Elixir Report(日本語版)
Elixir Reportは、Java帳票システムの開発から運用管理まで広範にサポートするトータルソリューションです。
MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。
Elixir Reportは、Java帳票システムの開発から運用管理まで広範にサポートするトータルソリューションです。
帳票システム設計のためのGUIデザイナ、テンプレート上に配置するデータの抽出および加工ツール、帳票出力タスクを柔軟に設定できるジョブスケジューラ、データ漏えいを防ぐセキュアなファイル管理機能などを備え、開発フェーズから運用、管理フェーズまでJava帳票システムをあらゆる角度から支援します。GUIデザイナやデータの抽出・加工ツールをはじめとするElixir Reportのユーザーインタフェースはどれもグラフィカルで使いやすく、開発時のコーディング作業を大幅に削減します。また、帳票出力機能は多彩で、印刷だけでなくPDF形式で出力したファイルをメールにアタッチして送信することもできるなど、多様な帳票ニーズに応えます。
製品概要
帳票デザインにかかる時間を短縮したい
Elixir Reportの帳票デザイナはテンプレートのレイアウトからデータソース設定、出力形式に応じたプレビューまでがシームレスに統合されています。テンプレートのレイアウトは、ラベルやグリッド、ライン、テーブルなどの豊富なエレメント種をドラッグ&ドロップで配置するだけで実現。データの抽出はクエリビルダがSQLを自動生成します。さらに帳票向けにデータを加工したい場合にもETLライクなツールを用意しています。あらゆる設定にはウィザードが用意されており、対話的な操作で変更や修正を行えます。開発者のコーディング負担を大幅に削減し、効率よく帳票を設計することができます。
グラフィカルな帳票を作りたい
Elixir Reportはデータを可視化する多彩なチャートや、他システムとの連携で幅広く活用されているバーコードの生成にも対応しています。チャート種は折れ線、棒、円といった一般的なものからバブルチャートやローソク足といった専門グラフをサポート。異なるグラフの重ね合わせや並列表示なども可能です。バーコードは国内外でよく利用される規格に対応。さらに、レポートへの画像の埋め込みや、ウォーターマーク機能で透かし文字や画像をレポートの背景に出力できるなど、柔軟なカスタマイズ性と豊かな表現力でグラフィカルな帳票を実現します。
複数システムに分散している帳票機能をまとめたい
Elixir Reportは独立したプロセスで動作するレポートサーバーを提供しています。アプリケーションサーバーに負荷をかけることなく、複数のシステムからさまざまな帳票生成リクエストを受け取って処理することが可能です。また、多様なデータソースを扱えるうえ豊富な出力形式と出力ターゲットをサポート。システム別で異なる要件にも対応します。帳票生成に必要なファイルはプロジェクトや用途ごとに1つのファイルシステムとして管理し、ファイルシステムごとにアクセス可能なグループを設定できます。無関係なユーザーからのレポート生成要求を遮断するため、既存の帳票機能を集約する場合でもセキュリティを保持します。
さまざまなデータ形式や、出力形式の要望に応えたい
Elixir Reportがサポートするデータ形式は幅広く、JDBC、CSV、Excel、Javaオブジェクト、Googleスプレッドシートなどあらゆるデータ形式への接続を標準サポートしています。これらの複数のデータソースに対してフィルタ、結合、条件分岐、演算などの加工を行い新たなデータソースを作成するETLライクなツールも提供。ビジュアルに各種のデータ操作ができるため、帳票出力に最適なデータセットを簡単に作成できます。また、出力形式はPDF、XLS(Excel)、CSV、HTML、画像ファイルなど豊富に用意。ひとつのテンプレートからさまざまな形式の帳票を提供できます。
指定日付や夜間バッチで帳票出力を自動化したい
Elixir Reportは、帳票タスクを自動実行するジョブスケジューラを搭載しています。帳票印刷やメールでの帳票送信、ANTの実行といった各種のタスクを指定時間で実行させることができます。起動のトリガーは柔軟で、日付と時刻以外にも曜日での指定や、月末最後の平日といった指定も可能です。設計はリモートデザイナからGUIで行うため、スケジューラ用のコマンドを覚える必要もなく、運用担当者が自由にバッチ処理を管理できます。CRON式による指定も可能です。
各部門に必要な帳票を一括出力したい
Elixir Reportは帳票の出力先と出力形態を柔軟に制御できます。1リクエストで各部門に必要な帳票を分割出力するスプリットターゲット、出力したファイルをメールに添付して送信するメールターゲット、データベースに保存するJDBCターゲット、レポートサーバーに接続されたプリンタを指定して直接印刷する印刷ターゲットなど部門ごとの業務形態に応じた豊富な出力先を指定できます。ターゲットはレポートリクエスト時に指定でき、ジョブスケジューラとの組み合わせで、部門ごとに異なるさまざまな帳票ニーズに柔軟に対応します。