JClass ServerReport(日本語版)

多彩なAPIで柔軟なカスタマイズ性を提供、Java EE帳票コンポーネント。

MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。

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販売終了のご案内
このたび、2018年2月末をもって開発元より、JClass ServerReport(日本語版)が販売終了されました。ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。大変恐れ入りますが、後継製品のご用意はございません。

JClass ServerReport(日本語版) の主な機能

JClass ServerReport(日本語版) の主な機能

JClass ServerReportの機能/特長

サーバーサイドでのレポート生成
Servlet、JSPなどのアプリケーションで、PDFやRTF形式の帳票を生成します。帳票は直接ストリームへ出力するほか、ファイルとして保存できます。PDFには、ハイパーリンクとブックマークの2つの異なるリンクの挿入が可能です。また、TrueTypeフォントの埋め込みをサポートしているため、プラットフォームに依存しないPDFファイルを作成できます。

強力なAPI
用紙サイズ、ヘッダ/フッタ などのページスタイルの設定をはじめ、テキストスタイル/ドロースタイル/テーブルスタイルの設定、ページ出力順序の制御、テーブルへのデータ設定など、帳票作成で必要となるあらゆる要素へのAPIが提供されています。これらの強力なAPIが柔軟でダイナミックな帳票生成に貢献します。

自由度の高い設計を可能にするデザイナ
GUI操作でページテンプレートを設計できる専用デザイナでは、データを出力する領域の「フレーム」を任意の個数配置し、どのフレームから先にデータを出力していくか順序づけることが可能です。また、あるページテンプレートの次に、どのテンプレートを使用するかといったページの流れも決定できます。

画像「デザイナ」
RTF(Rich Text Format)形式のドキュメント出力
PDF出力のほかに、書式を維持したRTF形式での出力にも対応しています。RTFはMicrosoft Wordでも読み込むことができるため、業務部門のエンドユーザーがレポートを加工して2次レポートにするなどドキュメントの活用範囲が広がります。

さまざまな設定が可能なPDF形式のドキュメント出力
出力するPDFに対して、40/128bit RC4暗号化方式によるパスワード設定や、ドキュメントの印刷、変更、コピー許可といったセキュリティ設定が可能です。第三者による不正アクセスやドキュメントの改ざんを防止できます。また、自動書式によるリスト作成、音声や動画などのメディアクリップの埋め込み、タイトルなどのメタデータも設定できます。

外観スタイルとソースコードの分離
ServerReportデザイナでページスタイルの設定や文字の書式をXMLファイルへ出力し、コードで利用することができます。帳票の外観を調整するためのコーディングは不要で、コンパイル作業も軽減します。

表作成機能
伝票帳票などで頻繁に利用される表形式の帳票作成に効果的なテーブルオブジェクトが用意されています。セルのマージをはじめ、セル単位での境界線種やテキスト配置の設定が可能で、細かな仕様に対応します。また、JDBCデータソースやSwingのJTableから自動的にデータを読み込んで表を作成する機能も備えます。

大きな画像をスプリット出力
ページに収まりきらない大きな画像を縮小して出力するだけでなく、大きさはそのままに複数ページに分割して出力できます。分割順序、画像出力後の処理の再開位置についても設定可能です。

グラフを含んだPDF帳票作成
JClass ServerChartと併用することでグラフを挿入した帳票が作成できます。表だけでは伝わりにくい情報もダイレクトに表現します。