ActiveReports for .NET Professional(日本語版)

日本の帳票開発に必要なすべての機能搭載の.NET開発コンポーネント。

MESCIUS (旧社名:GrapeCity) 社の製品
1996 年より日本国内にてComponentSourceで販売中。

価格:¥ 396,000 (税込)〜 バージョン: 18.0J SP1 新機能 更新日: Nov 13, 2024 レビューの平均スコア: 4.50レビューの平均スコア: 4.50レビューの平均スコア: 4.50レビューの平均スコア: 4.50レビューの平均スコア: 4.50 (14)

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ActiveReports for .NET Professional(日本語版) について

日本の帳票開発に必要なすべての機能搭載の.NET開発コンポーネント。

ActiveReports for .NETは、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる .NET開発コンポーネントです。Windowsフォーム、WPF、ASP.NET、ASP.NET Core、Blazorの5つのプラットフォームをサポートし、レイアウトや書式といった外観デザインの設定からデータ接続、印刷およびPDFへの出力設定まで、帳票開発に必要なあらゆる機能を備えています。ActiveReportsは、ASP.NET環境でも高度な帳票システムを開発できるProfessionalとWindowsフォーム向けに機能を絞ったStandardを用意しています。 Professionalはあらゆる帳票開発シーンに応える強力な機能を搭載。エンドユーザーの厳しい要件をクリアし満足度の高い帳票システムを提供できます。エンドユーザーから厳格な要求が突きつけられる日本の帳票開発において、プログラマの負担軽減と生産性向上を目指し、1998年の発売以来開発の現場から圧倒的な支持を得ています。

特長

  • 優れたレポートデザイナ:デザイナがVisual Studioに統合されているため、アプリケーション本体とシームレスに帳票デザインを行えます。操作も直感的にできるので、外観設計にかかる時間を大幅に短縮できます。
  • 豊富なレポートコントロール:ActiveReportsでは、様々な要件の帳票をデザインするための豊富なレポートコントロールを用意。ラベルや振込伝票に埋め込むバーコードや、グラフィカルな帳票に欠かせないチャートも多種類提供しています。
  • マルチプラットフォーム対応ビューワ:ActiveReportsはWindowsフォーム、WPF、ASP.NET Webフォーム、JavaScript、Blazorの5つのアプリケーション形態に対応した帳票ビューワを提供しています。ActiveReports1つで様々な形態のアプリケーションに対応可能です。
  • 動的なレイアウトの制御:ページレポート/RDLレポートでは「式」を設定して、帳票のレイアウトを動的に制御することができます。また、セクションレポートでは開発者が慣れ親しんだVB.NETやC#でイベントを利用した制御ができます。
  • 様々なフォーマットへの出力:ActiveReportsで作成した帳票は、PDF、Excel、TIFF、HTMLといったさまざまな形式にエクスポートすることができます。
  • エンドユーザーが帳票の外観を編集可能:Visual Studioがインストールされていない環境でも、帳票テンプレートを編集できる「エンドユーザーデザイナ」を提供しています。顧客の要望や業務ロジックに合わせ、柔軟にカスタマイズ可能です。

主な機能

  • 4つのデザイン方式を帳票タイプにあわせて選択:ActiveReportsは、「セクションレポート」、「ページレポート」、「RDLレポート」、「ダッシュボード」の4種類のレポートデザイン方式を採用しています。帳票タイプに合わせ4つのレポート形式を使い分けることで、日本の帳票開発に求められる生産性と柔軟性を満たすことが可能です。
    • セクションレポート:DetailやGroupHeader/Footerといった「セクション」ごとにレイアウトをデザインし、データ(レコード)の数だけこれらのセクションが繰り返し表示されることで1つのページを構築するレポート形式です。
    • 大量データの一覧として出力する帳票、データを繰り返し表示する帳票に最適です。また、Windowsフォームのようなイベントモデルを提供しており、開発者が使い慣れているVB.NETやC#のコードで帳票のレイアウトを柔軟に制御できます。
    • ページレポート:帳票のレイアウトを1ページまるごとデザインするレポート形式です。印刷結果とまったく同じレイアウトで帳票をデザインできるため、項目の配置が複雑な帳票も簡単に作成できます。データを繰り返し表示する部分は、ListコントロールやTableコントロールといったデータ領域が利用できます。WYSIWYGデザイナにより直感的にデザインできます。日本に多い定型のレイアウトの帳票を作成するのに最適なレポート形式です。
    • RDLレポート:セクションの出力位置やページの用紙サイズといったレイアウト上の制約を意識することなく、自由にレポートコントロールをレイアウトできるレポート形式です。データを繰り返し表示する部分は、ページレポート同様、ListコントロールやTableコントロールといったデータ領域が利用できますが、データ数に応じてこれらのコントロールは伸長していくので、実行結果はデータ数に依存します。定型の様式をもった帳票ではなく、データ件数が変化するレポートを柔軟に表示したい場合や、データソースの異なるテーブルやグラフを自由に配置したい場合に最適です。
    • ダッシュボード:「ダッシュボード」は、Webアプリケーション上での「インタラクティブなデータ分析」を目的として設計されたレポート形式です。「表示エリアのタブ切り替え」や「コンテナコントロールのスクロール表示」といった機能により、一つのダッシュボード上で多くの情報を効果的に表示できるようにレイアウトが最適化されています。このダッシュボードを利用することで、複数のデータソースをテーブル、リスト、チャートなどのコントロールで可視化し、インタラクティブなフィルタリング操作によってデータ分析を行うことが可能です。
  • 使いやすいレポートデザイナ:ActiveReportsのレポートデザイナはVisual Studio上で起動し、帳票設計用コントロールをドラッグ&ドロップで自由に配置して直感的にデザインできるので、外観設計にかかる時間を大幅に短縮できます。
    • Visual Studioに統合されたデザイナ:デザイナがVisual Studioに統合されているため、アプリケーション本体とシームレスに帳票デザインを行えます。また、プレビュー機能により、最終的な出力を確認しながらのデザインができるので、開発効率が格段に向上します。
    • 豊富なデザイン支援機能:スナップライン、ガイドライン、均等割付、パディング、デザイナの拡大/縮小、パンモードを使って、よりきめ細かなレイアウトを作成できます。また、レポートパーツ機能により、既存レポートのデザインの一部を簡単に再利用できます。さらに、ページレポート/RDLレポートでは、レイヤーを使用して、既存のレポートをスキャンした画像を背景に配置し、トレースしながらのデザインも可能です。
  • マルチプラットフォームに対応した高機能ビューワ:ActiveReportsはWindowsフォーム、WPF、ASP.NET Webフォーム、JavaScript、Blazorの5つのアプリケーション形態に対応した帳票ビューワを提供しているので、ActiveReports1つで様々な形態のアプリケーション開発に対応可能です。
    • Windowsフォーム/WPF用ビューワ:WindowsフォームとWPF、それぞれ専用の帳票ビューワコンポーネントを提供します。アプリケーションに組み込んで、作成した帳票の閲覧ができるほか、印刷、検索、表示ページ数の切り替え、ページ移動、拡大/縮小、ページ設定ダイアログなど、豊富な機能が標準で使用できます。また、ツールバーはエンドユーザーの要望に合わせてカスタマイズできるので、不要なボタンの削除や、独自のカスタムのボタンの追加なども可能です。
    • WebViewer〈Professional限定機能〉:ブラウザで帳票閲覧を可能にするASP.NET Webフォーム専用のコンポーネントです。3つの出力タイプ(PDF、HTMLビューワ、Raw HTML)をサポートします。レポートをWebViewerコントロールに設定し出力形式を指定するだけで、複雑な処理コードを記述することなく、簡単にWeb帳票を実現できます。
    • JSビューワ〈Professional限定機能〉:JavaScriptライブラリとして様々なWebアプリケーションに組み込めるビューワです。帳票データを作成するバックエンドの環境には、ASP.NETだけでなく、ASP.NET Coreを使用することも可能です。Microsoft EdgeやChrome、iPadやiPhoneでの閲覧をサポートします。また、要件にあわせてツールバーなどの外観や機能をカスタマイズすることもできます。JSビューワの使用方法を見る
    • Blazorビューワ〈Professional限定機能〉:ASP.NET Core Blazorに統合して使用できる帳票ビューワです。Blazor Server、およびBlazor WebAssemblyのRazorコンポーネント上に組み込んで、レポートのプレビュー、印刷、各種エクスポートといった機能をご利用できます。Blazorビューワの使用方法を見る
  • ExcelやAccessなどの既存資産を活用
    • インポートツール:Microsoft AccessやExcel,Crystal Reportsで作成したレポートデザインからActiveReports形式へと変換する専用ツールが付属しています。ウィザードにしたがってファイルを読み込み、オプションを選択するだけで簡単にレイアウト情報を移行できるので、既存資産を活用した帳票開発が可能です。またExcelの場合は、メタ情報をシートに埋め込むことで、Excel上の表をページレポート/RDLレポートのTableコントロールとして取り込むこともできます。
  • 外字出力や電子署名など充実のPDF出力機能:ActiveReportsではPDFを出力する際に、外字出力、電子署名、タイムスタンプ、日本語フォントの埋め込み・非埋め込みの選択、印刷プリセットの設定、入力フォームの出力など、様々なオプション機能が利用可能です。
  • ※ 上記のオプション機能はStandardエディションでは使用できません。
    • PDF外字〈Professional限定機能〉:外字フォントをPDFファイル内に埋め込んで出力できます。外字はファイル方式とリンク方式の両方に対応しており、Windowsの外字エディタで作成したものから市販のものまで、さまざまな外字を使用できます。また、外字フォントに限らず、任意のフォントセットごとにフォントデータをPDFファイル内に埋め込むか埋め込まないかを選択できます。
    • PDF電子署名〈Professional限定機能〉:PDFに電子署名とタイムスタンプを付与できます。認証機関から取得した電子IDで署名したPDF文書を作成することで、 文書の改ざんを防ぎドキュメントの真正性と完全性を保証します。
  • 動的なレイアウトの制御にも対応
    • 〈セクションレポート〉コーディングで柔軟なレイアウト制御:セクションレポートはWindowsフォームライクなイベントモデルを提供しています。プロパティの設定だけでは表現できない複雑な制御が必要な場合も、Format/BeforePrint/AfterPrintというイベントを利用して、開発者が使い慣れているVB.NETやC#で帳票を柔軟に設計できます。Visual Studioが持っているコードスニペットやデバッグ機能を活用できるので、アプリケーション本体とのシームレスなコーディング作業が可能です。
    • 〈ページレポート/RDLレポート/ダッシュボード〉「式」を使ってプロパティを動的に制御:変更したいコントロールのプロパティに「式」を設定することで、動的な変更を実現できます。特定条件の時に出力する値を別の文字列に変換する、明細行を隔行で色分け、といった要望にも対応可能です。
  • エンドユーザーに帳票の編集環境を提供可能:レポートデザイナ機能を作成できるコントロールが製品に付属しているため、エンドユーザー環境(ActiveReports やVisual Studioのない環境)でも帳票の新規作成や変更を行えるデザイナアプリケーションを作成できます。実装する機能は開発者が自由に選択できるので、エンドユーザーに変更させたくない部分は利用不可にするといった安全対策もとれます。
    • Windowsフォーム用デザイナコントロール〈Professional限定機能〉:Windowsフォームでデザイナアプリケーションを作成するためのコントロールを提供します。以下のコントロールを組み合わせてエンドユーザーの要件にあわせたデザイナアプリケーションを作成できます。
      • Designer
      • ReportExplorer
      • Toolbox
      • LayerList
      • GroupEditor
      • ReportsLibrary
    • Webデザイナコンポーネント〈Professional限定機能〉:エンドユーザーがWeb上で帳票の新規作成や変更を行えるデザイナアプリケーションを作成できる、JavaScriptのWebデザイナコンポーネントを提供します。バックエンドの環境には、.NET Frameworkだけでなく、/.NET 6/.NET 7/.NET 8を使用することも可能です。
    • Blazorデザイナコンポーネント〈Professional限定機能〉:ASP.NET Core Blazorに統合して使用できる「Blazorデザイナ」を提供します。Blazor Server、およびBlazor WebAssemblyのRazorコンポーネント上に組み込んで、エンドユーザーがWeb上で帳票の新規作成や変更を行えるデザイナアプリケーションの作成が行えます。
  • その他の機能/特長
    • Webアプリケーションでプレビューなし印刷〈Professional限定機能〉:WebアプリケーションでもJSビューワ、またはWebViewer(PDF)を使用して、クライアントマシンに接続されたプリンタへの プレビューなし印刷が可能です。
    • より使いやすく長期的な運用支援:開発ライセンスは、1ライセンスで3台のマシンに製品をインストールできます。異なるOSでの動作確認や設計作業のたびに、ライセンスの入れ替えを行うといった手間が省けます。また、開発したアプリケーションを長く運用していただくために、有償による「保守サービス」を提供します。保守サービスの契約期間中は、テクニカルサポート、フリーアップグレードのサービスをご利用いただけます。
    • 豊富なサンプルコード付き:製品の基本操作を確認できるVisual BasicとC#両方のサンプルプロジェクトを付属しています。また、製品ヘルプやサンプルコード集、ナレッジベースに多数のサンプルコードを公開しています。

Professionalエディション専用の機能:以下の機能を使用するためにはProfessionalエディションが必要となりますのでご注意ください。

  • Blazorビューワ
  • JSビューワ
  • WebViewer(ASP.NET Webフォーム用レポートビューワ)
  • Webデザイナコンポーネント
  • Blazorデザイナコンポーネント
  • エンドユーザーデザイナ(Windowsフォーム)
  • 強化されたPDF出力機能(外字出力、電子署名、長期署名(PAdES)対応PDF出力、太字出力、IVS文字出力、タイムスタンプ、日本語フォントの埋め込み・非埋め込みの選択、PDFフォーム、PDF/A、PDF/UA-1、PDF 2.0、印刷プリセット、マルチランゲージ)
  • InputFieldTextコントロール、InputFieldCheckBoxコントロール、InputFieldコントロール、Mapコントロール、TableOfContentsコントロール
  • Word(.docx)出力