TrueChart for ASP.NET(日本語版)
TrueChart for ASP.NETは、豊富なグラフ種と多彩なスタイルにより、精細なグラフイメージの作成を可能にするASP.NET用コンポーネントです。
MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。
TrueChart for ASP.NETは、豊富なグラフ種と多彩なスタイルにより、精細なグラフイメージの作成を可能にするASP.NET用コンポーネントです。
Ajaxをサポートしているため、エンドユーザーによるクリック操作を検出できるほか、ページ全体ではなくグラフイメージのみの再描画が可能になります。自由度の高いカスタマイズ機能、積層化や重ね合わせといった拡張機能により、さまざまなグラフイメージに対応し、さらには、柔軟な外観設定、マーカー機能、特定データの強調表示、視覚エフェクト、ツールチップなど豊富な描画オプションが洗練された表現と視覚効果を存分に発揮します。独自の設計時デザイナの採用により、データソースの接続から描画オプションの設定まで簡単で効率のよいグラフ作成が可能です。新バージョンでは、ラベルの縦書き表示や積層棒グラフの区分線の対応など、お客様からのフィードバックを随所に盛り込んだ機能強化を行いました。TrueChart for ASP.NETはビジネスや経済、計測といったあらゆるシーンのグラフニーズに対応する、先進のグラフを提供します。
主な特長
自由度の高いグラフ拡張
2Dチャートでは13種類(プロットグラフ、エリアグラフ、HiLoチャート、ポーラチャート、レーダーチャート、ガントチャート、ヒストグラム、ステップチャート、バブルチャートなど)、3Dチャートでは3種類(曲面、棒、散布図)の基本グラフ種をサポートしています。さらに積層化や重ね合わせをはじめとする多彩なアレンジにより、ビジネスや経済、計測などさまざまな分野で必要とされるほとんどのグラフ種をカバーできます。豊富なプロパティやメソッドを利用することで、短時間で簡単にページコンテンツを生成できます。
すぐれたグラフ表現
グラフを構成する各種要素(グラフ領域、軸、目盛、凡例、ラベル、シンボル、データ結線、アラームゾーン、マーカーなど)の外観を自由にカスタマイズできます。アンチエイリアス、アルファブレンディング、グラデーションなど、視覚効果を高めるエフェクトも用意されており、訴求力の高い鮮やかなグラフを思いのままに生成します。
充実の設計時サポート機能
独自のスマートデザイナテクノロジーを採用し、グラフ領域や軸、凡例、ヘッダ&フッタなどの要素のスタイルを、設計時にマウス操作で簡単に変更できます。また、ウィザードにより「グラフ種」、「データ」、「外観」のシンプルな3ステップで、選択内容を確認しながらのグラフデザインが可能です。ほかにも、使い勝手の良いプロパティエディタや、グラフ設定情報ファイルの保存/読み込みダイアログなど、設計を容易にする機能が満載。初心者でも驚くほど簡単にグラフデザインを行うことができます。
統計関数のサポート
関数グラフを描画するための組み込みエンジンを備えます。明示的な1変数関数とパラメータ関数の2種類の関数をサポートし、多項式、指数、対数、累乗、フーリエといった近似曲線や、独自の関数によるカスタム近似曲線を描画することが可能です。
豊富なイメージ生成・転送オプション
グラフデータを転送する方法として、4つのオプションを用意しています。また、グラフの描画方法として、5つのレンダリングオプションを備えます。これらの組み合わせにより、レスポンス管理の重要性やサーバーへの負荷、処理速度などの開発用件を考慮した最適なイメージの生成・転送方法を適用できます。
イメージマップによるユーザーインタラクティブ操作
HTMLのイメージマップを利用して、クライアントブラウザのイベント処理や、ツールチップ、ハイパーリンクといったユーザーインタラクティブ操作が可能です。グラフの各種要素に対応するイメージマップ定義のほか、独自のイメージマップを定義することも可能です。ツールチップには指定可能な定義済みキーワードが用意されており、データ点の座標、行や列のインデックス、データセットのインデックスなどの情報を簡単に表示できます。
主な機能
アラームゾーンのサポート
背景に色やパターンを指定して、グラフ内で特定の範囲を区別しやすくするアラームゾーンを表示できます。X軸とY軸のそれぞれに上限値と下限値を定義する2組のプロパティを使って、表示範囲や形状(矩形、楕円、多角形)を自在に設定できるので、帯状の領域を表示させるベーシックな用法だけでなく、小さな領域をスポット的に表示することで、特定のデータの強調にも利用できます。
アルファブレンディングによるデータの透過
アルファブレンディングによる半透明処理を設定することができます。これにより、手前にプロットされたデータが透過されて、背後にあるデータやグラフ領域が見えるので、複数のグラフ種の重ね合わせ時や3Dグラフでのデータ相互の位置関係がより認識しやすくなります。
グラデーションとハッチパターンによる背景表示のアレンジ
2つの背景色による11種のグラデーションスタイルや54種ものハッチパターンを表示できます。これらの組み合わせにより、人目をひく鮮やかな視覚効果を自在に演出できます。
グラフ設定情報の再利用
グラフの各種設定情報は、XML形式のテンプレートファイルとして保存できます。このテンプレートを読み込んで、各種設定情報を再利用できるので、グラフデザインが効率的に行えます。また、アプリケーション内で、作成したグラフのプロパティやメソッド、イベントなどコントロールのすべての内容を文字列型の値に一時的に保存し、再利用することもできます。
背景イメージの設定
指定したURLにあるイメージを、グラフの背景として設定できます。グラフイメージの出所を明確にするためのロゴやすかし模様の挿入、グラフイメージを目立たせるための修飾模様など、使い方はさまざまです。
目盛のカスタマイズ
目盛同士の間隔や目盛ラベルの添付位置を指定でき、2Dチャートでは隣接する目盛ラベルが重ならないよう、表示角度も自由に指定できます。
軸のカスタマイズ