DioDocs for Excel(日本語版) のリリース
Released: Mar 6, 2024
V7J での更新項目
機能
- 入力フォームのPDF出力:PDFファイルに出力する際に、ワークシートに追加しているフォームコントロールをPDFフォームのフィールドとして出力できるようになります。設定するには、PdfSaveOptions.FormFieldsプロパティをtrueにします。
- 非同期カスタム関数:非同期的なカスタム関数を実装できるようになります。外部ソースからデータを取得したり複雑・大量な計算を実行するような時間のかかる処理を非同期的に実行して、アプリケーションの応答性を高めることができます。設定するには、AsyncCustomFunctionクラスから派生するカスタム関数を作成します。
- 指定した列を引用符で囲んでCSV出力:指定した列だけ引用符で囲んでCSVファイルに出力できるようになります。メインフレームなどCSVファイルを受け取る側の仕様にあわせて、必要な列だけを引用符で囲むことが可能です。設定するには、CsvSaveOptions.QuoteColumnsプロパティで引用符で囲む列を指定します。
- セルのデフォルト値を設定:空白のセルまたはセル範囲に対して...
Released: Jun 21, 2023
V6J SP1 での更新項目
機能
- 複数のワークシートを一度にコピー、移動:複数のワークシートを、指定した位置またはワークブックの最後に一度にコピーまたは移動できるメソッド(Copy、CopyBefore、CopyAfter、Move、MoveBefore、MoveAfter)が追加されます。
- XLTXファイル形式のサポート:XLTX形式のファイル(Excel 2007で作成したテンプレート)の読み込みと保存に対応します。XltxOpenOptionsおよびXltxSaveOptionsクラスを使用して、読み込みや保存する際のオプションを設定することもできます。
- 画像として保存する際のオプション:ワークシートや指定したセル範囲、図形を画像に変換する際に、ImageSaveOptionsクラスを使用して以下のオプションを設定できるようになります。
- ScaleX/ScaleY:画像のスケールを設定
- Resolution:画像の解像度を設定
- BackgroundColor:画像の背景色を設定
- BlackAndWhite:白黒画像として出力するかを設定
- ShowRowHeadings/ShowColumnHeadings...
Released: Sep 29, 2022
V5J SP2 での更新項目
機能
- 帳票テンプレートの機能強化(自動改ページ):帳票テンプレートに連結するデータが指定行数を超える場合、自動で改ページを実施します。同じレイアウトで新しいワークシートを自動的に追加し、そこに超過したデータを追加できるようになります。
- 帳票テンプレートの機能強化(デバッグモード):デバッグモードでExcel帳票を生成すると、生成されたExcel帳票に帳票テンプレートのワークシートを保持できます。これにより同じワークブック内で簡単に「帳票テンプレートのワークシート」と「生成されたExcel帳票のワークシート」を比較、確認できるようになります。デバッグモードを有効にするには、新しいグローバルオプションTemplateOptions.DebugModeをtrueに設定します。
- フォームコントロール:V5JSP1以前はExcelのフォームコントロールの入出力にのみ対応していましたが、V5J SP2からはフォームコントロールの操作にも対応します。これによりフォームコントロールの追加、削除、コピー、プロパティの変更などができるようになります。対応しているフォームコントロールは以下です。
Released: Jun 13, 2022
V5J SP1 での更新項目
機能
- 帳票テンプレートの機能強化(パフォーマンス改善):帳票テンプレートを使用してExcel帳票を作成する際の処理時間およびメモリ使用量が、従来よりも削減できるようになります。今後のバージョンでも引き続き改善に向けて取り組んでいく予定です。
- 帳票テンプレートの機能強化(JSONデータ): JSONデータをデータソースとしてバインドする際にJSONデータのデシリアライズが必要でしたが、JsonDataSourceクラスを使用して従来より簡単に使用できるようになります。
- Excelファイルからのデータ抽出を高速化(ワークシート、テーブル): V5Jで特定の範囲を設定してデータ抽出が可能になりましたが、V5J SP1では特定のワークシートやテーブルを設定してデータを抽出できるようになります。
- 書き込みパスワードの設定: IWorkbook.WriteProtectionクラスを使用してワークブックに書き込みパスワードを設定して読み取り専用にすることができるようになります。
- テーブルを範囲へ変換: テーブルの機能が不要となり、テーブルのスタイルとデータだけを利用したい場合に、ITable...
Released: Feb 9, 2022
V5J での更新項目
機能
- Excelファイルからのデータ抽出を高速化:ワークシートのオブジェクトモデル全体を読み込むことなくデータのみを抽出
- 動的配列数式の強化(Formula2プロパティ):従来よりシンプルに動的配列数式を設定できるIRange.Formula2プロパティを提供
- スレッド形式のコメント:スレッド形式のコメントを設定できるようになります。以下のようなコメントの操作が可能になります。
- •IRange.AddCommentThreadedメソッド:スレッド形式のコメントの追加
- •ICommentThreaded.AddReplyメソッド:返信の追加
- •ICommentThreaded.Textプロパティ:コメントの編集
- •ICommentThreaded.Deleteメソッド:コメントの削除
- •IRange.ClearCommentsThreadedメソッド:スレッドの削除
- リンクされた図:Excelの貼り付けオプション「リンクされた図」に対応
- ワークブックの表示モード:Excelで用意されているワークブックの表示モード「標準」、「改ページプレビュー」、「ページレイアウト...
Released: Oct 22, 2021
V4J SP2 での更新項目
機能
- 動的配列数式:可変サイズの配列を返す動的配列数式に対応します。
- Workbook.AllowDynamicArrayプロパティにより、動的配列数式の有効/無効を設定できます。
- 動的配列数式に関連する以下の関数に対応します。
- FILTER(定義した条件に基づいてデータの範囲をフィルター処理する)
- RANDARRAY(乱数の配列を返す)
- SEQUENCE(配列内に連続した数値の一覧を生成する)
- SINGLE(単一の値を返す)
- SORT(範囲または配列の内容を並べ替える)
- SORTBY(範囲または配列の内容を、対応する範囲または配列の値に基づいて並べ替える)
- UNIQUE(範囲や配列内の一意の値の一覧を返す)
- 暗黙的なインターセクション演算子「@」に対応します。動的配列数式に「@」が付いていると、複数ではなく単一の結果を返すようになります。
- CalcError列挙体に以下のエラーが追加されます。
- Spill(動的配列数式の結果を隣接するセルに配置できない場合に発生)
- Calc(Excel エンジンが現在サポートしていないシナリオに遭遇した場合に発生)
- 新しい関数のサポート...
Released: May 28, 2021
V4J SP1 での更新項目
機能
- 数式を構文木(Syntax Tree)に解析:セルに設定されている数式を構文木に解析することで、数式の解析や修正、作成が可能になります。
- 数式を値に置き換えてExcelファイルへ出力:XlsxSaveOptions.IgnoreFormulasプロパティを設定して、Excelファイルへ出力する際に数式のセルは値のセルとして保存できます。
- JSONをロードする新しいオーバーロードメソッド:Workbook.OpenメソッドでJSONファイルをインポートできるようになります。インポートする際にDeserializationOptionsを使用してオプションを設定することも可能です。
- PDFを開く際の動作を設定:PDFを出力する際にOpenActionScriptプロパティでJavaScriptのコードを設定することで、PDFを開いた際に特定のアクションを実行することができるようになります。
- テンプレート構文の強化(パフォーマンスの改善):ProcessTemplateメソッドによる処理が改善され、テンプレート構文を利用したExcelファイルの生成がこれまで以上に高速になります...
Released: Feb 17, 2021
V4J での更新項目
機能
- テンプレート構文の強化(カスタム入力フィールドと検証): 日付、時間、電話番号、メールアドレス、URLなどのデータにあわせた入力方法を提供するカスタム入力フィールドと、最小・最大値、文字/数値のパターン、必須かどうかなどの入力データの検証を定義する新しい構文を提供
- テンプレート構文の強化(カスタム入力フィールドと検証): 通常データソースにデータがない場合には空白セルとして出力されますが、この際にセルに出力するデフォルト値を設定できるようになります。
- ピボットチャート: ピボットチャートを追加してピボットテーブルのデータを表示できるようになります。既存のピボットテーブルの更新や削除も可能です。
- 反復計算: 特定の数値条件が満たされるまで計算を繰り返す反復計算ができるようになります。最大反復回数や変化の最大値も設定できます。
- バーコードのPDFエクスポート: ワークシートに設定したバーコードをPDF/HTML/画像へ出力できるようになります。
- 外部参照式: 外部参照式を設定して別ワークブックのセルを参照できるようになります。
- セル範囲のアドレスを取得...
Released: Sep 16, 2020
V3J SP1(3.1.0.513) での更新項目
機能
- ExcelテンプレートからのPDFフォーム生成をサポート
- Excelテンプレートでのスパークラインとテーブル使用をサポート
- Excelテンプレートでの固定レイアウトの定義と、特定の範囲へのデータの展開をサポート
- ワークブック/ワークシート/範囲のHTMLへのエクスポートをサポート
- デジタル署名APIをサポート(署名欄の追加と署名、非表示の署名の追加と署名、署名の検証など)
- ピボットテーブルの機能が強化(1つのピボットフィールドからの複数データフィールドの作成、更新の遅延、ソート、フィールドレイアウトの設定など)
- 図形のZオーダーの調整をサポート
- PDF出力時の画像の品質設定をサポート
- Excelに画像を追加する際の、画像の透明度の設定をサポート
- SpreadJSの機能がさらにサポート(縦/横グリッド線の表示・非表示、右下起点のウィンドウ枠の固定など)
不具合の修正
- シート内のセル全体に対してスタイルやフォントを指定して保存すると、ファイルサイズが非常に大きくなる(文書番号...
Released: May 26, 2020
V3J SP1(3.1.0.513) での更新項目
機能
- テンプレートの実行後にセルに対して数式を保持
- テンプレート実行時の挙動をカスタマイズできるグローバル設定をサポート
- テンプレートにてチャート/画像/条件付き書式をサポート
- Excelオブジェクト(チャート/図形)の画像形式への変換をサポート
- ワークブックとワークシートにおいてパスワードによる保護をサポート
- 元年の表示書式をサポート
- チャートにエラーバー(誤差範囲)が追加可能
- チャートにてタイトル/軸目盛りラベル/データラベルのテキスト角度が指定可能
- 図形内のテキストの位置調整をサポート
- 特定のセル範囲を指定して画像が追加可能
- 図形においてグラデーションによる塗りつぶしをサポート
- チャート/シェイプ/画像に対してカスタムの名前の追加可能
- PDFエクスポート時にシートの背景画像が指定可能
- PDFエクスポート時にページ情報か取得可能
- PDFエクスポート時にてセル背景色が透過可能
- ワークシートに対するJSON形式での保存/読み込みをサポート
- SpreadJSのアウトライン列をサポート
- ワークシート/表/範囲に対するデータバインディングをサポート...