MultiRowPlus for Windows Forms(日本語版)

1レコード複数行と日付表示に最適なWindowsフォーム用グリッドコンポーネント。

MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。

価格:¥ 220,000 (税込)〜 バージョン: 12.0J 新機能 更新日: Jan 31, 2024 レビューの平均スコア: 4.00レビューの平均スコア: 4.00レビューの平均スコア: 4.00レビューの平均スコア: 4.00レビューの平均スコア: 4.00 (11)

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MultiRow for Windows Forms(日本語版)がバージョンアップ

Released: Dec 4, 2012

Updates in this release

7.0Jでの更新項目

新機能
InputManCellを標準搭載

MultiRow では、これまでもInputManの入力支援機能を持ったセル型「InputManCell」をオプションとして提供してまいりましたが、7.0Jからは これを標準装備。InputManの開発ライセンスを別途購入しなくても、利用できるようになりました。実行時にひらがなだけ、カタカナだけといった文字 種のフィルタリングが可能になるほか、電話番号や郵便番号といった定型的な書式の入力が容易になります。

Windows 8のマルチタッチ機能に対応
タッチデバイスの普及に伴いデスクトップアプリケーションでもタッチ操作が求められることを考慮し、タッチに適した機能やUIの提供をサービスパックで行う予定です。

3種類のセル型を追加

  • リストボックス型セル - 標準のリストボックスコントロールと同様に定義済みの項目リストからセルに入力する項目を選択できるセル型です。
  • リストラベル型セル - 行頭文字付き書式で項目リストラベルを表示できるセル型です。項目を追加するだけで簡単に箇条書きの表示を実現します。
  • シェイプ型セル - 設計時にノンコーディングで円や三角形、四角などの図形をセル内に描画できます。実行時は設定された図形を固定的に表示します。

既存セルの強化

  • 列ヘッダ型セル - ソートおよびフィルタを実行した場合に表示されるインジケータの画像を指定できます。また、フィルタについては、フィルタの一括クリア、固定行の除外および、複数選択フィルタを行うことができます。
  • ボタン型セル - ボタン型セルがクリックされたときに組み込みアクションを実行することができます。また、ボタン型セル独自のクリックイベントを追加しました。セルのクリックイベントを利用するよりも少ないコードで処理を実装できます。
  • ヘッダ型セル - ヘッダ型セルの背景色を透明に設定することで、セクションの背景に設定しているグラデーションをヘッダ型セルの背景色として表示できます。
  • サマリ型セル - 演算式を定義するための新しい設計時ダイアログを追加しました。また、新しく使用できる演算子として、整数除算(¥)、べき乗(^)、および余り(%)を追加しました。
  • イメージ型セル - GIF形式のアニメーションをサポートします。アニメーションの表示をするかどうかは、イメージ型セルのSupportsAnimationプロパティで指定します。
  • Cell.Tagプロパティの追加 - Cell に関する補足データを設定できるTagプロパティを追加しました。
  • アクセスキーの接頭文字 - ボタン型セルとラベル型セルのValueプロパティに含まれるアンパサンド文字(&)をアクセスキーの接頭文字として表示できます。

グリッドコントロール

  • セルの自動マージ - 上下の行に同じ値が設定されている場合は、実行時にセルを自動マージするように指定できます。
  • 列の展開/折り畳み - 列の展開、折り畳みを行うメソッド、および、列の開閉状況を取得するプロパティを追加しました。これらの機能を組み合わせることで列の展開/折り畳みができます。
  • 列モード テンプレート列の展開/折り畳み - 行の繰り返し方向を上から下だけでなく、左から右にすることが可能になりました。テンプレートを90度回転させるプロパティを設けたことで列方向の繰り返 しを実現しています。仮想的に行を列として扱っているため、見かけ上の列の追加や削除、移動といった機能は行に対する処理をコーディングすることで実現で きます。
  • セルノート - グリッド上に補足情報を表示するセルノートを提供します。セルノートはエンドユーザーが追加、削除および編集できます。
  • 印刷機能の強化 - 印刷機能では改ページ位置をセル単位で指定したり、列ヘッダセクションを最初のページだけに印刷するよう指定したりできます。また、印刷ページの空白部分を空白行として印刷したり、印刷データの背面に透かしを入れたりできます。
  • スタイル設定の強化
    • 現在行の罫線 - 現在行の罫線の色を設定することで、現在行を強調表示できます。
    • 交互行の既定のヘッダ - 交互行のヘッダセルで使用される既定のセルスタイルを設定できます。
    • マウスホバー - マウスホバー時の背景色と前景色および背景グラデーションを設定できます。
    • 編集中のセル - 編集中のセルの背景色と前景色を設定できます。
  • 新規行の表示位置指定 - 新規行の表示位置をグリッドの下部に表示する従来の表示方法のほかに、上部にも表示できるようになりました。上部に表示する場合は新規行とそのほかの行を 分離するセパレーターが表示されますが、このセパレーターの色と幅はカスタマイズ可能です。また、新規行の表示位置を上部、下部のどちらに設定した場合で も、新規行の代替テキストを表示できるようになりました。
  • セル幅の自動調整 - 列ヘッダセクション、列フッタセクションまたは行に配置されたセルのコンテンツに合わせてセル幅を自動調整する機能を追加しました。また、ヘッダの右側を ダブルクリックしてセル幅を自動調整する動作に複数列の同時調整と、自動調整を無効にする機能を追加しました。
  • 検証機能の強化 - セルの検証に「文字列の比較」「文字列の長さ」「エンコード形式」を追加しました。また、検証エラーが発生した場合の処理に「値の処理」「メッセージボックスによる通知」「3段階のアイコンによる通知」を追加しました。
  • 列ヘッダセクションのデータ連結 - 列ヘッダセクションおよび列フッタセクションに配置したセルに対して、データバウンドをサポートします。

デザイナ

  • ユーザー定義オブジェクトの設定 - ユーザー定義のショートカットキーやセルスタイルなどの派生クラスをGUIから呼び出すことができます。6.0Jでは、ユーザー定義のオブジェクトはコー ドで設定する必要がありましたが、7.0Jでは、次の設定ダイアログにユーザー定義のオブジェクトが表示されるので、手軽に適用できます。
    • CellValidatorコレクションエディタ
    • CellValidateActionコレクションエディタ
    • ショートカットキー
    • CellStyle エディタ
    • SummaryCell エディタ
  • セルのスマートタグ - テンプレートに配置したセルごとにスマートタグを利用できるようになりました。セルの主要なプロパティを手軽に設定できます。
  • プロパティ設定ダイアログの強化 - セル内に配置するテキストの配置位置や文字に対するエフェクトなどをプロパティウィンドウから視覚的に設定できるようになりました。
  • テーブルの機能強化 - 「n行×n列」のような表を作成するテーブルのヘッダにキャプションを表示できます。また、複数行または複数列の同時挿入、テーブルを構成する各セルに対してのスナップラインをサポートします。
  • セルの値の設定機能強化 - テンプレート上でセルをダブルクリックすることで、Valueプロパティのインライン編集ができます。また、プロパティウィンドウではセルの値に複数行テキストを入力できます。
  • DataGridViewからの変換 - DataGridViewコントロールに設定してあるレイアウトをGcMultiRowのテンプレートに変換できます。変換後のテンプレートはデザイナで自由にレイアウトを変更することができます。
  • フォーカスフロー - セルのタブオーダーにあわせてフォーカスフローを表示します。フォーカスフローはマウスのドラッグで変更できるので、視覚的にタブオーダーを設定することができます。