SPREADには、ソートやフィルタリング、マルチシート、セル結合、ウィンドウ枠の固定など、Excelライクなアプリケーションを実現する数多くの機能が用意されています。

背景や文字の色、フォント、罫線などをセル単位で柔軟に設定できます。また、シートスキンという定義済みのスタイルには、Excelの各バージョンのスタイルが用意されているほか、ファイルとして保存可能なオリジナルのスキンも作成できます。そのほか、複数セルの結合や、同じ値を持つ隣り合うセルを自動的に結合させる自動マージ機能を提供します。列ヘッダ部分に複数行、行ヘッダ部分に複数列のヘッダセルを設定でき、これらのヘッダセルの結合も可能です。

従来のスパークラインのほかに、セルに数式を設定してスパークラインを作成でます。

テキスト、日付時刻、通貨、パーセント型などエンドユーザーが編集することが可能な基本のセル型、基本セルに比べてより細やかで、文字種の限定や和暦、漢数字など多数の入力機能を搭載するInputManセル、イメージやボタン、チェックボックスやスライダーなど、セルを直接編集せず視覚的な入力や表示を行うグラフィカルなセル型を合計26種搭載しています。

リレーショナルデータを自動的に階層形式で表示できる機能を備えます。また、データのリストをグループ化して取りまとめることができます。各グループの折り畳みや展開が可能なアウトライン機能のほか、ユーザーが列ヘッダをシート上部にドラッグ＆ドロップして、データをグループ化することにも対応します。そのほか、画面の個別スクロールが可能な複数のビューポートに分割するなど自由度の高い「表」を実現できます

タッチキーボードによる入力、スワイプによるスクロールや、ピンチ／ストレッチ操作での拡大・縮小といった、基本的なタッチ操作のほか、タッチツールバーや、グリッパーと呼ばれる選択ハンドルのようなタッチ専用UIが提供されています。DPIスケーリングによる拡大については、300%のスケーリングをサポートします。