SPREAD for .NET Web Forms Edition(日本語版) について

ASP.NET向けの表計算コンポーネントです。

SPREAD for .NET Web Forms Ed.は、Excelファイルのインポートおよびエクスポート機能は抜群の精度を誇り、ASP.NETアプリケーションに本格的な表計算処理と、Excelとの高い親和性を付加します。表計算機能のみならず、データベース連結、階層表示、ページナビゲーション機能を提供、Webアプリケーション向けデータグリッドコントロールとして最高のパフォーマンスを発揮します。 本バージョンではAjaxエンジンを強化し、ロードオンデマンド、Outlookスタイルのグループ化、ドラッグ&ドロップによる列移動といった新機能をコールバックで実現します。さらに、ASP.NET AJAXに対応したことでUpdatePanelに配置して使用できるようになりました。SPREAD独自のAjaxエンジンと併せて活用することで対話性やレスポンスにすぐれた、より高度なWebアプリケーション開発が可能です。

主な特長

実用性の高い表計算関数
LOOKUP(VLOOKUP、HLOOKUP)、SUBTOTAL、SUMIFなど実業務で使用頻度が高い関数を装備しています。表計算コンポーネントとしては最大級となる300種類以上の組み込み関数を提供します。たとえば「Sheet2!A1」の様に、異なるシートのセルを参照することも可能です。

製品独自のAjaxエンジンに加えASP.NET AJAXにも対応
SPREAD独自のAjaxエンジンにより、数式の計算、行の追加/削除/ソート/フィルタリング/グループ化、ページング、ロードオンデマンド、ドラッグ&ドロップによる列移動といった基本操作がコールバックで処理され、ページ全体をポストバックせずに必要なデータのみ更新することができます。またASP.NET AJAXにも対応しており、UpdatePanelに配置して使用するなどSPREAD以外のコントロールと連携した、より広範なコールバック処理でも活用できます。

充実のセル型コレクション
合計16種類のセル型を提供します。数値、正規表現に合致しない入力値をクライアント側で検出し、エラーメッセージを表示します 。セル型は継承可能なクラスとして提供しており、アプリケーション側での柔軟なカスタマイズが可能です。

Excel 形式ファイルのインポート、エクスポート
Excel 97/2000/XP/2003でサポートされる BIFF8(MicrosoftのBinary Interchange File Format バージョン 8)形式ファイルの入出力エンジンを独自に実装しています。サーバーサイドにExcelをインストールすることなく、既存Excelファイルをアプリケーションにインポート、アプリケーションのExcelファイルへのエクスポート処理が可能です。

データベース連結
ADO.NET DataSet、DataSourceコントロールとの連結をサポートします。列やセル型の自動設定機能はON/OFF選択でき、シート上に各列を自由にマッピングすることができます。また小計行、演算列などアンバウンド(非連結)行や列の使用も可能です。アプリケーション要件に応じた柔軟なデータソース連結をサポートします。

強力なクライアント側スクリプト
セルの編集、フォーカスの移動、シートのスクロールを検知するイベントや、列幅の自動調整、印刷などの機能を提供します。「使い勝手の良さ」で差がつくWebアプリケーションの開発を、豊富なスクリプトがサポートします。

設計効率を高めるGUIデザイナ
スプレッドシートの設計を支援する専用のSPREADデザイナが付属します。シートのデザインに加え、データベースとの接続もデザイナ上で設定できます。ユーザーインタフェースに関わるコーディング作業を大幅に簡略化し、生産性が格段に向上します。