです。また、任意のセル範囲をマージできるカスタムマージや、セルの編集時と表示時にそれぞれほかのコントロールの機能を利用することができるカスタムセルなども備え、柔軟なセルレイアウトと操作性の良いデータ入力を実現します。ActiveX時代から「シンプルに使いやすく」をコンセプトとしたFlexGridは、Silverlightアプリケーションのグリッド画面の開発を支援します。
FlexGridでできること
SilverlightアプリケーションでFlexGridを使用したい
FlexGridはシンプルさと使いやすさでActiveXの時代から開発者に高く評価されているデータグリッドコンポーネントのSilverlight用です。Windowsフォーム用のFlexGridが備える機能の多くを継承し、セルのマージ、カスタムエディタなどを提供。また、Silverlightの標準データグリッドでは実現できない非連結データを扱うアンバウンドモードも備えています。さらに、プロパティ名や設定方法などのプログラムインタフェースをWindowsフォーム用と類似させ、はじめてSilverlight開発に着手する開発者にも直感的に扱えるよう配慮しました。軽くて使いやすいデータグリッド画面を短期間でSilverlightアプリケーションに実装できます。
簡単に見栄えの良い外観を設定したい
FlexGridの外観設定は、Silverlight特有のテンプレートのカスタマイズによる変更ではなく、これまでのWindowsフォーム用のFlexGridに近い感覚で、プロパティ設定により手軽に行えます。文字色や背景色といった外観をセルや列ヘッダ、行ヘッダなどに対しそれぞれ設定できるため、自由かつ簡単な外観設計を可能にします。
軽量なアプリケーションを作成したい
FlexGridのアセンブリ(ランタイム)は非常に軽量です。ほかのSilverlightコントロールと比較すると、その差を確認することができます。アプリケーション全体をサーバーからダウンロードしなければならないSilverlightにとって重要なポイントとなるファイルサイズの肥大化を防ぐ、最適なグリッドコントロールです。軽量でありながらも、グリッドコントロールに求められる多くの機能とエンドユーザーの操作性は充実しているため、開発のさまざまなニーズに応えることができます。
ワークシートのような感覚でグリッドコントロールを使用したい
FlexGridはデータソースに連結せずに使用できるアンバウンドモードを備えています。コントロール自身がデータを格納し管理するため、コードから手軽にデータの編集を行えます。アウトラインツリー表示によるデータの集計機能やセルのマージ機能を合わせて利用すれば、Excelワークシートのような感覚で使用することも可能です。もちろんデータソースと連結して使用することもできます。
さまざまな形式のセルを設定したい
FlexGridはSilverlight標準のデータグリッドと同様、ほかのコントロールの機能を列単位で適用できるうえ、セル単位でカスタマイズする機能も搭載しています。指定したセルの編集時、および表示時に対してSilverlight標準のコントロールやSilverlight Toolkitで提供されているコントロール、あるいはInputMan for Silverlight※のコントロールを設定できるため、アンバウンドモードを使用した複雑な表でも最適なユーザーインタフェースを提供することが可能です。